ブログ読者の皆様
お世話になっております。
標記の件、北海道標茶町のとほ宿「木理」をご紹介します。どうぞご覧ください。
○Information
[HP]
mokuri.jp
[宿泊日]
2023年1月(年始に二泊)
[住所]
北海道川上郡標茶町南標茶
[電話番号]
015-485-1785
[宿泊費]
男女別相部屋(2食付き) 5700円
男女別相部屋(素泊まり) 3900円
※現在、コロナ対策で全室個室で運用。料金は相部屋と変わらず(平常時の個室対応は+1800円)
※10月〜5月は暖房代で+400円
[レセプション]
チェックイン 16時〜
チェックアウト 〜10時
※10時〜16時は連泊でも館内滞在不可
[予約]
電話か予約フォーム(HP内にあり)で。
予約フォームで宿泊をリクエストすると、基本的に一日以内に宿主夫婦から電話が来るので、当日の交通手段や送迎希望などを伝える。
[Wi-Fi]
あり(パスワードなし)
[駐車場]
宿の前にあり
[メモ]
酒の差し入れをするが吉
○アクセス
JR釧網線 標茶駅から約6km
標茶は最凶のヒグマ・Oso18の生息地なので、素直に送迎をお願いすることを推奨します。
ちなみに標茶は陸別と競い合うほど寒いので、クマが冬眠する冬はなおさら送迎マスト。
駅から宿までの道はずっと平坦なので、チャリダーやライダーは楽に行けるはずです!
○寝室
コロナ前まで相部屋だった部屋は見ていないので雰囲気が分かりませんが、個室はこんな感じ。
布団と物置き台というめちゃくちゃシンプルな部屋です。これぞ旅人宿という感じ。
正直部屋については特筆点なし。清潔なので女性も問題なく宿泊できるでしょう。
朝、部屋からの景色が素晴らしい!
○設備
トイレは一階に一つ、二階に二つ。
二階のトイレはウォシュレット付きです。
普通の家庭用風呂。場所は二階。
筆者は標茶町内の温泉に行ったので木理の風呂は使ってませんが、清潔なので入りやすいと思います。
宿泊客用の冷蔵庫と洗面所。二階。
ちなみに洗濯機は一階にあるので言えば使わせてもらえます。筆者は使ってないので値段は不明。
オーナー「昔は漫画でお客さん来たんだけどなぁ」
宿泊客の憩いの場となる一階のリビング
本と、常連さんたちが置いていった酒瓶
コーヒー飲みながら駅伝を見たり
ビール飲みながら常連さんと談笑したり。
この記事を書いてある今日は業務へのヘイトが臨界点を超えた日なので、この記事を書きながら木理のアットホームに思いを馳せて咽び泣いております。
○食事
木理の魅力はなんと言っても食事!
内陸の町につき「食べきれないほどの海鮮!」といったメニューではないですが、地元の食材を使用したボリュームたっぷりのおかずが並びます。
そしてこちらも旅人宿のお楽しみ、たまたま同じ宿に泊まった他のお客さん、そして宿主夫婦と食卓を囲み、談笑しながらの食事は最高です。
初日の夕飯のメインは鶏唐の甘酢あんかけ、そしてサーモンのカルパッチョ。
どちらもご飯に合います!
そして大量の副菜。
宿主が酒飲みということもあり、この宿には酒飲みが集まる傾向にあるため、酒のつまみにもなるような料理が多く並ぶんだとか。
食後はシームレスで宅飲みに以降。
この手の宿には珍しい若輩者だからか、常連さん達が次々とお酌してくださりとても楽しい。
年齢の垣根を越えた交流こそ旅人宿の醍醐味ですが、こういった宿に泊まるような同世代の女性と結婚したいというのもまた本音。
朝ご飯①
魚に味噌汁にという正しい日本の朝飯です。
お母さんがご飯おかわりしないか聞いてくれるので、ナイーブおにぎり(部活の先輩が命名)でも気兼ねなくおかわりすることができます。
そして戦慄したのが二日目の夕食。
豚のスタミナ焼き、刺し身、サツマイモの天ぷら、じゃがいもの煮物、他たくさんの野菜料理が食卓を埋め尽くしていて、配膳を見て思わず戦慄したほどです。
過去の記録を見るにメインは基本的に肉料理で、角煮、唐揚げ、ハンバーグ、鳥のハーブ焼きなどがレギュラー格なようでした。
メインの肉に刺し身って組み合わせが多いのかな?
道内在住の常連さんは普通に一週間くらい連泊されるみたいなので、必然的にご飯のレパートリーも増えたのでしょうね。
朝メシ②
北海道の鮭は正義です!
前述の通りこの宿には酒飲みが集まるので、食卓には各々が持ち寄ったお酒、常連さん達が残していった酒が並びます。
飲ませてもらってばかりでは忍びないので、僕も二日目はコンビニで買った酒ですが差し入れしました。
もちろん(アルコールOKな人はね)常連さん達から勧められたら遠慮なく飲んでOK!
それこそが旅人宿の魅力です。
ただ、連泊するならそういった大人の気遣いも個人的には必要だと思いますね。
○周辺環境
標茶駅から6km離れた国道沿いの宿なので、周囲に建物はほとんどありません。
ちなみに国道沿いには牧場が多くあります。
駅からの道中にセブンやスーパーがあるので、送迎の時にお願いすれば寄ってもらえるかもしれません。
基本的には標茶駅に到着した時に駅前のセブンか、少し離れた場所にあるセコマで買い物するのがベスト。
ちなみに自動販売機は宿を出て少し歩いたところにあるで、ソフドリなら買えます。
宿の裏手の土手。
大自然の静けさを味わうことができます。
○カヌーについて
宿主の加藤さんは、宿業以外にも写真家としての顔も持っていて、またカヌーのガイドでもあります。
釧路湿原という日本屈指の湿原で楽しめるカヌーツアーが、なんと8000円〜と格安!
実は筆者も7月の連休に宿泊と朝カヌーツアーを申し込んでいたのですが、最悪なことに大雨に当たってしまい根室本線が運休。
その時は池田町のユースに泊まっていたので、カヌーはおろか宿泊すら諦めることになったのです。
しかもブログ仲間のSatoRuさん(id:SatoRu0212)が同じ日程で木理に泊まっていたという・・・
次はまたカヌーをしに泊まりに行きたいです。
○まとめ
ボリュームたっぷりの美味しいご飯と、酒席での語らいが楽しすぎた宿。
三ヶ日をこんなアットホームな宿で過ごせたのは幸運だったと思います。
二食付きで約6000円という料金も格安なので、標茶で安宿を探している人、カヌーや写真撮影のツアーを楽しみたい人、旅と交流を愛する色々な人に泊まっていただきたいです。
標茶での宿探し・宿泊の参考になれば幸いです。
以上、高評価、記事のシェアのほど宜しくお願い致します。過去記事もご覧頂けると励みになります。