【宿情報】利尻を望む交流重視の旅人宿/ばっかす(稚内)

ブログ読者の皆様

いつもお世話になっております。

表題の件、稚内市の抜海で宿泊したとほ宿・ばっかすをご紹介します。どうぞご覧ください。

Information


宿泊日

2023/9/17(日)〜9/18(月)

住所

北海道稚内市抜海バッカイ116-4

宿泊料金

ドミトリー(2人部屋) 4300円
※朝食600円、夕食1600円
※個室を1名で使う場合は+1000円

レセプション

チェックイン  15時半〜21時
チェックアウト 〜10時

※夕食を食べる場合は18時半までに到着のこと

Wi-Fi

あり

メモ

オーナーの伊東さんは、とほ宿の事務局をもう何年もやられているらしい。

アクセス

抜海駅まで送迎あり。無料。

送迎不可の時間帯、送迎はできるけど食事の提供不可の時間帯があるので、ホームページを確認のこと。


稚内駅、フェリーターミナル、稚内空港への有料送迎サービスもあります。

こちらもホームページを熟読のこと。


さて、稚内という最果ての地でもひときわ寂寥感のある、抜海を訪れる旅行者ならそれなりに体力もあることでしょう。

そこで今回は、JR宗谷本線 抜海駅から歩いて宿に向かうルートをご紹介します。所要時間は約30分。


駅から離れてすぐのT字、ここで右折。


一本道をひたすら進みます。


ここで左折。

またまた一本道をひたすら進みます。


↑の写真は夕方に撮ったものですが、日中なら、また天気が良ければ見事な利尻富士を拝めます。

(あまりにはっきり利尻富士が見えたもんで、あれは本土のどこか違う山だろう・・・と昼間に写真を撮らなかったのはここだけのお話)


左手に廃校が見えてきたらあと少し。

抜海地区にも普通にヒグマはいるっぽいので、なるべく日中に移動するようにしましょう。

宗谷本線の本数が少ないからなかなか上手く噛み合わないかもしれないけどな!

客室

布団敷きかつ二人部屋という、なかなか珍しいタイプのドミトリーに宿泊。


旅人宿に慣れてない人にはしんどいかもしれませんが、ルームメイトもベテランのライダーの方だったのでそこは互いに干渉せず普通に眠りました。

設備

普通の家庭用の風呂が一つと、トイレが男女一つずつ。

冬場は浴槽にお湯を張れるみたいです。


洗面所の水は飲めます。

冷たくて旨い。


宿泊客の憩いの場所となるリビング。

今年の4月、安平町にある旅の轍という民宿主催のオフ会キャンプに参加したのですが、そこでお話しした女性と偶然再会するなどしました。世間は狭い。


www.sekainoasameshi.com


↑旅人宿お馴染み、漫画とフリードリンク

食事

とほ宿は食事自慢のところが多いですが、ばっかいの飯はひときわボリュームたっぷりということで知られています。

その日泊まり合わせた他のゲストと囲む食卓は、旅人宿の醍醐味ですよね。


この日のメインは巨大なピーマンの肉詰め風味メンチが3つ。あまりのボリュームに言葉を失いました。

年始に宿泊した木理の飯に匹敵します。


www.sekainoasameshi.com


他にも新鮮な刺身に


グラタンなどの豊富な副菜たち。

地元の食材がふんだんに使われていて、とても美味しかったです。ご馳走様でした。

ちなみに缶ビールは宿で買えます。


こちらは朝メシ。

普段なかなか魚を食べないので、サンマの旨みが心に染みます。生卵や海苔(納豆との選択)もあってご飯が進む。


また、夕食後にカンパ制の飲み会(自由参加)があります。

僕は旅人宿でのこういう時間を求めて北海道を訪れている節があるので当然参加しました。


ライダーの親子や、ベテランの旅行者の方、宿主夫妻と飲みながら色々お話しできてとても楽しかったです。

自分の業界や専攻とは全然違う世界で生きる人の話って聞いていて面白いですよね。

周辺環境

抜海はとても小さな集落なので、最後にミニ町歩きの章を設けたいと思います。


宿の向かいにある郵便局。


宿の裏の小山、もとい丘。


漁港のところにある、このエリアで唯一の自動販売機。

宿のホームページに書いてありますが、ここから稚内市街地まで一切の商店がないので、特に自転車で旅される方は移動前に十分な水と食料を買われることを推奨します。


この荒涼とした感じ、本州じゃなかなか味わえないですよね・・・


宿主曰くあんまり釣れないみたいですが、サケ釣りでポツポツ釣り人が来るみたいです。


冬は野生のアザラシにも会えるらしい。


遠くに来たなぁ、という気持ち。


これだから旅はやめられません。

コメント

旨い飯に飲み会といった旅人宿の醍醐味を一通り味わえ、素晴らしい宿泊体験となりました。

抜海というニッチな場所に来るくらいなので、他のゲストも旅慣れされている方が多い印象。

利尻や礼文の旅をする時の前泊・後泊として、是非ともまた泊まってみたい宿です。