↑前回の旅行記
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タシュケントに戻る日が来ました。
イコール旅の終わりが、仕事の始まりが近付いていることを意味します。
荷造りしてから宿の朝メシをしばきます。
この中庭ともお別れです。
一人旅だったら、日中はずっとここで風にあたりながらチャイをしばいていたことでしょう。
Bahodir。
これまで多くの旅人を迎えて来た、サマルカンドのレジェンド安宿です。設備の劣化は否めないものの、それに負けないくらい素敵な出会いがありました。
ここで仲良くなったお兄さんとは、この旅行から約10ヶ月後に再会を果たします。
さて、本日は鉄道でタシュケントに戻ります。
駅までは安心のYandex Taxiを召喚。
最後にレギスタン広場を見れました。
旧市街を離れると、路面電車も走ってるんですね。
新市街の街並みはタシュケントと大差ありません。
さすがウズベキスタン第二の都市、商業の中心。僕もウズベキスタン出張のチャンスがある部署で働きたかったです。
レギスタン広場から大体20分くらいで駅に到着しました。
駅構内は重厚な雰囲気です。
昔は地下鉄や鉄道駅でカメラを出すと警察が飛んで来たと聞きますが、自由に撮影ができる良い時代になりましたね。
大きい駅なだけあり、売店も充実しています。
サマルカンド→タシュケントのチケットは、同期OがまとめてUZ Railwayのアプリから予約してくれました。
この旅2回目の鉄道移動です。
ホームではサマルカンド名物のナンを販売していました。
同期Tはここで買ったナンを、後生大事に未だにちびちび食べているそうです。
※サマルカンドのナンは水分が少ないので腐らないらしい。
ウズベキスタンは普通の旅行者が訪れる町が限られていることもあり、ルーティング似たりよったりになります。
GWも終盤なので、ここにいる日本人旅行者はほとんどみんな、今日か明日の韓国系エアで日本に帰るのでしょう。
中年夫婦や女子二人旅が多かったです。
電車がほぼ定刻に来るのが、ウズベキスタンの偉いところです。鉄道に関してはかなり発達してると思いますね。
もう少し本数が多いとありがたいけど。
筆者らのコンパートメントはこちら。
モニターは機能していません。
コンパートメントのルームメイトは、セレブリティ溢れるマブい嫁を連れた、意識高そうな日本人男性でした。
俺、商社マンの管理職だかんな、という顔でお仕事に励んでいらっしゃいましたよ。
さらばサマルカンド。
次は僕も、マブい嫁と一緒に来たいものです。
僕ら3人は意識高い系とは程遠いゆるふわ系日系メーカーマンですので、PCを叩く商社マンを尻目に車窓を眺め、昼寝を楽しみ、バザールで買った菓子を喰う。
代わり映えしない風景が続くと思いきや、意外と変化に富んでいて結構楽しめます。
荒野が多いものの、想像以上に緑豊かな区間もありました。
基本的には人工物のない広大な大地が広がっていて、時々小さな町や村を通る感じです。
マサラタウンくらいのミニマムさ。
↑同期達
↑同期T
↑墓
電車に向かって手を振る子供は万国共通。
やっぱり町を通る方が目で楽しめますね。
ブハラ→サマルカンドの乗合タクシー移動は本当に良かった。小さい町の生活を垣間見れたので。
この駅はなかなか大きいですね。
本日はタシュケントに一泊。明日の夜行便で韓国に戻り、2日後には日本です。
くっそーーーーーー
↑車窓
↑車窓
ちなみにトイレはこんな感じ。
古いですが、よく掃除されています。
旧ソ連を感じますね。
↑通路に佇むおばちゃん
同期達は自動車が大好きですが、僕は毛ほども興味ありません。運転も3年くらいしてないなぁ
トラブルもなく、昼過ぎにタシュケントに到着。
あと1.5日楽しみますよ!