【旅行記】2023GW/Day6-6 夜のレギスタン広場を散策(僕は集団旅行に向いてないのだろうな)

ビビハニム・モスク〜レギスタン広場は仲見世みたいになっていて、お土産屋やレストラン、人力馬車のようなアトラクションもあって観光客で賑わっています。


夕方でもなかなかの暑さですが、木がふんだんに植えられてるので直射日光は避けられます。

風が吹くととても気持ちが良いし、個人的に湿度の高い国より乾燥してる場所の方が好きです。


↑青春してる地元の若者たち


筆者たちもボール遊びに乱入しましたが、下手クソ過ぎて地獄のような空気にしてしまいました。


昔のメドレセをリノベした、あるいはメドレセを模した商業施設です。

センス良い系の土産屋が何店舗か入居しています。


↑鳥


↑宿の近所


Bahodir(ゲストハウス)で少し休憩したあと、夕食に出かけます。

今朝方チェックアウトしたImran BeKのオーナーに紹介された、Not for tourist, Cheap and Tastyな食堂がお目当てです。


宿から10分くらい歩いて到着。

レギスタン広場のすぐ近くですが、大通りから外れたところにあるので観光客観光客してません。


一皿300円ほどの前菜が何種類も!

筆者たちは香草のヨーグルト和え、オイキムチ、白菜のシーザーサラダ的なものを注文しました。


日本の物価に比べたらコスパ抜群、でも物価安いからって食べきれない量を頼むのは・・・と考えてしまう筆者はやっぱり貧乏性なのかもしれません。


ペリメニというロシア風のミニ水餃子も注文。


メインはビズ・ビズという料理。

大量の牛肉とフライドポテトがギッシリ入っているワイルドな男飯です。


地元ブランドのジュースを飲む会社同期O


ところで、ボッタクリではなく単に店のオペレーションが悪いのが理由だと思いますが、注文が通ってなかったシャシリクの料金も伝票に入っていたことに筆者が気付き、30000スムほどを返金してもらいました。      


日本円で約300円、3人で割れば100円です。

こんな金額に時間を割いてまで執着するなと同期たちはきっと思ったことでしょう。
日本で飲み会したら3秒で消える金額です。


ですが筆者的には、物価が安い国で豪遊してホクホクとしたリッチ感に浸るのと、安いからと言って不本意に請求された金をなぁなぁにするのは全く違うと思うのです。


こんな「旅行道」に拘らず目の前のものをシンプルに楽しめたらもっと豊かな人生を送れると自分でも思うんですがね。

僕はそれなりに一人旅行の経験があって、旅行に対しては拘りが強いし、このような旅行に慣れていないからだと言ってしまえばそれまでなのですが。
 

ただ仲の良い同期達との旅行はもちろん楽しい。リアルタイムでは1週間後に東欧一人旅を控えていますが、このGWの旅行の時のような気持ちの高ぶりは今のところありません。


食後は昨晩に続いて夜のレギスタン広場を観光します。


入場料は50000スム。

この規模で考えたら信じ難い安さなので、多くの旅行者が夕涼みがてら観光していました。


今日はライトアップをしていないのですね。

写真映えするからといって、この手の遺跡に過度なライトアップを施すのは個人的にどうかと思っています。


と、思ったらライトアップが始まりました。

曜日や時間限定でエンペラータイムがあるようです。


派手な音楽も流れ、ディスコのよう。

まぁ同期とダベりながらの観光だし、これはこれで良い思い出になります。


なにせ非日常感がすごいので、夜のレギスタンの空気は今でも仕事中とかにふと思い出すくらいです。


↑中庭

殺人的な画質の悪さ


筆者と違って事前リサーチを怠らなかった同期が、メドレセの2階にターキッシュ・コーヒーの店があるのを見つけてくれました。突撃します。


「好々爺」という趣のおっちゃん。


ドロっと濃厚なターキッシュコーヒーを飲みながら、明日の観光の作戦会議をします。


ここでも郊外の遺跡や峠のシャシリク屋など、事前リサーチを元に建設的な提案をする同期Oに対し、別行動をしてでもサマルカンドの住宅街を徘徊したいと主張する筆者。


最終的に、午前中はエターナルシティという新市街にある観光地に行き、午後はタイミングを見てフリータイムということで落ち着きました。


仕事では調整業務や交渉を生業としており、それなりの傾聴力や協調性があると自負していますが、その反動からかオフの時はとことんマイペースになってしまいますね。

こりゃ結婚できねぇわ!!


一通り夜のメドレセの雰囲気を楽しんでから、レギスタン広場をあとにしました。


Bahodirに戻った後は、泊まり合わせた日本人旅行者の方々(みんな一人旅)と懇談。


もう何年も無帰国で世界を放浪している手練れパックパッカー、僕らと同じビルで働いているらしいお兄さん(インスタでなんやこの神殿はと思った写真が、加工された本社ビルだった)、インドネシアルピアネキなど、個性豊かな旅人と楽しくお話しして夜は更けていくのでした。


つづく