【宿情報】自家製パンが旨いユース/なよろサンピラーユースホステル(名寄市)

名寄市で宿泊した「なよろサンピラーユースホステル」をご紹介します。

Information


宿泊日

2023/9/16(土)〜9/17(日)

住所

北海道名寄市日進391-2

電話番号

01654-2-2921

宿泊料金

3ベッドドミ 3980円

※冬は暖房代で+300円
※他、シングル4980円など
※ユース非会員向けのキャンペーン実施中、非会員も会員と同額で宿泊可能(ユース会員の恩恵はなし)

レセプション

チェックイン  16時〜22時
チェックアウト 〜10時

Wi-Fi

部屋では途切れがち

荷物預け

自転車小屋に置いておく

メモ

宿主催のツアーが種類豊富。コモンスペースでお話しした他のゲストさんは、ザ・ロイヤルエクスプレスの撮影ツアー目当てで宿泊されたみたいでした。

アクセス

JR宗谷本線 日進駅から徒歩5分


極めてミニマムな日進駅の駅舎。もちろん無人駅。
ホームも一つです。


宿の外観はオレンジで、ホームからも視認は容易。


一本道を歩いて行きます。

名寄駅から歩く

名寄駅と日進駅はお隣で、共に宗谷本線に属する駅ではありますが、日進に特急電車は停まりません。


また普通電車だと名寄〜日進は直通になっておらず、稚内方面に抜けるにしろ旭川方面に抜けるにしろ、必ず名寄駅での乗り換えが発生します。

待ち時間は30分〜1時間ほど。


どうせ待つならと、今回は名寄駅から歩いて宿に向かうことにしました。所要約1時間ほど。

駅から出たら右折。

その後、ひたすらひたすら直進します。


時間によってはユースホステルの前を通るバスがあります。が、電車との接続なんて考えちゃあいけない。


名寄市で一番古い洋風建築みたいです。


↑名寄市役所


ここにも洋風建築が。

ただ遺構として残しておくだけでなく、往年とは別の形で今も現役で使われているのが良いですね。


↑町並み


外壁に掛けられたメニューを覗いてみると、リーズナブルな価格でボリュームある料理が食べられる感じでした。


↑町並み


↑団地


魚屋・・・ではなくラーメン屋みたいです。

名寄には飲食店が結構多いですね。


道の左側には公園があります。


さらに直進し、日進橋という橋を渡ります。


言うて熊なんて出る訳ないだろ・・・
そんなふうに考えていた時期が僕にもありました。


雄大な名寄川


橋を渡り、写真の分岐で右の小道に入っていく・・・というのがグーグルマップで表示されるルート。


実はここで曲がらずに道道939号さらに直進すると、前述の日進駅がある道にぶつかります。

分かりやすいのは後者のルートの方かもしれません。


ここからは町歩きの記事に代わって、田舎道を歩いた様子を淡々と掲載していきます。


仕事のストレスが緩和されていくのを感じます。

一足遅い、ぼくのなつやすみ気分。


ユーチューブの「心洗われるbgm」みたいなタイトルの動画でサムネイルになってそうな画ですね。


ここで左折。


車もほとんど通らないのでのんびり歩けます。


宿があるのは、なよろ温泉サンピラーの方角です。


宿の近くにはサンピラーパークという広大な公園があり、レクリエーションや犬の散歩を楽しむ人で賑わっています。


あとはこの一本道を5分ほど歩くと到着。

オレンジ色の目立つ外見なので、宿を見落とすことはまず有り得ないでしょう。

客室

3ベッドドミに宿泊。ユースホステルなので、男女ドミがきっちり分けられています。

どういうロジックの暖房か知りませんが、夜は結構冷え込むのに部屋の中はかなり暑かったです。

同室の人と協議の上、扇風機を稼働させたくらい。


あと、二段ベッドじゃないドミトリーは結構珍しいと思います。カーテンの設え含め、病院のベッドを想像すると分かりやすいかもしれません。

設備

シャワールームは男女共用で2つ。

トイレ&洗面所は男女別々です。

ゲストはキッチンに入れませんが、洗面所の水は飲めるので問題ありません。


コモンスペース兼ダイニング。


ユース全盛期のような飲み会やお茶会があるタイプのユースではありませんが、それでも旅人宿ではあるので結構色んな人とお喋りできました。


筆者はこれを求めて北海道に来てますからねぇ


フリーコーヒー&ティーはいつでも飲んでOK。

他、アイスやビールも購入できます。


夕食後に、サンピラー温泉か天文台への送迎があります。温泉はちょっとお安く450円で入浴券を買えてお得。
(自力で行く場合はさらに安く400円で買える)

チャリだと登りが続くし、熊がでるような道を通るので、車がない人でも楽に安全に温泉まで行けるのはありがたい。


現地滞在時間も1時間あるのでゆっくり浸かれます。

休憩スペースや売店も充実しているので、湯上り後の暇潰しにも事欠きません。

売店では名寄土産を買える地味に有能なスポットです。

食事

旅人宿のお楽しみは何と言っても食事。

昔はコース形式だったみたいですが、最近ワンプレートスタイルに変わったようです。

夕食は1300円。


この日のメインはハヤシライスでした。

ご飯はおかわり可能、海鮮をウリにしている民宿と比べてしまうと北海道感はありませんが、丁寧に調理されていて美味しかったです。


朝食は700円でパンがメイン。

日進駅から7時台の電車に乗る場合は少し早く出してもらえます。


焼き立ての自家製パンが、もちもちしてて非常に美味しかったです。おかわりもできました。


↑必要十分なおかず達


食後はコーヒーを飲んでまったり。

周辺環境

お察しの通り、宿の近くに恐らく店はありません。

日進橋の手前にセコマがあるのでそこで買うか、菓子と飲み物くらいならサンピラー温泉の売店でも買えます。


もしかしたらサンピラーパークにも自動販売機くらいならあるかもしれません。


この小屋の中にママチャリが収納されていて、事前にネゴっておけば無料でレンタルできます。

荷物もここに置いてOK。


なお自転車の傍らにある古びた貸出名簿にロック番号が書かれていますが、絶妙に分かりにくいので予め宿に電話して確認しておくことを推奨します。


北の大地でのサイクリングは最高に気持ち良いです。


サンピラー温泉までは緩やかな登りがメイン。

一日歩いてチャリ乗って疲れたので、僕は途中で引き換えしてしまいました。


ちなみに普通にヒグマが出たので、これから行かれる方は熊鈴などの準備は怠らないように。

コメント

日進駅に近く、朝食が美味しい優良物件。

車の方が楽ではありますが、これだけ駅に近ければ公共交通でも全然旅行できます。

興味のある方は各種ツアーへの参加もおすすめです。