南庄老街で昼飯を食べた桂花巷客菜館を紹介します。
南庄老街のある苗栗縣は、客家人の文化が今なお色濃く残るエリア。南庄老街にも、客家料理を出す観光客向けのレストランが多く並んでいます。
Information
訪問日
2023年8月
住所
苗栗縣南庄郷中正路19號
営業時間
平日 10時〜20時
週末 8時〜21時
定休日
不定休
メモ
老街の店は基本的にグループ客を相手にしてるからか、どの店でも四菜一湯、六菜一湯のようにオカズ数品と汁物のセットを提供している。リア充旅の方は是非。
アクセス
南庄遊客中心(観光案内所)から徒歩2分
メニュー
店名の通り客家料理を提供。
メニューの写真は撮りそびれましたが、
客家油雞
姜絲大腸
客家鹹豬肉
など肉料理が揃います。炒め物系だと、小サイズがあるのも一人旅にはありがたいですよね。
他にも牛肉麵や水餃子など台湾の食堂の定番メニューもありますが、せっかく南庄という山奥に来たんです。少し奮発して客家料理を食べることをおすすめします。
実食
客家鹹豬肉という豚肉の炒め物(小サイズ200NTD)を注文。鹹はしょっぱいとかそんな感じの意味です。
元々筆者は梅干扣肉という角煮的な料理が食べたくて老街を彷徨っていたのですが、店のお母さんにその旨伝えたところ
「おめぇ、一人で梅干扣肉を喰うのけぇ!?」と、ネットの怖い話みたいなリアクションをされたので、今回は断念したのです(梅干扣肉は小がなかった)
とはいえこの手の無骨な肉料理は僕の大好物。しっかり胡椒が効いた豚肉は、ご飯がどんどん進みます。
今更だけど、絶対にビールにも合いますよね。居酒屋だったらこれだけで生中3杯は飲めそうです。
肉に負けないくらい野菜もたくさん入っているので、旅先で不足しがちな栄養を補うこともできます。
あまりに米に合う味付けなので、我慢できずにおかわりしてしまいました。白米は10NTD/杯です。
コメント
観光客向けの店ではありますが、炒め物の小と米を頼んでも1000円くらいで楽しめるので、日本の定食屋感覚で使えます。客家料理を食べられるチャンスはそう多くはないと思うので、ここは経験に金を出しましょう。
南庄はあの地球の歩き方にも見捨てられたマイナーな町ですが、そんなニッチな場所を訪れるバックパッカーの参考になれば幸いでございます。
===
南庄に宿泊する人で普通の台湾料理を楽しみたい方はこちらへ。桂花巷客菜館と一分も離れていません。