一番怖いのは気合い入れて書いたブログがさほど読まれなかったこと、ということで旅行記の続きを書いていきたいと思います。
余裕を持って早めに宿を出発。
これから夜行列車に乗り、ブハラに移動します。
ちなみに19時半ですがこの明るさです。
↑神奈川生まれのT
駅までは早速お馴染みのYandexで移動します。
その前に、昨晩買い物をしたフードカートとミニマートで夕飯を買いましょう。
先にフードカートで注文を済ませてからミニマートへ。ちなみに昨晩店番してた兄貴は不在でした。
ミニマートではポテチ、サラミ、パンなど今夜と明日の備蓄食料を購入。
夜間移動用の非常食を買うのは最高にワクワクしますね。イランやトルコを旅した日々を思い出します。
買い物を終えたのでYandexを呼びます。
フードカートでは店番のガキンチョがドヤ顔で一桁多く請求してきたので、騙されるかボケー!と一括して正規料金を叩きつけてきました。
↑街並み
↑YandexタクシーとT
10時間ぶりにタシュケントユーニー駅に向かいます。道が空いてて助かりました。
朝は気付きませんでしたが、駅とバスターミナルの横に食堂らしきものがあったので、こちらで夕飯にしても良かったかもしれませんね。
また、筆者の撮る写真は下手くそ味があると会社同期たちの間で評されているとのことですが、旅の後半に師匠のTによって矯正されることになります。
なのでそれまで、しっかり読者登録して最後までブログ見てくれよな。
バスターミナル横の店はまだ開いています。
朝、ライターを買った店のマスターもいました。
サモサとか美味しそうですが、見るからに油が悪そうなので今はパス・・・
ぼちぼち駅に入りましょう。
入口で荷物検査を受けます。
何もやましいことなくても、セキュリティの腰にぶら下がってる拳銃見ると緊張しますね。
まぁ当たり前に無事に荷物検査をパスして入場。
待合ホールは閑散としていました。
売店も営業していました。
てかこのマトリョーシカのパッケージのお菓子!
ウラジオストクで買ったのを思い出します!
やることもないので、早めにホームに移動します。
駅の様子を撮影していたら、この男女に写真をリクエストされました。
Tはホームの売店でサラミを買い足しています。
この、そこにいる人が一様に高揚感と少々の緊張感を胸に介する空間が最高ですね。
夜行バス待ってる時のバスターミナルとか。
さーてさて、僕らが乗る列車はあれみたいですね。
どうしても夜行列車に乗りたくて、会社の休み時間を巧みに駆使してチケットを買った日のことが遠い昔のことのように感じられます。
僕は夜行列車に乗るのは実は初めてではありません。大学生の時に中国で二回乗っています。
が、あの時は予約をミスってベッドを確保できず、硬座という直立不動のかったいベンチに座り、中国人民に囲まれるながら一晩過ごすというなかなかハードボイルドな体験になったのですよ。
車掌さんが英語話せず意思疎通に苦労しましたが、チケットを見せてブハラ!ブハラ!と連呼し、どうにか僕たちのコンパートメントの場所を割り出しました。
↑夜行列車にテンションが上がる同期T
まだ出発まで時間があるので、荷物だけ置いて外の空気を浴びます。
鉄道好きのTは熱心に写真を撮っていました。
僕は花より男子なので、早々にコンパートメントに戻って先ほど買ったホットドッグを食べます。
でっかいソーセージがジューシーで、ソースも美味しいです。野菜もたくさん摂れます。
21時過ぎ、定刻通りに出発しました。
始発ということを差し引いてもあまりに時間に正確で、中央線に見習って欲しいくらいです。
夜なのでもちろん景色は見れませんが、タシュケント市街地を離れてもそれなりに人気(ひとけ)があることが分かります。
町とは言えない規模ですが、線路と平行に伸びる道路には結構な頻度でドライブイン的な店や、モスクらしきものがありました。
サラミやポテトを突きつつTと談笑します。
コンパートメントなので、ハリーポッターの気分を味わうことができて楽しいのです。
いやー、旅ですね〜
最高ですね〜
Tはとても夜行列車に乗りたかったそうなので、頑張ってチケット争奪戦に勝った甲斐がありました。
コンパートメントの明かりを消すと夜を越えていくような気持ちになり、ますます旅情をそそります。
もっともっと電車旅を楽しみたいところですが、ブハラに滞在できるのはたったの一日。
フルスロットルで観光できるよう、少しでも眠っておくことにしました。
つづく
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