【宿泊記】アートな空間で個性豊かな旅人達と忘れ難い思い出を作る/あなごのねどこ(尾道)

尾道で2泊したゲストハウス・あなごのねどこの紹介です。

日本の新興系ゲストハウスの中では鎌倉の亀時間、高知のかつおゲストハウスと並ぶ有名処なんじゃないかと思います(水棲生物ばっかりだな・・・)


anago.onomichisaisei.com

○About

[住所]
広島県尾道市土堂2-4-9

[電話番号]
0848-38-1005

[受付]
チェックイン  16時〜21時
チェックアウト 〜11時

[宿泊料金]
ドミトリー 3000円
個室    8000円/人

※年末年始などで変動の可能性あり
※コロナに伴う旅行者の減少につき、ドミを閉めていることもあるらしい。詳しくは宿のホームページを見るか直接お問い合わせください。


[Wi-Fi]
ベッドだと少し弱いかも

○アクセス

JR尾道駅から徒歩15分

駅からはちょろっと線路に沿って歩いて、商店街の中に入って行く。
尾道の商店街は本当に長いので、どこまで歩けば良いか不安になるかも分かりません。

最初の商店街を通り抜けると郵便局が見えてくるので、目の前の短い横断歩道を渡ってまた商店街に入って行ってください。そこから5分ほどで到着です。

○客室

尾道の空き家再生プロジェクトで誕生した宿ということもあり、またスタッフの一人が漫画家ということもあってか館内は非常に独特の雰囲気です。

ベッドのフレームの形が面白かったり、部屋の中にもたくさん本が置いてあったり。


ベッドは二段ベッドがいくつも並んでいて、読書灯やコンセント、カーテンはあります。

上段だとベッドメイクが少しやりにくいかな?

○設備

さて、お分かりのようにこのゲストハウスは鰻の寝床をもじった名前になっています。

実際に商店街に面した入口から入ると、このように細い通路が続いて驚くこと間違いなし。
そして狭い入り口に反して、館内はとても広いんです。


まずは水回りから。
銭湯風のタイルが面白いシャワーは二箇所。

男女共用で、恐らく個室に宿泊の場合も同じシャワーを使うことになります。


トイレは三箇所あります。
筆者が泊まったミックスドミの中、リビング横の縁側、そして中庭です(写真は中庭のトイレ)

清潔だけど、冬はかなり寒いかな?
確か暖房便座ではなかったはず。


リビングの横にあるキッチン。
フリーコーヒー&ティーもこちらにあります。


洗濯機と乾燥機は中庭に。
というか中庭あるのすごいですよね・・・


二階、ミックスドミと女性ドミの間にある図書館スペース。色合いが石和温泉のホテルうかいの談話コーナーみたいで、なんだか懐かしくなりました。

時間があればゆっくり読書したかったです。


入口入ってすぐのところにあるカフェ。
こちらは宿泊客以外も利用できます。

今回は年末年始につきお休みでしたが、内装が学校の教室みたいで面白かった。


また500円くらいで朝食が食べられます。
洋食はパン、和食はオニギリです。

ボリュームは少なめなので、個人的には外で買って来てもいいかなー、と。
でも外出せずに朝ご飯できるのはとても楽なので、一回くらい試してみるのもいいですね。


そしてそして!あなごのねどこの特徴と言えば、なんと言っても広いリビングです!


コタツでまったりしながら談笑できます。


年末年始をゲストハウスで過ごすくらいなので、ご一緒した皆さん手練の旅人で個性的。

旅先でここまでワイガヤしたのっていつぶりですかね・・・マスク付きなのが癪ですが。

というか海外のゲストハウスだと少人数の東洋人らでまったりする感じだったので、こうやって談笑するのは初めての経験かもしれないです。最高。

○周辺環境

商店街の様子は旅行記をご覧頂くとして。

年末年始といったイレギュラーさえなければ、商店街の中なので飲食店や雑貨屋は豊富。また海岸通りも近いのでそちらでも飲食できます。

地味に徒歩5分の場所にセブンがあるのが便利。
さすがに夜に尾道駅のセブンまで行くのはダルいんで。


向島行きの渡舟乗り場のうちの一つが近所にあります。同じことフジホステルの記事でも言いましたね。

○まとめ

ドミの稼働が不安定なのがネックですが、有名ゲストハウスだけあり多くの旅人が集まるのが魅力。

スタッフ達とトランプしてる方もいましたし、こうやって色々な人と話せるのが楽しいですよね。
また、館内もギミック満載なので、遊び心溢れる空間で滞在を楽しむことができます。


バックパッカーらしい交流を楽しむ→あなご
アットホームな宿で寛ぐ→フジホステル

のように使い分けるのもいいですね。
尾道での宿探しの参考になれば幸いです。