重い腰を上げてウズベキスタンの旅行記を再開します。
なお、このメンバーでの次の旅は「ベンガル湾でバタフライ」になりますので乞うご期待。
↑前回の旅行記
お馴染みYandex Taxiでエターナル・シティを後にします。
今日のランチは、こちらのSharof Bobo Oshxonasiで頂きます。地球の歩き方で「ローカルなプロフ屋」として紹介されていたお店です。
ウズベキスタン料理の貴重なお米枠、プロフ。
その実態は途方もない量の油を使って錬成される魔の逸品で、米料理でありながら「日本人の口に合う料理」の座をラグマンに譲っているのが現状。
写真の黒い液体、ぜーんぶ油です!!
↑筆者のインスタ投稿に毎回いいねをくれるオーナー
たくさんの油でコーティングされたプロフは、サラサラしていて美味しいです。間違いなく美味しい。
が、時間経過に比例して重くなってくるので、元気なうちにエイヤと食べきるのがおすすめ。
こんな事情もあり、プロフは基本的に昼に食べるものとして通っています。夜はプロフを提供しない店も多いらしい。
↑宿の近所の町並み
食後は宿で少しお昼寝休憩。
僕は先に宿を出てお土産探し&町歩きを、同期TとOはチャイのカップを求めてしばしの別行動です。
↑町並み
緑がいっぱいで、爽やかな気分で町歩きができます。
何軒か土産物屋をあたり、ようやくクレジットカードが使える店を見つけました!
今回の旅行では僕が宿の予約を全て行ったので、現地での出費は宿代と相殺で同期たちに出してもらえば事足りると思っていました。ウズベキスタンの物価は安いって聞いてたし。
ところがコロナ禍を歴てウズベキスタンでも物価高が進み、円安もあり、サマルカンド後半では同期揃って深刻な金欠に陥ってしまいました。
同期たちがタシュケントの銀行で両替してくれて、何とか事なきを得ましたが・・・
一人での残金管理はお手の物ですが、同じように旅慣れた同行人がいるとつい気が緩んでしまいましたね。
今回の旅の反省点です。
実家の母からの指令を受け、土産物を見繕います。
ビビハニム・モスクの方まで来ました。
でも僕のお目当てはこっち
サマルカンドの台所、ジョブ・バザールです。
前の日は駆け足で一巡しただけだったので、一人の時間を利用して隅々まで探検してみます。
↑バザール
色鮮やかなフルーツが並んでいて、見ているだけでも楽しめます。バナナは輸入物だと思いますが・・・
ちなみに僕はあまりフルーツを食べません。
この辺のフルーツは現地物だと思います。
長期滞在なら、ビタミン補給のために買ってたかも。
良薬苦口、です。
ところで、フルーツって文字を改めてよく見てみると、なんだか違和感のある形をしてますね。
↑野菜
こんな感じで油が並んでます。
結構な暑さですが、台湾やウズベキスタンでは冷蔵庫なしで卵が売られているのをよく見かけますね。
外にはモスクが見えます。
リアルタイムの今日はTとOを含む会社の同期達と飲み会だったのですが、ウズベキスタンって素晴らしいよね〜と改めてその魅力を再確認し合いました。
色々なカテゴリーの物が無秩序に並んでいて最高です。
パプリカ(超傑作SFアニメ映画)に出てくる狂気のパレードみたいです。
一重でショートカットの女に私が夢中ってことくらい、オセアニアじゃあ常識なんだよ!
スイカはいかにも「砂漠のフルーツ」という感じですね。
僕は実際に砂漠地帯を旅したことはありませんが、旅ブログの中国西部編(パキやキルギスとの国境付近など)でよくスイカの写真を見た気がします。
文字、写真ともに「海外の広告」で好き。
↑イスラム商人
上から見るバザールも良き。
タシュケントのチョルスー・バザールよりもカオス感が強いかもしれません。
気分転換に、バザールの近くにある廟に入ります。
なんかこの幾何学的な構図が、四畳半神話大系のエンディングに似てるなーと思いました。
中は吹き抜けになっていて、下層部から見上げる形で見学しました。今までにこんな廟には行ったことがありません。
が、他の印象が驚くほど薄い。
もはや名前すら覚えていません。
お小遣い帳によると、入場料で25000スムを支払ったみたいですが・・・
逃げるようにバザールに帰還。
屋外コーヒースタンドです。
僕はコーヒー好き(味が分かるとは言ってない)ですが、今回の旅行ではあまりコーヒーを飲みませんでした。
ウズベキスタンはチャイの国ですからね。
ここで、チャイのカップを買いに出た同期OとTと合流できました。
外人が土産で買うカップではないので、地元の雑貨屋とかを巡って何とか見つけられたみたいです。
先日Tの家に行った際に件のチャイのカップが鎮座していたので、彼の中でもこのウズベキスタン旅行は確かに生き続けているのでしょう。
売り物の種類が多く、散策していて飽きません。
バザールは上段と下段に分かれていて、上段側はナッツやドライフルーツなど、観光客もお土産で買い求められるような商品が中心。
下段側は一般的な食材や日用品が多めです。
女性はヒジャブ着用。
でも観光客までヒジャブの着用は求められないし、バスでも男女の席はミックスです。
(モスク等では相応の格好が求められますが)
イランは外国人観光客でもヒジャブはマスト、バスは前後で男女が分かれていることが多かったです。
観光地の傾向はウズベキスタンとイランでかなり似ていて、ウズベキのハード版がイランかなと思っています。
バザール散策は十分に満足できたので、宿の方に戻ります。
道中でソフトクリームを購入。
安いなぁ
ものすごいスピードで溶けていくので、魂を入れて一気喰いします。安くて甘くて美味しいです。
↑同期O
宿の近所です。
宿(バハディール)でチャイをしばいて少し休憩。
さて次回の記事では、サマルカンドの、いやウズベキスタンのキングオブ観光ハイライト、レギスタン広場観光(昼の部)について書きます。
が、ご存知の通り僕は遺跡を楽しむ感性に乏しいので、かなーり塩っぽい旅行記になるかも。
代わりに次次回はテンション高く町歩きの記事を書こうと思うので、お楽しみに。