古い町並みが楽しめ、ゼーランディア城(安平古堡)や安平樹屋といった観光エリアが集まる台南・安平区。
観光の合間にランチを食べた食堂を紹介します。
Information
訪問日
2023年8月
住所
台南市安平区安平路786號
営業時間
10時〜21時
アクセス
ゼーランディア城(東インド会社が台湾南部を統治していた時代の王城)から徒歩5分ほど。
ゼーランディア城の脇の、屋台街を抜けた交差点の角にお店があります。
周辺の路地には閩南建築の民家が集まっていて、散策が楽しいエリアです。詳細は当該記事をご覧ください。
メニュー
台南名物のフライ料理・蝦捲に加え、台湾の一般的な小吃店によくあるメニューは一通り揃っています。
蝦捲以外にも海鮮系メニューが結構多いですが、一人旅だと頼める料理は限られるかと思います。
注文票にチェックを入れて、カウンターで渡して先に支払いを済ませるスタイル。
ところで、持ち帰り用と思われる肉燥(魯肉飯の上に乗ってるやつ)を販売してるということは、地元の人も結構来るような店なのかもしれませんね。
食器や調味料はセルフで取ります。
実食
欲望の赴くままに食べたいものを紙に書いていたら、トレーが茶色だらけになるのが台湾あるある。
ちなみにお代は全部で150NTD≒700円でした。
7年前に台湾に留学していた時は1NTD=3.3円〜3.5円を彷徨っているので、当時に比べて割高感があるのは否めないか。
肉燥飯(台湾南部では魯肉飯をこう呼ぶ)は甘辛い醤油と八角の香りが口いっぱいに広がる定番メニュー。
豚肉のこってり感が堪りません。
米の量は茶碗に軽く一杯くらいなので、たくさん食べる人はおかわりしないと物足りないかと思います。
蝦捲は、エビなどのすり身を揚げた台南の名物小吃。
日本のさつま揚げといった料理とは違って衣はサクサク。
揚げ物の衣がしっとりしてるの許せないシンパの筆者としては、この衣のサクサク感は大きな加点要素です。
フィッシュボールが入ったスープの貢丸湯。
留学していた時は、貢丸湯と豬肉炒飯の組み合わせが夕食の定番でした。
甘辛醤油味の豆腐と玉子は、肉燥飯(魯肉飯)のお供としてよく注文されます。
魯肉飯と玉子に、スープか燙青菜があれば取り敢えず食事として成り立つのが台湾の良いところです。
コメント
特別な感動はないけれど、料理はどれも食べて十分に満足できるレベルの味ではあります。
僕が歩いた範囲だと、ゼーランディア城の周辺はどちらかと言えば屋台やスイーツの店が多かったです。
観光の途中に普通のしっかりした食事ができるだけで、個人的には高評価かなと思います。