前回の旅行記
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Cheap and Tastyなチャイハネでの昼食後、お馴染みYandex Taxiを召喚して午後の観光に繰り出します。
本来僕はローカルバスに乗るという行為そのものが好きなのですが、なにせ3人でYandex Taxiを使うと50円〜150円でどこにも行けてしまいます。
安全性も高いですし、集団旅行ではついついYandexに浮気してしまうのも致し方ありません。
レギスタン広場から15分ほどで、最初の目的地のウルグ・ベク天文台に到着しました。
ブハラから乗合タクシーでサマルカンドに来ると、特に指定しなければここの近所で降ろされることになります。
ウルグ・ベグ天文台は、ウルグ・ベグという人の天文台の遺構です。(小泉構文)
料金は30000スム。
まずは博物館を見学。
気になって調べてみたのですが、イスラム教だからといって必ずしも偶像崇拝禁止という訳ではないみたいです。
ちなみにウルグ・ベグは、ティムール朝の4代目の君主をやりながら天文学者や文士としても活躍した、バーソロミュー・くま顔負けのマルチタスカーです。
↑展示
↑地球儀
↑展示
続けて天文台を見学します。
うーん
うーん、、、
何が何やらさっぱり分からないまま、一瞬で見学終了。
他に何か見るところあるかなー、あるかなー、と天文台の周りを二周くらいしてみましたが、無いものはありません。
歴史的に意義がある建築物ということは分かりますが、ここを楽しむには些か知識が足りませんでしたね。
しかし可食部がこれだけしかないのに、グーリ・アミール廟と同じ入場料というのは解せんなぁ。
トイレを済ませ、僕のリクエストで今度は歩いて次の観光地まで向かいます。
↑街並み
↑街並み
心の琴線に触れた路地があったので寄り道。
穏やかな下町風のエリアで、リラックスして歩けます。
サマルカンドは工業や商業の中心でもありますが、旧市街の観光地を歩いてる限りでは大都市感はありませんね。
観光要素0のモスクを見つけました。
一日5回の礼拝の時間を除けば、経験上モスクに入って怒られることはありません。
この飾りっ気の無さは、近所の人が礼拝のために普段使いするモスクならではです。
多分このモスクを訪れた日本人は10人もいないでしょう。
集合礼拝の時間はモスクに入れませんが、各々のタイミングで礼拝している人も結構多いものです。
(この時は誰もいなかった)
おおお!これはウズベキスタンの人がかぶってる帽子ですね!
今調べましたが、ドッピと呼ぶらしいです。
礼拝の時に頭を床につける関係上、つばのない設計思想になっているんだとか。
僕ら3人は、こういう地元の人が普段使いするような小物類に弱いです。
↑木とコーヒー
↑街並み
地元のガキンチョに絡まれました。
↑街並み
この辺は旧市街でも新市街でもない、本当にただの住宅街ですね。
日中歩く分には治安は良いと思いますが、ここを歩いて移動する観光客はどの程度いるんでしょうか。
どこかハリウッド感のある風景。
ハリウッド行ったことないけど。
川がキレイです。
何者かが接近してきます。
↑モニュメント
さっき住宅街で絡んできたガキンチョじゃないか!
結構な長さの坂を自転車で何往復もしています。
名前はティムール・ジョーだそうです。
↑ティムール・ジョーと筆者
ティムール・ジョーとインスタを交換しました。
どう見ても小学生な見た目なのに、なかなか世紀末なストーリーを投稿しています。
ウズベキスタンの教育はどうなっているんだ。
定期的にHiやbroとメッセージを送ってくるので、5回に1回くらいは返信してみようかしら。
↑ティムール・ジョーと筆者
今現在もデブですが、この頃は見るに耐えないレベルで太ってます。
夏から剣道を本格的に再開して少しはシュッとしたかな?
リアルタイムのネタになりますが、
「筆者さんって髪セットすることあります?」
とOJTをしている後輩に言われてしまったので、2024年は少しでもカッコ良い姿を見せられるように精進いたします。
さらばティムール・ジョー。
あんまり観光客にちょっかいかけるんじゃないぞ。
ちなみに2023年12月、彼のインスタグラムのフォロワーは3400人強です。
雀の涙ほどの国際交流の後、移動再開。
荒野な感じです。
治安は良いけど野犬が怖い。
犬繋がりではないですが、たまにプレーリードッグみたいな生き物も見かけます。
こういう地元の人の日常を垣間見れる画は大好物です。
↑同期T
旧ソ連ティックな外壁がイケてるこちらは、アフラシャブ博物館。
どうやら韓国がODAで関わっているみたいです。
入館料は30000スム。
イランも似たような感じでしたが、ある程度の規模の観光地では同じ料金体系を採用してると思われます。
展示についてはまぁ、何もコメントしません。
↑林
のっぺりした顔の牛。
顔が描かれたユニークな感じのお墓がありました。
悲壮感は漂っておらず、どこかラテンな感じ。
このあたりは高台になっていて、対岸にビビハニム・モスクを眺められるので多くの観光客で賑わっています。
つづく