この2年で8回も北海道を訪れた、北海道ガチ勢の筆者が宿泊した宿のまとめ記事です。
第三回となる本記事では道北の宿を紹介。
※本記事では旭川・上川以北を道北としています。
他の宿泊者や宿主と交流できるようなリビングがあったり、ドミトリーを備えていたりといった、いわゆるゲストハウスや旅人宿に該当する宿が中心です。
なお宿泊料金については
・2024年2月19日現在の料金
・曜日や予約のタイミングで料金が細かく変わる宿の場合は、2024年3月最初の土曜に一泊で予約した場合の料金
を、予約サイトを介さず直接予約した想定で書いてます。
基本的に大型連休の際は料金が上がりますし、北海道では秋からGW前くらいまで暖房代を別途徴収する宿も多いです。
宿ごとの個別記事には宿泊した当時の宿代を書いているので、物価高騰等で当時から値上りしている可能性も。
読者の皆様におかれましては、宿泊を検討する前に宿の公式ホームページや予約サイトをご自身でご覧いただき、最新の情報を入手するようお願いいたします。
旅の宿 パッチワーク(旭川市)
住所
北海道旭川市西神楽1線475-1
アクセス
JR 千代ヶ岡駅から徒歩5分
タイプ
ゲストハウス
宿泊料金
男女別ドミトリー 3500円
※冬季は暖房代+500円
コメント
旭川駅から電車で30分の千代ヶ岡駅が最寄りの「とほ宿」。
宿は住宅や農地に囲まれていているが、旭川からの終電が22時半まであるので夕飯には困らないはず。
食パンとコーヒーの無料朝食あり。
旭川空港までの送迎をお願いできるが、その際に空港のフードコートで夕飯を食べてから迎えに来て欲しい、千代ヶ岡のセコマに寄って欲しいなどのリクエストも可能。
予約時に宿主の河野さんと手握りのこと。
なよろサンピラーユースホステル(名寄市)
住所
北海道名寄市日進391-2
アクセス
JR 日進駅から徒歩10分
JR 名寄駅からバスもあるが、本数が少ないのであまりおすすめしない。名寄駅から歩いて1時間なので、景色を楽しみながら歩くのもあり。
タイプ
ユースホステル
宿泊料金
ドミトリー 4480円
シングル 5480円
※2食付きは+2000円、冬季は暖房代+500円
コメント
小綺麗なユースホステル。
飲み会やティータイムはなく、新興系ゲストハウスに近い雰囲気。温泉送迎あり。
朝食の手作りパンが美味しい。
無料でママチャリを借りられる。上記の温泉まで夕方の散歩に出かけようとしたところ、道中でヒグマを観測したので熊鈴など対策は怠らないように。
あしたの城(豊富町)
住所
北海道天塩郡豊富町豊徳
タイプ
民宿
アクセス
JR 豊富駅から予約制乗り合いバスで
宿泊料金
ドミトリー 4500円
個室 5500円
※2食付きは+1500円、暖房使用時に+300円
コメント
とほ宿の中でも屈指の歴史を誇るレジェンド旅人宿。
周囲には農地以外に何もなく、これぞ北海道な雰囲気を味わえる大草原の小さな家。
筆者が宿泊した時は絶賛コロナ禍で夕飯の提供がなかったが、開業以来の名物・牛乳鍋が有名。
食べてないので味の感想は言えないが、近隣には飲食店やコンビニは一切なく、豊富の市街地まで10kmあるので食事は必ず付けることを推奨。
歴史ある旅人宿ならではのウェットな交流が楽しく、いつかリベンジしたい宿の筆頭です。
層雲峡ホステル(上川町)
住所
北海道上川郡上川町層雲峡39
タイプ
ゲストハウス
アクセス
層雲峡のバスターミナルから徒歩5分
宿泊料金
ドミトリー 3600円〜
個室一人利用 5500円〜
コメント
元ユースの建物を利用した山小屋風ゲストハウス。
清潔感、リビングの快適さなど筆者がこれまで泊まったゲストハウスの中でも最上位。
スタッフの方も訓練されてるがビジネス感がなく、一言で言えば気持ちの良い接客。
層雲峡の温泉街に飲食店はいくつかあるが、宿で注文できるカレーも美味。
近隣のロープウェイで黒岳まで楽々アクセス可能。
モシリパ(稚内)
住所
北海道稚内市中央2-9-5
タイプ
ゲストハウス
アクセス
JR 稚内駅から徒歩5分
宿泊料金
ドミトリー 3600円〜
コメント
筆者が北海道で泊まった最初のゲストハウス。
こちらもユースが前身で、訓練されたフレンドリーなヘルパーさん、気さくな宿主、設備の充実さなど層雲峡ホステルとの類似性が散見される。
オーナーは狩猟のプロということで、エゾジカのカレーを朝食で頂くことができる。最近は夕食も提供しているらしい。
稚内駅前から宗谷岬やノシャップ岬行きのバスに乗れる。
ばっかす(稚内)
住所
北海道稚内市抜海バッカイ116-4
タイプ
民宿
アクセス
JR 抜海駅まで無料送迎あり
稚内空港や稚内駅、フェリーターミナルまでも有料で送迎してもらえる。
宿泊料金
ドミトリー(2食付き) 6500円
コメント
稚内は稚内でも、こちらは抜海という小さな集落にある「とほ宿」。稚内市街地まではチャリで1時間ほど。
チャリは宿で有料レンタルでき、予約しておけばJRに合わせて抜海駅まで持って来てもらえる。
ドミは和室二人部屋。
稚内市街地までの約15km、飲食店は一切ないので食事は付けた方が良い。
というか、食事をウリにする「とほ宿」の中でも、ばっかすの食事はボリューミーなことで有名なので食事目当てで泊まりたい宿。海鮮から肉料理までレパートリー豊富。
食後は宿主夫婦、他のゲストとの飲み会もある、とほ宿らしさを存分に味わえる宿。