【旅行記】2023年度冬休み/Day0 中欧旅スタート

これまでは不条理な世の中や、海外営業部への僻みを旅へのモチベーションに昇華させる形で旅行記の導入としていた。ひな型を決めてしまうとブログは書きやすいのだ。

 
しかし、こんな弱小ブログでもグーグルには登録されているので、仁川空港での野宿の記事であったり、金浦空港付近のチムジルバンの記事など、もはやこのブログの存在を知らない会社の人間が偶々アクセスしかねない程度にはグーグルで検索されるようになってきた。


加えて、最近どうも会社の後輩がこのブログを知っているのでは?と思しき瞬間がある。

国民総監視社会である。


気付けば私もあと一ヶ月で30歳。

ブログという、限りなく私的で己の心の内を曝け出せる場であっても、某環境大臣よろしくスマートに振る舞いたい。

今期はそんな心持ちでブログを書いていきたい。


www.sekainoasameshi.com


元々は会社から羽田に直行する予定だったが、会議のため工場に出社することになり、一度帰宅して社用PCを置いてから空港に向かうことになった。


その会議は「私の興味のある仕事を上の方針で断るための会議」であり、しかも会議参加者が体調不良で当日リスケという、何とも救いようのない話である。


そんな訳でかなりドタバタで羽田空港入りした。

大韓航空のチェックインカウンターはそれなりの混雑。


チェックイン後は、コントロールエリアのカフェバーで軽い夕食。GWのウズベキスタン旅行の時もここでホットドッグとコーラを頼んだな。


今回は、2023年の仕事終わったことを祝してビールをしばく。

業務量も責任もGWの頃とは段違いだが、残念ながら給与は変わらず、ビールの分だけお財布が痛い。


今回の旅行のスケジュールを簡単に説明すると、まずはプラハに行き、そこからチェコの地方都市、スロヴァキアを観光して最後はウィーンから帰るというもの。

約10日で3カ国を巡るのでやや駆け足だが、気に入った街はまたいつか行けばいいだろう。


大韓航空のキャビン・アテンダントは総じて美しく、機体と同じ水色の清楚なユニフォームが実に良く合っている。

スリッパや水のペットボトルも配布され、サービスも申し分ない。


羽田→金浦の短距離路線だが機体は新しく、機内エンターテインメントも充実。


機内食も流石の美味しさだった。

コチュジャンのサービスがやはり嬉しい。


全て食べ終えたあと、スティックコーヒーだと思っていたこれがオリーブドレッシングということが分かった・・・


ソウルまでのフライトは3時間もなく、仕事のことをぼんやり考えているうちに韓国到着。

GW以来、7ヶ月ぶりの金浦空港だ。


相変わらず日本人旅行者が多く、イミグレでは30分ほど並んだ。とはいえ金浦空港ではWi-Fiが使えるので、待ち時間も苦にはならない。


当初のフライトスケジュールでは翌日の昼過ぎに仁川空港を出発、夕方にプラハ着だった。

ところが恐らくロシア問題で航路が変わってしまい、到着時間そのままに出発だけ2時間前倒しに。


昼出発なら前回の旅行で気に入った金浦空港近くのチムジルバンで仮眠し、のんびり朝風呂してから仁川に行こうと思ったが、2時間前倒しとなるとタイトなスケジュールになる。


そこで今回は安全サイドに寄って金浦空港から仁川に直行することにした。

残念だが、私は致命的に朝が弱く、寝坊してフライトに遅れることだけは避けなくてはいけない。


仁川駅までは空港鉄道で移動する。

GWもイミグレで時間がかかった記憶があり、終電に間に合うか今日もずっと冷々していたが結果問題なし。


地下鉄駅のホームは地味にお洒落だった。


金浦から仁川までは40分ほど。電車のWi-Fiは韓国の電話番号がないと使えないので、少し退屈。


金浦〜仁川の区間にも住宅エリアがあるようで、旅行者だけでなく仕事帰りの社会人や学生も結構乗っていた。


さて、仁川に着いたものの、どこで夜明かしするかは全くもってリサーチ不足。

空港内にSpa on airというチムジルバンがあると聞いたが、特に夜中は大行列との評判だし、そもそもターミナルが違う。


ひとまず夜中でもやっていたコンビニで夜食を買い、食べながら情報収集することに。


↑辛旨のプルコギおにぎり


ネットサーフィンの結果、Nap Zoneという仮眠スペースがあることが分かり、今夜の寝床に決める。


Nap Zoneはコントロールエリアの中にあるので、フライトまで10時間以上あるがイミグレへ。

当然チェックインカウンターは開いていないが、大韓航空はチェックインマシーンがあるので搭乗券をゲットできた。これ無かったら詰んでたな。


↑クリスマスの残り香漂うターミナル


夜中のイミグレと荷物検査はガラガラで、一分ほどで通過することができた。


実に眠いが、最後の力を振り絞ってNap Zoneを探す。


Nap Zoneは人口密度が高く、さながら野戦病院のよう。

どうにか最後のベッドを確保でき、隣人のイビキに辟易しながら眠りについた。

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