本当はニュージーで訪れたお店や旅のテクニックを全て吐き出してから旅行記を書きたかったのですが、あんまり情報系の記事ばかりだとブログに来てくださった皆さんも飽きてしまうかと思い。
元々は旅行記として始めたブログですので、ここらでいったん旅行記を再開したいと思います。
↓↓前回の旅行記はこちら
搭乗ロビーの時点で薄々察してはいたものの、ニュージーランド航空機内はかなりの混雑っぷり。
むしろ目視の範囲で空席を確認できません。
オークランド行きが週に2本と限られているから人が集中するのは分かりますが、それでもこんなに旅行者がいるのは、やはり少しずつコロナ禍前の社会に戻っているからなのでしょう。
感染者数爆増の時期だったけど
ニュージーランド航空の機内安全ビデオはハイクオリティなことに定評があります。
この時は魔法使い風のキャラクターが空飛ぶ船でニュージーを旅する様子をフライトに見立てたもので、映画の一大ロケ地であるニュージーらしさ満載の作品になっていました。
窮屈な足元も、ブランケットや枕をどこに置こうかあたふたするのも、離陸する時の何とも言えない高揚感も、国内線の短いフライトでは味わえない感覚。
不自由さとこれから始まる冒険への期待が混じった、くすぐったい気持ち。
いよいよ2年半ぶりに海外の土を踏む時が来たのだと実感しました。
そしてお楽しみの機内食!
こちらも2年半ぶりだ!!
柔らかくて甘辛いすき焼き風の牛肉が、ご飯に合ってとても美味しかったです。
お目当てのメニューが品切れにならないかのドキドキ、機内じゃなかったら放り投げるレベルにカッチカチのパン、満腹になるか微妙なラインのボリューム。
ネガティブな感情すらも2年半ぶりだと愛おしく感じます。機内食最高です。
種々の興奮が入り混じり、消灯後も眠ることができませんでした。なので映画タイム。
彼女ができたら観に行きたい言っているうちに上映が終わってしまったダンブルドアの秘密を観ましたが、あまりの出来の悪さにファンとしては悲しいですw
推しキャラのティナ(筆者はショートで気の強い女性がタイプ)の登場シーンが少なかったのも残念ですし、なんとか残りの2作では盛り返していただきたい。
そんなこんなで2回目の機内食です。
機内食の朝食としては最も一般的なオムレツが登場し、思わず手を叩いて喜んでしまいました。
これから始まるニュージーランドの旅を祝福してくれてるかのような美しい朝焼け。
窓際の席に座ってた方が快く写真を撮らせてくれて有り難かったです。
定刻より早く、オークランド国際空港に到着。
東京の感染者数が激増したり、諸々の書類や保険の手配があったりと、出発まで毎日精神をすり減らしていたものですが、とにかく無事に到着できて良かった!
海外の空港らしい独特の匂いが懐かしいです。
8月のニュージーは冬なので、真夏の日本から一気に快適になってテンションが上がります。
マオリモチーフのオブジェ。
こうやって世界観を押し出してくれると、旅に出た実感が湧きますよね。
ニュージーは世界屈指の環境保全ガチ勢。
入植者が持ち込んだ動物によって貴重な鳥が食い殺された歴史の反省か、肉類やウイルス、種子などを持ち込んでいないか徹底的にスクリーニングされます。
その厳しさたるや、エックス線での荷物検査のあとに警察犬が控えているレベル。
入国カードの質問も「最近、犬や猫以外の動物と触れ合ってないか?」「キャンプ製品を持ち込んでないか?」など環境に係る質問が多く目につきます。
その後、抗原検査キットの受け取りもあり色々とイレギュラーもありましたが・・・
32カ国目、ニュージーランド入国です!
なお搭乗の様子から入国審査の流れについては別記事で詳しく書きましたので、そちらも併せてご確認いただけますと幸いです。
一階の両替所は全滅でしたが、二階に営業中の店がなったので問題なく両替できました。
今回は卒業旅行で使わなかった米ドル500$程度を持ってきています。皮肉にも米ドルの価値が上がっている影響で、日本円換算すると卒業旅行時よりもだいぶ高額になっております。やはり米ドルは最強ですね。
久々に海外の空港を散策したい気もしますが、オークランドを観光できる日も少ないのでチャキチャキ行動しちゃいましょう。
エアポートバスが出発するまで少し時間があるので、空港の外にあるフードカート式のカフェでコーヒーでもしばきましょうか。
ニュージー名物のフラットホワイト。
ぶっちゃけただのカフェオレです。
ゆえに美味しいことは保証されています。
朝の空港の雑踏を眺めながらのコーヒータイム。
実に贅沢な時間です。
というか寒いので純粋にコーヒー旨いです。
コーヒーを半分飲んだくらいのタイミングでエアポートバスのSkyDrive が来ました。
僕はエアポートバスが大好きです。
郊外にある馬鹿でかい看板や、その国ならではの自然、無機質な感じの景色からやや下町な雰囲気に変わっていく様子など見ていて飽きないし、少しずつ新しい国に到着した緊張がほぐれてきて観光に意識が向いてくるのが初々しくてテンション上がるからです。
まぁこの時はノーマスクで盛り上がっている他の乗客達に恐れ慄いていたんですがね。
公共交通ではマスクって書いてあるやんけ・・・
こういう物流施設こそ空港→市街地の車窓の定番ですよね。日本製のトラックもぼちぼち見ました。
ぱっと見の治安の良さ、住宅の上品さはこれまで訪れた国でも最上位だと思います。
とにかく平和な雰囲気。
海!
この立体感、緑と水のグラデーション、大好物!
早くもオークランドが好きになりました。
市街地に入りました。
空港から40分ほどでオークランドCBDに到着。
道も空いていて、ノーマスクの仲間たちを除けば快適な移動になりました。
さて、ここから宿に向かわなきゃですが、今ぼくはどの辺にいるのかな??
すごいのが見えたぞ!!?
つづく