タシュケント→ブハラの夜行列車はタシュケント南駅から乗りましたが、今回到着したのはタシュケント中央駅。
特急列車だけでなく国際列車も発着するので、パスポートコントロールの案内もあります。別に国際列車に乗らなくても、駅構内に入るだけでパスポートチェックあるけど・・・
そしてPCR。
時期的にはコロナもだいぶ落ち着き、颯爽と海外出張に出かける営業さん達も増えてきたものの、まだ完全にはコロナ禍から脱していなかった頃です。
例によって例のごとく、Yandex Taxiを召喚して本日の宿に向かいます。
↑街並み
本日の宿、Sunrise Caravan Stayです。
ゲストハウスながらも個室は豪華、中庭や共用リビングの雰囲気も良い、素晴らしいゲストハウスでした。
宿があるのは閑静な住宅街の中で、実に平和な空気が漂っています。一般家庭ながらどこも庭が手入れされており、門構えからQOLの高さが垣間見れますね。
タシュケント初日に泊まったLight Hostelも、こんな感じの住宅街の中にありました。
ちなみにSunrise Caravan Stayとは、大通りを挟んで反対側という関係。
どちらも最寄りの地下鉄駅はOybek駅になります。
さて、我々勇者パーティーの現金が枯渇に枯渇を重ねており、両替のため銀行に来ました。
昼休み明けだったのか、僕らが訪れた時はちょうどカウンターが開き始めた頃。
素早く両替カウンターの列に並び、なんとか二番目の受付票を確保できました。
しかし、この両替の担当者がとんでもないポンコツだったのです。
ジョコビッチ似の彼は頬杖をつきながら、先鋒のおばちゃんが持ち込んだ大量の金とモニター交互にを眺めるだけ。
いかにも高尚なこと考えていそうな表情ですが、それだけではオペレーションは進みません。
最初はこれぞ旧ソ連的オペレーションwwwとネタにしていた我々も次第に空腹で苛立ち、業を煮やした他の利用者たちがジョコビッチを取り囲み始めてようやく、旧ソ連基準でもジョコビッチの処理速度が遅すぎることに気付きました。
最終的に同期TとOが両替に成功したものの、この一件はジョコビッチ事件として、Bahodirで出会ったインドネシア・ルピアネキと共に筆者たちの記憶に残り続けるのであった・・・
さて、念願の現金を手に入れたので、遅めの昼食を食べに向かいます。
お目当ての店はネットで見つけたストローバヤ(ロシア式ビュッフェ食堂)です。
タシュケントの街並みはいかにも旧ソ連的で、ブハラはサマルカンドの旧市街とはかなり趣きが異なります。
韓国や中国風の店もあります。
↑街並み
パンダをロゴに使っておきながら店の名前はテリヤキという、アベンジャーズのようなお店です。
旧ソ連アパート萌〜
旅行者には旅の通過点として見られがちなタシュケントですが、正直なところ僕はブハラやサマルカンドよりタシュケントが好きです。
今後カザフスタンなどの周辺諸国を旅行する時に、タシュケントだけでも立ち寄りたいくらいには気に入りました。
同期Oは猫がお好き。
↑街並み
15時過ぎ、ようやく遅い昼飯にありつけました。
ストローバヤはショーケースから好きなメシを選び、重さや種類で値段が決まるカフェテリアスタイル。
ストローバヤに限らず、この手の食堂は言葉が通じなくても利用しやすいので、ウラジオストク、ジョージア、台湾、ハンガリーなど世界各地で依存レベルでお世話になりました。
筆者チョイス。
プロフじゃない普通の白米うめぇ
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