気仙沼で宿泊したゲストハウス、SLOW HOUSEをご紹介します。
Information
HP
https://slowhouse.mystrikingly.com/
宿泊日
2024年6月29日〜6月30日 (1泊)
住所
宮城県気仙沼市幸町1丁目3-3
宿泊料金
・3ベッドドミ 4540円
・個室 5548円
予約
ブッキングコム経由でもVacation Stayとしての予約になる。民泊のシステムの関係か、部屋ごとに違う宿として登録されているので注意。
レセプション
チェックイン 15時〜22時
チェックアウト 〜11時
Wi-Fi
あり
メモ
湯河原に支店あり
アクセス
南気仙沼駅から
BRT下車後、徒歩7分ほど。
不動の沢方面(下り方向)に進みます。
写真の踏切にぶつかったら右折、その後すぐ交差点があるので、ミニストップの方に渡ってから左折。
元々は線路だったところをBRTの走行路としてるので、バスが踏切に垂直に入るという珍しい光景が見られます。
再び不動の沢方面に少し歩き、写真の物産店の一つ手前で右折して路地に入ると宿が見えてきます。
宿の建物こそ大通りから外れた住宅街の中にありますが、グーグルマップ使えば特に迷うことはありません。
気仙沼まち・ひと・しごと交流プラザから
宮古や仙台からのバスが交流プラザ(愛称:PIER7)の前に停まります。
PIER7からSLOW HOUSEまでは徒歩30分ほどです。
宮古から来た場合はバスの進行方向に、仙台から来た場合は引き返す形で20分ほど歩きます。
するとシャークミュージアムや土産物屋を擁する海の市という複合施設があります。
海の市から宿までは10分ほど。ここまでは海沿いの道をずっと歩いてきましたが、ここからは内陸部に向かって国道を歩いていきます。
前述の近所のミニストップが目印になります。
ミニストップのところで右折、以降は南気仙沼からの行き方をご参照ください。
主な観光地までのアクセス
シャークミュージアム
前述の通り、徒歩10分
気仙沼復興祈念公園
徒歩40分強。一応コミュニティバスも市内を循環してますが、本数は多くありません。
宿からグーグルマップで経路を調べると、宿の裏の高台を越えていくルートが表示されます。
これが最短ルートになりますが、多少歩く時間が長くても宿→海の市→PIER7と辿って行った方が良いです。
PIER7から公園は15分ほど。
最後に少しだけ坂を上ります。ちょっとキツい。
伝承館
南気仙沼駅から上り方面のBRTに乗り、陸前階上駅で下車。乗車12分、210円。
陸前階上から伝承館までは徒歩25分。
部屋
シングルベッドが3つ並ぶドミトリー。
他のベッドとは仕切りで仕切られているだけ、カプセルタイプのドミに比べるとプライバシーをありません。
とはいえ、海外のドミだと仕切りすらない宿が大半です。旅慣れてる人なら気にならないでしょう。
セキュリティボックスとコンセントあり。
タオルが2枚、支給されるのは嬉しいサービスです。
部屋に冷房はなく、網戸にしていても熱が籠もって少し寝辛かったのが残念。
ただベッド自体は快適でしたし、ここは秋から冬にまた泊まりに来たい宿でしたね。
設備&サービス
男女共用のトイレが2つ、風呂は1つ。
風呂は一応お湯を張っても良いみたいです。
洗面台は2つ
その傍らに洗濯機&乾燥機
共有スペース(なぜか逆アングルからの写真が消えてしまった・・・)
机、カウンター、ソファ、小上がりがあり、それほど広くはないものの、こじんまりとした共有スペースならではのアットホームさが漂っています。
共有スペースの横にはキッチンがあり、自炊はもちろん、タイミング合えばオーナーやスタッフの方と食事したりなんてこともできるみたいですね。
この宿、一言で言えばヒッピー感が漂っています笑
ゆるく、平和で、オン・マイ・ウェイな人が集まって、まったり過ごす感じ。
そもそも宿のコンセプトが、「余白」を大切にするというものです。
チェックインの時間にオーナー、スタッフの方がレセプションにいないなど運営面もゆるいですが、その分「人と人との時間」を味わえます。
雨が降ってるからとPIER7まで送っていただいたり、バイクで日本一周中の若者をお見送りしたり・・・
私の国内旅行の3/4は北海道で、北海道では年齢層が高めのとほ宿に泊まることが多いので、こんな感じで同じ世代の人とゲストハウスで話すのも久しぶりでしたね。
これまで泊まったゲストハウスだと、高岡のROOTS、尾道のあなごのねどこを思い出しました。
周辺環境
宿の近所には全国的なチェーンが多め。
港町で海鮮ばかり食べていると意外と飽きるので、長期滞在の場合はこういう店を織り交ぜるのも新鮮な気持ちで旅を続けるコツです。
最寄りのコンビニはミニストップ、南気仙沼駅の近くにもセブンがあります。
宿の近所、それから川沿いには東日本震災に建てられた団地が並んでいて、(少し不謹慎かもしれませんが)夜はライトアップされて美しかったです。
この辺も震災当時は津波が押し寄せた訳ですが、それを感じさせない完璧な復興を遂げていました。
宿の近所については日本全国のどこにでもある国道沿いの趣き。面白みはない普通の町です。
でもそんな普通の毎日を送れることが一番尊い。
海の市からPIER7にかけての海沿いの一帯は、内湾というエリア。
気仙沼観光の中心であり、飲食店が一番集まるエリアでもあります。
トレーラーハウス式の店が多いのが、何となくこの町が歩んで来た歴史を表している気がしますね。
特にPIER7の近辺は、震災後にできたであろうフレッシュな飲食店、ローカルな居酒屋や喫茶店など様々な業態の店が並びます。
気仙沼の居酒屋と言えばな福よし、ぴんぽんもこのエリアにあります。
ただSLOW HOUSEからだと30分以上かかるのが少し大変か。歩くのが苦にならない人、あるいはタクシーを使うのであれば良いですが。
居酒屋は不動の沢駅の近辺にもあるので、内湾にこだわらないのであれば食べる飲むには全く困りません。
SLOW HOUSEからは15分ほどです。
コメント
BRTの駅から近く、観光にも飲み食いにも便利な場所にあります。
気仙沼にもう一軒あるゲストハウスは陸前階上が最寄りなので、内湾へのアクセスが良いというだけで十分な差別化ポイントになるでしょう。
旅人宿とはまるで雰囲気が違うものの、自由を求める系の旅行者が多く集まる傾向にあり、ゲストハウスでの交流が好きな人におすすめです。