【旅行記】2022夏ニュージーランド2-1 インターシティのバスでタウポへ移動

前回の旅行記


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Day2

予定よりやや遅い、8時頃に起床。
寝起きの喉が痛くやや焦りますが、8月のニュージーは冬なので、乾燥のせいだと信じたい。

ブログ用の写真撮影と荷造りを慌てて済ませ、8時半にはハカロッジを出発します。


オークランドに着いて早々、今日はやや南下してタウポという町に移動します。

ニュージーランド最大の湖・タウポ湖を擁するレイクリゾートです。

ハカロッジの周りもなかなか面白そうなのでもっとゆっくり散歩したかったですが、また観光最終日に戻ってきましょう。


今回はニュージー最大手のバス会社・インターシティのバスで移動します。ニュージー旅行でバス移動といったら基本的にはここを使うことになるでしょう。

乗り場は昨日、エアポートバスが到着した場所と同じ、スカイタワーの裏です。

ハカロッジからは坂を下る形なので楽ですね。


観光名所は少ないと言われがちなオークランド。

一方、街全体がどこかアートな感じで、適度に街中に自然も多いので散歩が楽しい街だと思います。

個人的にはオークランド、気に入りました。


15分ほど歩いてバスターミナルの近くに到着。

チェックインを済ませてバックパックを預けます。
なお、チケットは2ヶ月前くらいにネットで購入しておきました。


出発まで少し時間があったので、バスターミナルに併設のコンビニで朝食を購入。

ニュージーのコンビニは、中国人をはじめ移民が経営してる店が多い印象です。


・・・と、この写真を撮ってから少し店内を物色していると、スマホがないことに気付きまして。

バスの中に忘れたと思って慌てて店を出ると、中国人の店員さんがスマホを持って追いかけて来てくれました(レジ前のカウンターに放置してたらしい)


パスポートにスマホ、財布の管理は旅先での最重要事項。それを怠るなんてこれまでの旅行でもほぼ初めての経験ですし、いかに当時の僕がコロナ対策にのみ気を遣っていたかが分かります。

というか今この記事を書いてて気付いたのですが、店内の写真を撮ったんだからバスにスマホがある訳ないですよね。

よく無事に帰って来れたな・・・


落ち着いたところでバス車内で朝食。

ニュージーランド名物のステーキ・アンド・パイを頂きます。

たっぷりの肉、こってりとしたシチュー、とろーりチーズが絡み合ってとても美味しいです。


滞在中はブログのお店紹介のネタを増やすため、積極的にカフェで朝メシを食べていましたが、節約にもなるし美味しいし、もっとコンビニのパイを食べれば良かったです。


定刻通りにバスは出発します。

同じバスには日本人留学生っぽい女性が何人かいましたが、僕は「私」とタメを張れるくらいのヘタレなので、当然なにかドラマはありません。

ちなみに僕の好きな女性のタイプも「黒髪の乙女」です。正確には大学まではcv.花澤香菜の黒髪の乙女が、社会人以降は明石さん系統のクール系黒髪ショートがどストライクです。クソどうでもいいですね。


多くのバックパッカーは恐らく一箇所に長期滞在する旅を好むと思います。 

そうすることで相対的に移動のお金が抑えられるし、宿も連泊プライスになることがあるし、何よりその町をより深く知れるからでしょう。


僕も大学時代は部活のオフが短かったので、北京5日間!とかカトマンズ6日間・合間に少し国立公園へ遠征!など極力移動の時間を減らして一つの町をじっくり見学することが多かったと思います。

実際に、そうすることで短い滞在中ながらも馴染みの店ができたり、時間を気にせずゲストハウスのリビングでのんびりしたりできて楽しかった。


それがいつからか、大学5年の時に中国東北地方の4つの街を巡ったり、卒業旅行でいくつも国境を越えたりした影響だと思いますが、町と町を移動すること自体に楽しさを見出すようになりました。

朝早く起きて荷造りをして、名残惜しさを感じながらバスターミナルや駅に行き、時間になっても乗り物が来ないことにやきもきし、新たな町への期待で胸を膨らませながら車窓を楽しむ。


特にバスだと普通の観光旅行じゃまず訪れないような地方都市の様子を見れたりしますし、そういう方面で知的好奇心を満たせるという楽しさもあるでしょう。


もっとも、たとえば根室やエレバンあたりは深掘りしたいことを全然消化できないまま出発してしまいましたし、ジョージアやタブリーズなど最初は緊張しててようやくエンジンがかかった頃に次の町への移動を決めてしまい後悔した記憶があります。


時間が許せば長期滞在したい町は昔も今もたくさんあるものの、反対に大きい街だから時間割かないと!とスケジュールを組んだ釧路やアテネなどは時間を持て余しましたし、なかなか難しいテーマですね。

北京や香港、エスファハーンや京都なんて一ヶ月いても飽きないと思いますし。


オークランド空港のあたりを過ぎて少しすると巨大な湿地帯が見えてきました。

ニュージーランドの大自然はすごいです。


ニュージーといったら畜産・酪農ですよね。

無数の羊や牛が大地を歩き回る様が、ある意味一番ニュージーらしい風景かもしれません。


なお、ノーマスクの人が大半のニュージーですが、公共交通機関等では「一応」マスクの着用が義務付けられています。


ガイドブックに載ってないような町や村を眺められるのもバス移動の楽しみですよね。

ちなみに窓にほんのり写ってるのは、マスク着用の契を破ったノーマスクのおっさんです。


 

さっきコンビニで買った牛乳を飲みます。

ほのかに甘くて美味しいです。


オークランドを出発して2時間ほどで、ハミルトンという町に到着しました。

たしか母校(高校)の交換留学プログラムの相手はハミルトンだったと思います。剣道ばっかやってた僕には縁のない話でしたが。

ここで40分ほどランチタイムみたいです。


バスターミナルはこじんまりながらも、売店やトイレなど最低限の設備は揃っているっぽいです。


トイレはプリズンブレイクやユージュアル・サスペクツに出てきそうな感じでした。


売店で昼飯を済ませるのも味気ないので、わずかな時間ですがハミルトンを散策しつつ、適当な食堂で食事するとしましょう。


うーん、穏やか


こりゃ高校生が留学(ホームステイ)するのにぴったりのサイズ感の町ですね。

オークランドは高校生には刺激が強そうです。


中華はどこにでもありますね。


良さげなカフェやファストフード屋を見つけたものの、なぜか休業中・・・

土曜のランチタイムなんですけどね・・・


結局、バスターミナル内の売店で軽食を見繕うことにしました。

しかし・・・レストランでもないのに高いなぁ。


シーザーチキンのサンドウィッチにミルク。
これで約1200円はNZイカしてますね。


肝心のサンドウィッチは、アラバスタ編みたいなパサパサ感です。S7航空の機内食のサンドといい勝負だと思います。シーザーソースじゃ救済できないほど。

これが本当のサンド(砂)ウィッチか。
やかましいわ。


無駄金を使っただけのランチブレイクでしたが、気を取り直して南下を続けます。



つづく