2023年5月3日・・・Day7
気付けばこの旅行も7日目。
1日に2本の旅行記を書いても年内に終わらせることは絶望的ですが、何とか気持ちを切らさず完走したいと思います。
そんな訳でまずは宿の朝メシ。
卵、チーズ、パン、パンケーキのような物、サラダ、ミルク粥、お菓子といった構成。
タンパク質は少ないですが、炭水化物のオンパレードで物凄く腹には溜まります。
宿の中庭で宿泊客みんなで食べます。
この手の食事は、調味料やコーヒーの受け渡しをきっかけに他の旅行者との会話が生まれるので好きです。
食後は中庭で少し休憩。
観光前に宿のすぐ隣のミニマートで水を買います。
僕は海外のミニマートが大好きです。
これぞ最高の異文化体験だと思います。
ちなみに水の値段はスーパーと大差なし。
観光地の売店で買っても10円高いくらいですし、陽射しの強いウズベキスタンで水分補給を怠ってはいきません。
↑同期T
レギスタン広場の近所を少し歩きます。
単純に僕の感度が低くて見逃していただけかもしれませんが、これまで旅行した国では乳母車を見かけることがあまりなかったと思います。
上記の感想が正しい場合、ウズベキスタンの街が比較的平坦であることが関係していると推測。
僕が気に入った街の中から例を挙げると、例えばオークランドや香港は坂が多いですからね。
さて、本日の午前はEternal Cityという観光地に行きます。この2年くらいで新しくオープンした場所みたいです。
例によって例の如く、同期TがYandex Taxiを召喚して颯爽と移動します。
旧市街を離れて新市街に移動。
新市街の方は「青の都」サマルカンドの趣きはなく、普通に都会な感じです。
新市街の郊外まで来ました。
道は真っ直ぐ、路面状態は良好で隙間なく街路樹が植えられており、計画的に整備されたエリアであることが伺えます。
レギスタン広場から30分かからないくらいで、Eternal Cityに到着しました。
ちなみに路線バスでも来れるみたいですが、バス停から歩いたりとやや不便。
複数人なら迷わずYandexを使った方が良いですね。
1人では、そもそもあまり来る意味がないです・・・
堀には魚がいました。
時間帯によっては遊覧ボートも出てるみたいです。
Eternal Cityは、ウズベキスタン各地のメドレセやモスクを再現したテーマパークです。
入場料は特にかかりません。
アトラクションなどで遊ぶ場合は個別に課金していくスタイルになっています。
日本で例えるなら、東武ワールドスクウェアやパルケ・エスパーニャ的な施設です。
こうして再現されたメドレセに宗教的な意義などある訳がなく、メドレセやモスクを模した土産物屋や飲食店が並んでいる形になります。
また斜に構えたことを言いますが、我々はウズベキスタンに来てから毎日のように「本物」を見ているのでね・・・
観光的な面白さはありませんが、お菓子から工芸品に至るまで土産物の種類は豊富です。
特に食品系はバザールで買うより安心感はあると思うので、ここで買い物を済ませても良いかもしれません。
残念なことにウズベキスタンのカード以外はクレジットカードNGの店ばかりでしたが・・・
客は地元民あるいは近郊からの行楽客と思しき集団が中心。
新しい施設なので、外国人観光客にはまだあまり知られていないのでしょう。
↑マンホール
↑神殿みたいなコンサートステージ。
土産物屋が並ぶところから一段降りたエリアは、アトラクションコーナーになっていました。
どことなく旧ソ連を感じるデザイン。
ロシア情勢がこんな時に言うのもなんですが、旅のスタイルとの相性、街の雰囲気、自然環境、食事、物価など諸々込みで、僕は旧ソ連や旧「東側」の国が一番好きです。
課員のキャリアアップを後押ししてくれる企業への転職が決まったら、早々に引き継ぎを済ませて有給消化でこれらの国を巡りたいですぅ。
地元民ですら遊んでいない中、芋っぽいジャップ3人で阿漕なカートに乗ることに。
15分ほどのドライブ。実にシュール。
僕はこれが2年ぶりの運転でしたが、広場のポールに激突させてしまい同期達を震撼させました。笑
建設中か稼働中かは分かりませんが、堀を挟んだ遠くにホテルあるいはコンペティションセンターが見えます。
なんぼ旧市街が有名でも、ビジネスないし政治的には新市街が中心になりますよね・・
↑アトラクション
その後も適当に敷地を散策。
最後はレストランのトイレを拝借。
ウズベキスタンで利用したトイレの中で圧倒的ダントツで綺麗なトイレでした。
同期曰く、ガイドブックで「新進気鋭」のスポットとして取り上げられていたEternal City。
はっきり言って、短期旅行者がわざわざ旧市街から訪れる価値はありません。
今回は気の置けない同期達と一緒だったのでアトラクション含め楽しめましたが、一人じゃキツいでしょう。
個人的には、Eternal Cityより道中の新市街や新都心的な趣きのエリアを見れたのは面白かったですが。
Yandexを呼んで旧市街に戻ります。
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