【宿泊記】各種アクティビティに強い神着地区の清潔な民宿/スナッパー(三宅島)

標記の件、三宅島の快適な民宿・スナッパーをご紹介します。どうぞご覧ください。

○Information

[HP]
www.snapper-d.com

[住所]
東京都三宅村神着1172

[電話番号]
04994-2-1433

[受付]
チェックイン  15時〜21時
チェックアウト 〜10時

[宿泊費]
素泊まり(通常期) 5100円〜
素泊まり(繁忙期) 6100円〜
夕食   2500円
朝食   900円

※食事は要事前予約
※一人で宿泊する場合は+1000円〜
※繁忙期はGW、7月中旬〜8月末

[メモ]
釣宿の設備はないので、釣人は宿泊できない。
ダイビングやバードウォッチング目当てで来島した人の宿泊が多い印象。

○アーリーチェックイン

竹芝桟橋を出た船は翌朝5時に三宅島に到着するが、離島につき早朝に時間を潰せる場所はほぼない。

その救済措置として、三宅島の宿泊施設の多くでアーリーチェックインの制度を導入している。

スナッパーの場合は朝5時からのチェックイン、仮眠が可能となり料金は1400円
また通常と同じく900円で朝食もつけられる。

宿のホームページには「お得な仮眠休憩パック」の記載があるが、一番安くなるように勝手に宿の方で計算してくれるのでそこまで気にしなくても良い。

○アクセス

三宅村営バス「三ノ輪」バス停から徒歩5分
※三ノ輪までは港により、また左回りか右回りのバスかにより所要時間は変わるが、観光客が通常うろつく場所からなら30〜50分ほど乗車する。


三ノ輪で降りたら、写真の看板と建物(三宅酒造)の間の小道に入り5分ほど歩いて到着。

↓時刻表
https://www.vill.miyake.tokyo.jp/iryou_shinryoujo/files/26.6.28basjikokuhyou.pdf


民宿までの小道は、野鳥の会の方が太鼓判を押すほど絶好のバードウォッチング・スポットで、島の看板であるアカコッコも観察できるらしい。


また竹芝からの船に関しては、事前に予約すると到着港まで迎えに来てくれる(無料)
帰りはダイビングをする人に関しては送迎可、それ以外の人は自力で移動となるが、朝5時に港に着いた船はそのまま御蔵島と八丈島を目指すので、それらの島に行く場合は送り可能とのこと。


なお、三宅島には船が発着する港が3つあり、当日にならないとどの港を使うか分からない不思議のダンジョンシステムを採用している。

竹芝からの船に関しては朝の4時に港が決まるが、スナッパーなら迎えはどの港にも来てくれるので問題なし。

問題は竹芝行きの船。
当日の11時にどの港から決まるので、バスで旅行するなら帰る日は宿の近くを散歩するくらいに留めた方が良い。出発港は東海汽船に電話して確認。

一応、どの港になっても、右回り左回りバスともに島のどのバス停からでも乗船に間に合う時刻表にはなっている。そこまで重く考えなくても良い。

また伊ヶ谷港はまわりに昼飯を食べれるような店が何もないので、伊ヶ谷港発の場合は予め宿の近くの商店で弁当を買うなどした方が無難。

○主な観光地への距離

・椎取神社  徒歩20分
・ひょうたん山 徒歩35分
・サタドー岬 徒歩1時間
・アカコッコ館 徒歩2時間20分

僕は10時半に宿を出て、ゆっくり景色と撮影を楽しみながら歩き、途中昼飯を食べて、ちょうど15時にアカコッコ館に着いたので参考にして欲しい。

なお火山体験道などがある阿古地図までは左回りバスで40分ほど。神着からだと右回りのバスは高校前のバス停までしか行かないので、アカコッコ館や阿古に行く人は要注意。徒歩で島を感じるのも良い経験だ。

○寝室

部屋は非常に清潔。もっと暑くなれば別なのかもしれないが、離島ゆえに懸念していた虫たちは僕の泊まった部屋では一匹も見なかった。

冷房もガンガン効くし、ハンガーもたくさんあるしで快適な滞在になると思う。

○設備

一階建ての別館。僕はアーリーチェックインの仮眠は別館、泊まったのは本館だった。
※徒歩20秒ほどの距離


シャワーは別館に男女別である。24時間入浴可能。
僕は阿古の温泉に通ったので、スナッパーのシャワーは利用しなかった。


トイレは別館と本館の2階にそれぞれ男女別で。
ウォシュレットも付いていて清潔。


食堂は食事時以外も使用可能。

旅人宿ではないので団らんの時間はないが、ここにいれば誰かしらと話せるチャンスはある。


電子レンジもあるので、素泊まりの場合は後述する商店で弁当を買って食べられる。


フリードリンク。
水は2階の洗面所のものが飲用可能。


1階にも2階にもマンガがたくさん。
まさか六三四の剣が全巻あるとは・・・

○食事

上に書いたように食事は事前予約必須。

写真は三宅島に到着した日の朝食で、3日目も同じ内容だった。ご飯、味のりはおかわり可能。


 

2日目は内容が変わったので連泊でも飽きない。

焼き魚に卵料理と、トラディショナルなジャパニーズ朝メシを頂き大満足だった。


バグってたのが夕食。
残念ながら1日目は料理する人が不在で注文できなかったので、2日目で満を持してとなった。


島寿司はねっとりした漬けマグロが最高。


島の特産品・明日葉のかき揚げは何とも言えない上品なほろ苦さが堪らない。


メインの魚がニ種類なのもおかしいし、なんなら島寿司とは別にマグロの刺し身もある。

一人で食べるのは少し寂しかったけど、それでも思わず叫びそうになったくらいの豪華さ。

ご飯もおかわりできるし、生ビールも600円で注文できるのでゆっくり味わってみて欲しい。

○各種アクティビティ

宿主はあらゆるアクティビティに精通しており、宿でツアーの申込みが可能。

宿主自らがガイドを務めるものもあり、そのラインナップはドルフィンスイムやネイチャーツアー、ダイビングなど様々。
僕は椎取神社横の森に入って、光るキノコを探すナイトツアーに参加した。

料金や内容は宿のホームページを確認のこと。

○周辺環境

神着は島の中では飲食店の数が多く、15分ほど歩くと食堂や居酒屋、商店が集まるエリアがある。

特に写真の正大ストアは弁当や飲み物、お菓子に冷食など品揃え豊富なので一度はお世話になるだろう。お土産に三宅島の焼酎も買える。


www.sekainoasameshi.com

僕はラーメン屋のとんとんに行ったが離島とは思えぬクオリティーで、オーナー夫婦との会話も楽しめ最高だった(記事がはてなにピックアップされた・・・)

○まとめ

清潔で食事も質量ともに充実、各種ツアーも手配できるので三宅島初心者にも最適。

また上に書いたサタドー岬やひょうたん山まで歩いて行って観光し、上手いタイミングのバスで帰宅or移動というムーブができるのもポイントが高い。


一人でもカップルでも家族でも泊まりやすいと思う。


三宅島での宿探しの参考になれば幸いです。

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