【旅行記】2023GW/Day10 会社同期とのウスベキスタン旅行最終回〜韓国料理が世界一ってワケ〜

Day10

旅行最終日・・・それはどんな時でも寂しいもの。限られた休みだからこそ、最後の一秒まで楽しみたいですよね。


が、こと韓国についてはあまりにも日本と同じ感覚で過ごせるので、気持ち的にはもう帰国済といったところ。

羽田行きフライトまでの約12時間はあくせく観光せずにのんびり過ごします。


タシュケント空港から来ると、仁川空港が巨大な宇宙要塞に見えてきます。

さすがアジア屈指のハブ空港。


とりあえずダンキンコーヒーで休憩。


筆者はどんな時でも絶対に朝メシを食べるので、空港のコンビニでおにぎりを調達。

白米うますぎる・・・


↑空港


A'Rexでソウル市内に向かいます。

チケットは事前にコネストで予約しておきました。
※写真に写っているのは同期ではありません。


私の席は、車両連結部の手前にある隔離席でした・・・

ちなみに車内で唯一、この位置の席でだけ充電ができます。


ソウル駅に着後、地下通路を歩いて南大門まで来ました。

お目当ては同期Oが見つけてきたタチウオの煮付け屋です。


タチウオの煮付けを提供する食堂が並ぶタチウオ横丁

大二の夏休みにソウルに来た時は、こんな場所があるなんて全然知りませんでした。


ヒラッカルチという食堂に白羽の矢が立ちました。

www.sekainoasameshi.com


Oはヒラッカルチの存在までは知らなかったようですが、どうやら老舗の人気店だそうで。


テレビに出ました!的なポスターもたくさん貼られていますし、なにより黙々と飯を喰う大勢の韓国人達の存在がその人気ぶりを物語っています。


お・・・おぉ・・・


あ・・・あぅあぅ・・・


ぐ・・・が・・・


白米!!!魚!!!辛味とコク!!!野菜!!!

ウズベキ料理になかった全てがここにあります!!!

旨い!旨い!旨い!


結局ロクに会話もせず、我々勇者パーティーは黙々と魚と向き合い、全員が米のおかわりをし、軽い絶頂を味わいながらヒラッカルチを後にしたのだった・・・


ちなみにこの旅行のハイライトについて後日話す時、Oは真っ先にこのヒラッカルチを挙げます。

ウズベキスタン旅行なのに!!


でもウズベキスタン料理で身体が油まみれになってからの韓国料理、しかも魚の煮付けは反則ですよ。

僕はあまりにもヒラッカルチが気に入りまして、年末年始の旅行ではウィーンからの帰り、韓国トランジットの時間でここに直行しました。

個人的にはタチウオよりサバが好きですね。


食後は南大門を軽く散策しながらソウル駅に戻ります。

日本語での客引きがかなり激しく、ようやくコロナも落ち着いて訪韓旅行者の数も戻って来たのだと実感。


Oは夕方のフライトを予約していたので、ここでひと足早くお別れ。

また会社で〜


僕とTは同じ飛行機なので、まだもう少し旅は続きます。

とりあえずロッテマートでお土産買い足し。


ソウル駅のロッテマートなので当然多くの日本人旅行者がいましたが、なんとここで一緒に釜山に行った別の会社同期Kと遭遇しました。

まぁ、私は空気が読める男なので、棚の隙間からKと目を合わせるだけで会話は控えましたが・・・

しかし同じ時期にソウルにいるとは聞いていたけど、まさかピンポイントでスーパーで会えるとは。


韓国人は可愛すぎる。


ようやく全てのアジェンダを消化して金浦空港に移動。


の前に、今や弊ブログの青峰的存在、金浦空港近くのケファサンランドに来ました。

旅行初日に私が仮眠したチムジルバンですね。


www.sekainoasameshi.com


ここでしばしのリラックスタイム。

サウナでキマった同期Tは、ウズベキスタンで蓄積された身体中の油が汗とともに抜けていったと、バッキバキの目で語ってくれました。

気に入ってくれたのなら何より。


地下鉄開花山(ケファサン)駅は、なかなかレトロな感じでした。


ロッテマートで買い足したお土産をパッキングするT


↑駅の自販機


開花山と金浦空港は地下鉄5号線で一駅なので、あっという間です。

休暇終わりの日本人で大混雑かと思いきや、チェックインは秒で終了しました。


ただなぜかTの預け入れ荷物がカウンターでの検査で引っ掛かってしまい、別室送りに。

何事もなく解放されて何より。


搭乗前に、出発ロビーで軽い食事を。

献立はコンビニ飯と、ロッテマートで購入したキンパです。


うーん、これはなんなんだ??


この物体の正体が麺なのかトッポギなのか、そんなことがどうでもよくなるくらい凶悪な辛さでした。

見かけによりません。


帰国後、横浜の輸入食品店でこれを見かけましたが、これだけ日本語の説明書きがないことがガチ感を物語っているように思います。


そんなこんなで搭乗の時間に。

体力的にはかなりグロッキーですが、明日もまだ休みというのが不幸中の幸いです。


最後の機内食は牛肉のビビンバでした。

コチュジャンをつけると激旨になりました。


そして日本着後、京急のホームでTと解散。
お疲れ様でした!



〜あとがき〜

メドレセやモスクのパートで筆が乗らず、1年かけてようやくウズベキスタン旅行記を完結させることができました。

書くのが遅い=ウズベキスタンがつまらなかったという訳ではありません。

むしろ人も観光も町並みもホステルも、過去に訪れた旅先の中でも上位の国だったと思います。


そして会社同期たちとの旅行。

私は大学で友人に恵まれ、国内も海外もたくさん旅行しましたが、長くて一週間ほどの旅行でした。

長旅となると一人旅ばかりです。
一番の親友とだって長い旅行はしてません。


そんな私が、10年の付き合いになる大学の友人よりはまだ関係値が低い会社の同期と、10日間も常に行動を共にする。

もちろん計画を立てている時からずっとワクワクしていましたが、どこかけで揉めないか?この旅行を期に関係が悪くならないか?と不安だったのも事実。


というかOもTも仲の良い同期ではあったものの、せいぜい仕事終わりに飲みに行く程度でしたし、この旅行に向けて仲を深めていったというのが正しい言い方かもしれせん。


実際、旅行中に揉めることもありましたし、むしろ筆者の旅への拘りが強くて二人を困らせてしまった場面もたくさんあったと思います。

街歩きは一人でするのが気楽だよなと思ったことも一度や二度ではありません。


それでも、今回の旅行はこれまでの一人旅より全然楽しかった。一人旅は一人旅で楽しいし大好きですが、それとは異質の冒険感というか・・・


気が済むまで心惹かれた路地裏を徘徊できたり、興味のない観光地は容赦なくスキップできたりと、一人旅ならではのメリットもたくさんあります。

が、見たもの食べた物の感想を語り合い、新興国ならではのカオスなオペレーションに一緒に悪態をついたり、そんな時間がどんなにか尊いことでしょう。


この先の人生、よほど旅好きの嫁と出逢いでもしない限り、もう誰かと10日もの長旅をすることはなかなか無いかもしれません。飲みに行く時間すら前より減るかも。

だからこそ、この旅行は一生忘れない、大切な思い出として筆者の心の中で輝き続けることと思います。



T、目に毒だからあまり台湾の写真を見せないでおくれ。お互い有給温存して、インドではもっと長い旅をしよう!

O、Tと二人で会いに行くから、それまで身体壊さずに元気でやってくれ!韓国料理ばっか喰ってないで、ローカルの食堂開拓してくれよ。


一緒に行ってくれて本当にありがとう。
楽しい幸せな旅行でした。


2023GW ウズベキスタン旅行・・・完