仁川空港のコントロールエリアにある仮眠スポット、Nap Zoneをご紹介します。
夜中〜夜明けに仁川に着いてそのままコントロールエリアでトランジットする人は言うまでもなく、
・夜(日付が変わる前)くらいに金浦空港に到着して、翌日のAMに今度は仁川から出国する人
・翌朝の早朝便に備えて、夜のうちに仁川に前乗りする人
の参考になれば良いなと思います。
それではご覧ください
仁川で夜明かし
アジア屈指のハブ空港である仁川国際空港は、当然ながら空港野宿はできます。
トイレ、水飲み場、充電、さらに夜でもコンビニは営業しており、インフラ面では完璧でしょう。
空港野宿はワイルド過ぎる!という方には、ちゃんとした宿泊施設も勿論あります。
各ターミナルにはトランジットホテルがありますし、何より有名なのはT1のSpa on Airでしょう。
こちらは雑魚寝になりますが湯船に浸かれるので、日本人には非常に魅力的な選択肢です。
冬の韓国は恐ろしく寒いし。
よく読むブログでSpa on Airのことを知って最初は狙っていたのですが、僕が利用するのはT2なので、翌朝T1から移動するのが少々面倒だったのです。
あと他のブログを読むと「いつも混んでる」「数時間並ぶ」等のコメントが散見されたため、今回はSpa on Airは見送ることにしました。
せめて快適な野宿スポットを見つけたい・・・夜食のプルコギおにぎりを喰いながらネットサーフィンしていたところ、見つけたのが今回ご紹介するNap Zoneです。
場所
Nap ZoneはT1とT2の両方にありますが、冒頭に書いたように場所としてはコントロールエリアの中にあります。
なのでまずはイミグレを通過する必要がありますが、フライトの12時間も前にチェックインカウンターが開いているはずがありません。
幸いなことに大韓航空は据え置きの機械やオンラインでもチェックインができるので、今回は無事に航空券を発券し、真夜中のイミグレを通過することができました。
なので大韓航空以外のエアを使う場合は、据え置きの機械やオンラインチェックインの有無を事前にしっかり確認しておくようにお願いします。
また、手荷物を預ける場合はもちろんカウンターに寄る必要があるので、このムーブはできません。(日本なり第三国からのバゲッジスルーが適用される場合は除く)
さて、T2だけでもNap Zoneは2つあるみたいなので、搭乗口や寄りたい店があればその近くの方を選ぶと良いでしょう。
僕は231番ゲートの近くにある方を使うことに。
会社から直行で羽田に行ったので、既に疲労はピークです。が、最後の力を振り絞って歩きます!
このTransfer Loungeと書いてあるのが今宵の宿です。
大韓航空のラウンジ的な説明書きもありますが、Nap Zoneとは別の施設です。
Nap Zoneはもちろん無料です。
このエスカレーターで上にあがります。
寝てみた
上にあがったら左へ
こちらがNap Zoneです。
中にはソファベッドが30基ほど。
簡易的とは言え無料でベッドで横になれる貴重なスポットなので、ゾンビ映画に出てくる避難キャンプのような混雑っぷりでした。僕も何とか最後の一基を確保できた形です。
ベッドはこんな感じ。
布団なんてありませんが、足は伸ばせるし、枕元にコンセント(C型とUSB)もあるし申し分ないです。
もしNap Zoneが一杯の場合、手前のラウンジ的な空間で野宿となります。
横にはなれませんがフカフカのソファあり、コンセントありでそれなりに快適そうです。
仁川はWi-Fiも早いので暇潰しには事欠きません。
その他
・Nap Zoneの向かいにトイレがある
・近くに夜中も営業している商店や自販機が(たぶん)ないので、空のペットボトルを持っておくことを推奨
コメント
仁川→プラハのフライトスケジュールが変わらなければ、お気に入りの金浦のチムジルバンで仮眠して、運転手食堂で朝メシ食べてから仁川入りするはずでした。
ですが寝過ごすリスクとか考えると、Nap Zoneも悪くはありません。普通に空港野宿するよりは全然快適です。
誰かとの旅行なら話は別ですが、今後も一人旅で仁川野宿をする時はNap Zoneのお世話になると思います。