安平区は、廃屋に絡まるガジュマルの樹が特徴的な安平樹屋や、かつてゼーランディア城と呼ばれていた安平古堡などの見所が集まる、台南随一の観光エリアです。
今回は、安平古堡周辺に広がる安平老街、の魅力的な裏路地に潜り込んで撮影した写真を一挙掲載します。
それではご覧ください。
安平老街はスイーツや小吃、土産物の屋台が並ぶ、台湾によくある観光老街です。
しかし路地裏に入ると一転!
赤レンガが眩しい閩南式建築が並ぶ、実に味わい深い住宅街となっています。
レンガの赤と植物の緑のグラデーションが鮮やか。
一度、老街の表通りに戻って・・・
すぐに裏路地に帰還。
視点を変えると、新しい小さな発見があります。
ピカチュウがいるあたり、ここが観光用に再現されたハリボテの老街ではなく、今なお日常生活が営まれているホンモノの老街であることが分かりますね。
台湾南部の植生は台北とはだいぶ違う気がします。
閩南式建築だけでなく、普通の公寓も点在しています。
あまりニホンガーと言うつもりはありませんが、観光スポットではない地元の寺社仏閣の「生きている感」は台湾や香港、韓国の圧勝だと思います。。
どの時期、どの時間に行っても、必ず誰かしらが正しい手順を踏んで本格的なお祈りをしている印象です。
余談ながら、僕はジーパン×ショートカットの女性を見ると激しくコーフンしてしまいます。
(写真中央奥をご覧ください。)
この角度、この配色、僕好みの画だ!
どことなく、人様の旅ブログで見た沖縄の離島っぽさが漂っています。
なお台湾には小琉球という島がありますが、台湾北部の海域(沖縄の下)ではなく、台湾南部の離島です。
緑島と並ぶダイビングのメッカと言われています。
小さな発見、ちっちゃな幸せ。
心の琴線に触れた路地の一本一本に入っていくので、意外と時間を使ってしまいます。
植物の緑が良いアクセントに。
素晴らしい町並みです。
オフリド、センテンドレ、紹興、タシュケントに並ぶ「我が魅力的な路地」の五傑にランクインしました。
生活感が溢れる。
↑味のある路地
漂う沖縄感。
石獅子というやつでしょうか。
シーサーとは兄弟のような関係です。
脈絡なくこんな感じのファンシーな絵柄にもなるのも、かえって現実感があってまたヨシ!
↑教会
ババ・ガンプ・シュリンプ的な
赤レンガ建築ではないけれど、この写真もどこか南国感があります。
↑寺
これなんか典型的な閩南式の家でしょう。
マヂ好きピ
やや政治的なネタなのでハッキリした言及は避けますが、近代台湾の成り立ち的に中国福建省と格別の関わりがある訳です。閩南はその名の通り福建の南部と言うこと。
アモイや福州、泉州など中国南部の街を擁する福建省ですが、同じく中国南部をルーツに持つ沖縄と雰囲気が似るのも自然な流れと言えるでしょう。
中華感が激しい。
MRT(地下鉄)では普通語を含む4つの言語で車内アナウンスが流れますが、そのうちの1つが閩南語です。
リゾートのコンドミニアム感があります。
緑の一本道。
ぅぉおおおおぉおぉぉぉ異文化っぽい〜〜〜
↑町並み
↑東洋の竜
台湾と言うよりは日本や朝鮮の趣き。
閩南式一辺倒という訳でもなく、色々な雰囲気の町並みを楽しめる、実に充実したお散歩でした。
町歩きは最上の贅沢です。
これからも、世界の町で多くの発見を・・・
なァベック、そろそろ終わらせに行こうか
ウズベキスタン旅行記(ドン!)