南庄老街で比較的遅くまで営業している食堂の、南庄臭臭麺・飯・鍋 小吃店を紹介します。
Information
訪問日
2023年8月
住所
苗栗縣南庄郷中正路5號
営業時間
10時〜21時
定休日
不定休
メモ
臭臭鍋は、臭豆腐と大腸を入れた火鍋のこと。
僕が飯を食べた時は運が良かったのか、臭豆腐の匂いはしませんでした。
アクセス
観光案内所前のバス停で下車後すぐ。
セブンと警察署の間。
メニュー
苗栗は客家人の文化が息づくエリア。老街のレストランも梅菜扣肉を始めとした客家料理を出す、どちらかというと観光客向けの店が多いです。
一方、この店は魯肉飯や炒飯、一人用の火鍋といった「普通の」料理を扱っています。
てか火鍋120NTD、炒飯70NTDって、ちょっと安すぎますよね・・・これが台湾の田舎の物価か。
実食
食堂というより実家みたいな雰囲気の店内で夕飯。
竹南駅行きの終バスが行ったあとなので、僕以外のお客さんは地元の方がほとんどでしょう。
火鍋でご飯を食べてる人が多かったです。
昼間、店の前を通った時に気になっていた魯肉飯便當と貢丸湯をオーダー。合わせて90NTD。安い。
魯肉飯便當と言ったら、魯肉飯の上に魯蛋や油豆腐などのお供を乗っけた飯のこと。
が、実際に運ばれてきたのは想像と全然違う料理でした。
とりあえずボリュームがすごいのは分かります。
でも魯肉が見えない。テカテカしてて、エロティックな、豚の角煮の破片のような魯肉が。
魯蛋じゃなくて目玉焼きなのも珍しいです。
インスタ映えするサニー・サイド・アップとは真逆の、無骨な目玉焼きです。ご飯に合いますね。
大量の野菜が乗っているので、ビタミン補給もばっちし。ステゴサウルスになった気分でモシャモシャ食べます。
台湾ソーセージに
炒めた豚肉。
これ、すごい魯肉飯便當ですね。
魯肉飯が食べたい時に頼むと「乙骨くんはいい人だけど、友だちとして好きだから・・・」状態になりますが、おかずも多いしこれはこれで全然アリです。
大量の具を掻き分けるとようやく魯肉が見えます。
でも魯肉というよりは挽き肉みたいな感じで、八角の香りもしないので、やはり魯肉飯とは違う料理として注文した方が良いかもしれません。
貢丸湯も生姜が効いてて美味しかったです。
コメント
メニュー、佇まい共に普通の食堂です。
料理は美味しいものの、店自体に特徴はありません。
でも客家料理のレストランが多い南庄老街に於いて、この普通さはむしろ貴重。
場所柄、20時には閉まる店が多いので、比較的遅くまで営業しているのも高評価です。