本日の観光ルートについては、ほぼ同期Oのインスピレーションに一任しています。
レギスタン広場以外のサマルカンドの観光地を一気に巡るコース。自分一人だとここまで観光地を高速で見て回ることがないので、なかなか新鮮です。
たぶん日時計。
たぶんティムールさんの像。
偶像崇拝禁止のイスラム諸国では珍しいです。
そんな訳で最初の観光スポット、グーリ・アミール廟に到着しました。
ティムール朝の指導者・ティムールとその家族が眠っています。世界遺産です。
今日もアラベスク模様がお美しい。
なお、入場料は30000スムでした。
↑廟
シルクロードを感じるデザインです。
観光ハイライトのドームに入場します。
金ピカです。さすが指導者の墓。
この部屋に置いてある棺はあくまでレプリカで、本物は地下に安置されています。
本物は見学NGだったと思います。
↑観光地にあまり興味ない
余談ですが、ソ連の調査団が棺を開封すると「俺の墓を暴いたら俺よりヤバい奴が降臨すっからな」(意訳)というメッセージが書いてあり、実際にその2日後にナチスが攻めてきたという物騒なエピソードがあるそうです。
最高指導者の神通力ハンパねぇ
うーん、他に語れることないな。
エキゾティックな建築物は見るだけで楽しめ、適当に写真を貼るだけでブログが成り立つのでこれで良いのです。
花形部署の同期たちが海外出張で三現主義を実現するのを尻目に、オフィスに閉じこもって官公庁に出すレポートを作り、上長に詰められる気の狂いそうな日々。
せめてブログでくらい、お堅い文章から解放してください。自由気ままに文字を綴らせてください。
うっし!じゃそんな訳で、ここから得意の町歩き、一丁やらかしてみっか!!!
下町感はありますが、遊んでいる子ども達に小銭をせびられるなんてこともなく実に平和的です。
イランのようにチン・チャン・チョン!チン・チャン・チョン!ヘイヘーイ!wwwと絡まれることもないですし。
同期達とは、「こういう町並みからしか摂取できない栄養があるよね〜」と言いながら歩いています。
これは・・・墓?
「カジッチュ」みたいなシールが貼られてます。
サマルカンドの町歩き楽しすぎます。
正直、世界遺産の宗教建築よりずっと。
↑川と看板
↑町並み
↑肉屋
ウズベキスタンの商店は、何と言うか主張が大人しい気がします。街に溶け込んでるというか。
たぶんウズベキスタンの乳業メーカーだと思いますが、このブランドをあちこちの売店で見かけました。
↑町並み
料金所くらいのキャパの小屋でナンを売っています!
実にサマルカンドらしい光景です。
↑町並み
↑町並み
教会?
ウズベキスタンは、異宗教や外国の文化に対してかなり寛容だと思いますね。
同じティムール朝の一員ながら、その後ガッチガチのイスラーム文化大国の道を歩んだイランとは趣きが異なります。
地元のおじちゃん達の集まり萌え。
↑商店
こういう「下町感」のある画は大好きです。
と、ここであまりにも見事な旧ソ連ティックな団地に出くわしました。
イスラーム建築と旧ソ連の町並み、異なる趣きを同時に楽しめるウズベキスタンの町歩きはとても贅沢です。
ソ連の片田舎で人夏を過ごした、そんな「存在しない記憶」が脳裏をよぎります。
あ、趣き!と我々3人が同時にスマホを構えたくらい趣き指数の高い、お気に入りの一枚です。
↑町並み
思いきり海外の町を歩く、この瞬間のためにストレスフルな仕事に耐えてきたのである。
↑町並み
昨晩に続き、Cheap and tastyなチャイナネで昼飯を頂きます。場所としてはレギスタン広場の近くです。
ナンは自動的に付いてきます。
ラグマンを3人でシェアしました。
僕はここのラグマンの味が一番気に入りました。
塩分濃いめで、炎天下の観光で疲弊した身体に染み渡ります。野菜が沢山食べられるのもグッドです。
シャシリクは標準装備。
今回はぼんじり的な部位も頼みました。
プリケツでした。
つづく
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