ブログ読者の皆様
いつも大変お世話になっております。
「世界の町で朝メシを喰う」です。
掲題の件、北海道和寒市の塩狩ヒュッテをご紹介します。山小屋風の宿名ですが、実態は新し目のユースホステルです。
それではご覧ください。
Information

HP
塩狩ヒュッテ | 森の中にある汽車の見える宿 https://shiokari-huette.com/
宿泊日
2025年8月8日(金)〜8月9日 (土)
住所
北海道上川郡和寒町塩狩503-2
宿泊料金
男女別相部屋 5000円
個室1名利用/2名利用 6500円/5800円
※ユース会員は-600円
※10月〜5月の暖房代+600円
食事料金
朝食 1000円
夕食 2000円
ジンギスカンの夕飯 2700円
レセプション
チェックイン 16時〜21時
チェックアウト 〜10時
メモ
ドミトリーは長らく利用停止していたが、ウィンターシーズン(12月26日)より再開予定。
アクセス
JRの場合

JR宗谷本線 塩狩駅から徒歩3分
バスの場合

道北バス バス停「塩狩」から徒歩5分。
鉄道駅を目指せば良いので、迷う心配も無し。


旭川と名寄という道北の2大都市を結ぶ路線を利用します。道北バスはクレカのタッチ決済可能です。
バスだと旭川も名寄も1時間半程度。
JRは旭川まで35分、名寄まで約50分なので時間だけ見るとJRに軍配が上がりますが、JRも本数は多くないのでバスも選択肢に入ります。
観光

塩狩は小説家の三浦綾子ゆかりの地と言うことで、宿のすぐ近くに三浦綾子の資料館があります。
正直、塩狩ないし和寒町は全然観光地ではないですが、JRなら旭川まで30分くらいで行けるので、塩狩ヒュッテを拠点に旭川を観光するのも良いと思います。
旭川は気軽に泊まれるゲストハウスが少ないので・・・
ライダーの利用も多いみたいですね。
夕飯の時に相席した方も桃岩ユースの常連でした。

駅に近いのは、アクセスの良さだけでなく観光的な魅力にも繋がります。
時間を気にせず撮影を楽しめるということで、冬はラッセル車目当てで泊まる人もいるみたいです。
宿の様子

私が宿泊した2025年8月当時はドミトリー休止中で、個室4部屋のみの対応でした。
ドミトリーとは言っても二段ベッドが1つの2人部屋みたいですが。
さて、ユースと言うと我々の親世代が愛用していた訳で、それなりに年季の入った宿も多々ありますが、塩狩ヒュッテは開業10数年のニューフェイス。
そのため館内は全体的にとても清潔です。
カテゴリー的にはゲストハウス、ホステルでも、その手の宿に泊まらないライトな旅行者が泊まっても(水回りが共用なこと以外は)全くストレス無いかと思います。

ベッドの寝心地が良かったです。
ドミトリー解禁後は+1500円(1人で泊まる場合)で個室利用ができますが、その価値はある部屋でしたね。

宿の風呂は使いませんでしたが清潔そうでした。
また、雪が降らないシーズンは事前予約制で五右衛門風呂体験もできるみたいです。

近隣に入浴施設がいくつかあるので、時間つぶしを兼ねて遠征するのもありかと。
私は隣町・比布町の遊湯ぴっぷに行きました。道北バスで20分ほど、片道600円。
食堂のメニューも豊富で、長居できます。
他、和寒町保養センターも名前からしてローカル感プンプンで行ってみたかった。

トイレは男女1つずつ。
ウォシュレット付き。

↑清潔でお洒落な館内

木の温かみを感じられるコモンスペース。
ご飯はこちらで食べます。

↑インスタントのフリードリンク

本やボードゲームがたくさんあり、雨の日でも館内で楽しめるようになっています。
食事

和寒は農業の町。
特にカボチャは作付面積、収穫量ともに日本一なんだとか。他、越冬キャベツも有名みたいです。
そんな訳で、塩狩ヒュッテの夕飯では大量の野菜が提供されます。今回の場合、肉巻きとグラタンのチキン以外は全て野菜という充実っぷり。

ポテトとブロッコリーのグラタンが特に美味しかったです。
ビール等は宿で購入できます。
※塩狩駅周辺にスーパーやコンビニはありません。
私のような肉好きは、課金して夕飯をジンギスカンにチェンジするのを強くおすすめします。ジンギスカンプランでも野菜はたくさん食べられそうなので。
町の有名な肉屋のジンギスカンが味わえるみたいです。

朝食は一転、米が進むオカズ達のラインナップでした。
もちろん野菜もたくさん。
和寒は米も旨い!
コメント
ユース・旅人宿の中では高めの価格設定。
ただそこらのホテルより清潔かつお洒落、アクセスも抜群に良く、食事も美味しいので、ゲストハウス等とカテゴライズする必要がなく、どんな層の旅行者にも受け入れられる素敵な宿だと思います。