2023年2月現在、日本人はビザなしで韓国に渡航できるものの、代わりにK-ETAという電子渡航認証を取得する必要があります。
以前このブログでもニュージーランドの電子渡航認証のことを書きましたが、K-ETAも意外と面倒なところがあったので、今回も備忘録代わりに申請方法などをまとめてみました。
それではご覧ください。
○申請手順
まずはK-ETAの公式ホームページに入り、
"Aplly for K-ETA"を選択。
最初のページでは居住地域と国を選択します。
(基本はAsia Pacific→Japanになるかと)
その下には個人情報の取り扱いに同意しますか？的な質問が一応選択式でありますが、ここでAgreeを押さないとK-ETAは申請できないので当然Agreeです。
居住地を選び、全ての質問をAgreeで選んだら次のページに進みます。
パスポート番号と、申請結果を受け取るためのメアドを入力して次のページに進んだら、パスポート情報を入力していきます。
パスポートの個人情報をアップロードする場所がありますが、アップしたところで必要な情報が勝手に入力される訳ではないので、ハンドで入力します。
二重国籍の有無、電話番号、訪韓歴の有無、今回の訪韓の目的について記入。
渡航の目的について、観光ならその形態に関係なく"Tour"を選ぶと、新たに”Individual”と”Group”の選択肢が出てくるので、個人手配なら前者を、パックツアーなら後者を選択します。
パックツアーの場合は旅行会社の名前なども書くみたいですが、僕は個人旅行なので詳細不明。
基本的に韓国の施設の郵便番号はグーグルでは確認できないので、滞在先の住所入力は少し面倒です。
こちらのホームページでは、住所を入れることで郵便番号を逆引きできるので、検索して出てきた郵便番号を”Post Code”の欄に入力します。
市町村(ソウル、釜山などの大枠のくくりレベル)→地区、番地の順番で選択し、頭文字のアルファベットを押すと候補が出てきます。
最後に顔写真を登録します。
容量制限などの注意点があるので、詳しくは後述。
リストにある病気に現在罹患しているか、過去の犯罪歴の有無については正直に回答。
パスポート番号や名前などの個人情報については、支払いのページまで行くともう変更できません。
支払い情報を入力。
カードの桁によって直接入力だったり、表示されるキーボードをタッチだったりとやり方が違ったで少し困惑しました。
最後に、下のチェックボックスにチェックを入れて”Next”を押すと完了です。
○結果通知について
深夜12時56分に申請完了後、約30分後に”Approve”と書かれた結果通知が登録したメアドに届きました。
申請結果はパスポート番号と誕生日を入力することでホームページでも確認できますが、実際はメールが来る前に既にホームページには結果が表示されていて、就活のマイページを思い出しました。
○メモ、注意点など
承認されてから約2年間有効
一度申請してしまえば、2年間は何回韓国に行っても、同じIDを使い回せます。
(滞在先などはいつでも修正できるので毎回変えるべきなのでしょうが、どこまで追跡されるかは不明)
申請期限は、韓国入国の72時間前まで
なにかトラブった時のために、できれば一週間くらい前には申請を済ませておくと良いと思います。
料金は10300ウォン
23年2月時点のレートで1030円なので、ニュージーランドに比べると安いですね。
文字入力について
「文字が入力できないのでメモ帳に打ち込んだものをコピペした」という体験談を何個か見ましたが、筆者はその不具合には遭遇しませんでした。
一方、例えばAを打つとAAほように2つずつ入力されてしまい、消すのが面倒でした。
よって、いずれにせよメモ帳からコピペした方が楽に作業できると思います。
写真アップロード
容量やピクセルが規定値を超えるとエラーが出ます。
容量については、「ラインで送ったやつをダウンロードすると容量が小さくなっている」と聞いたので実践したところ解消。
ピクセルは、一緒に旅行する同期に頼んでアプリで処理してもらったところ上手くいきました。
○まとめ
ビザなしで入れる国が多いのは有り難いこと。
一方、猫も杓子も電子渡航認証で、それはそれで面倒くさいものです。
特に韓国は「初めての海外！」で訪れる人も多いと思うので、この記事が何かの参考になれば幸いです。
※掲載したスクショは、K-ETAのホームページで申請作業した時のものになります。
https://www.k-eta.go.kr/portal/apply/index.do
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ニュージーランドの電子渡航認証はこちらをどうぞ
