小坂田純奈かわいすぎる。
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剣道部の同期がペルシャ語をやっているのですが、その後輩が以前トルコを旅行したことがあるみたいで、Twitterで情報を頂いていました。
夜行バスまでまだ半日あるので、彼女らから教えて頂いたローズバレーを軽くトレッキングするぜ!というのが本日の記事となります。
とは言え歩き方には具体的なトレッキングのコースなど書いてなく。ぜルヴェの方面に再び歩いて行きますが、果たしてどこからトレイルに入れるか分かりません。
そこで、看板と脇道の感じと人が歩いた痕跡を観察し、適当な所から渓谷に突入することにしました。
まぁ、歩き方に載ってるような場所だし危険なこともないでしょう。
コースもゴールも分かりませんが、小生、体力には些か自信があるので、元気良く道なき道を切り拓いていけば必ずギョレメに戻れるはず。
なんと言うか、ものすごい死亡フラグの塔を建設していますが、男の船出を邪魔する理由がどこにある、です。
人が全くいません。
それなりにちゃんとした道はあるので人が訪れる場所だとは思いますが、誰ともすれ違わないのがなんと1時間も続いております。
完全に盆地みたいな場所に迷い込んでしまい、ハイキングコース的な場所に合流しません。
追い詰められた末に低めの崖を見繕い、ロッククライミングして脱出を試みましたが、上に行っても人が歩けるような感じでもないので途中で諦めました。
ところで、トルコは狂犬病の流行地域。
犬の糞を見て「この糞・・・まだあったかい!近くにいるぞ!」をリアルでするくらいにはビビってます。
とても写真を撮る余裕もなかったので多少の時系列の乱れは覚悟で当時の心情を表現していますが、ぶっちゃけ黄色信号が点灯するくらいにはピンチでした。
普通に来た道を引き返せば良かったんですけどね。
まだハイキングを続けたいという気持ちとパニックが入り混じり、正常な判断ができなかったみたいです。
運良くハイキングを終えて下山して来た人に遭遇し、何とか道を聞くことができました。
ロッククライミングしないで済んで本当に良かった。
ちなみにここローズバレーにも洞窟住居や教会があり、フレスコ画も残存しています。
ぜルヴェよりも保存状態いいっすね。
然るべき道に入りしばらく歩くと、先ほどまでの静寂が嘘のように、賑わっている茶屋がありました。
高いけど気にしてられません。
チャイとコーラうめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ
身の安全を確保したので、純粋に周囲の景色を楽しむ余裕がでてきました。
おお!!これはまさにピンクでローズバレーの名に相応しい!!!!
・・・・・・
ピンク・・・?
ローズ・・・?
案内板に従って歩いてもなかなか下山する感じにならず。どうしようかと立ち往生してると雨が降ってきまして・・・それはそれは心細いですよ・・・
茶屋に戻って聞くと、やはり案内板に従って歩き、尾根を歩いていくと下山できるとのこと。
仕方ない、腹をくくって進みましょう。
正直、課金して馬車に乗ることも覚悟していたので道が正しいならそれで良かろうです。
ローズかはともかく、絶景は絶景ですね。
もっとメジャーになってもいいと思います。
ギョレメを出てから3時間、ようやくゴールです。
最後は下山して牧場のような場所を突っ切り、ギョレメに続く道に戻ることができました。
いくらスタミナがあっても、観光地でも、トレッキングするならしっかりルートを調べてなるべく複数人で行動する。旅行経験に乏しくても分かることです。
ただこの時は旅行を始めてから30日を過ぎており、若干の油断が生じていたのだと思います。
就活留年してようやく弊社に拾って頂いたのに、海外で遭難して入社できません!はシャレになりませんよホント。
さすがに朝から歩き続けて疲れたので、宿のコモンスペースで少し休憩。
チェックアウト後ですがシャワーも使わせて頂き、回復したところで昨日も行ったビュースポットでカッパドキアの希石を見納めることにしました。
洞窟住居に明かりが灯り幻想的です。
画質悪いけど。
自分の容姿が嫌いなのであまり自分の写真は撮りませんが、可愛い日本人の女の子がいたので話す口実作りで撮影を依頼しました。
会社に入って紆余曲折を経てボーイッシュを好む性癖に改造されましたが、この頃からショートで活発な人を好む兆しがあったみたいです。
ツアーはファッキン、レストランではボラれたけど、オンリーワンの景色を見ることができたのでカッパドキアは概ね満足しました。
もう一人で来ることはありませんが、初めてトルコを旅行する人には必ずカッパドキアを勧めますね。
夜行バス前に夕飯食べちゃいましょう。
少し中心から離れた場所にある食堂に決めました。
メニューは少なめだけど、控えめな中東系の店員さんが好印象です。
昨日の店がなんとなくトラウマみたいで、パンと炒め物をテイクアウトして宿で食べることにします。
店員さんはムサカと言っていましたが、ギリシャのムサカとはだいぶ違いますね。
ナスは使っているので元は同じなのかな?
ギョレメは村の中心部、旅行会社が密集している場所からバスが発着するので便利です。
と、ここでタブリーズのダルヤ・ゲストハウスで話した台湾人の兄貴と再会しました。
実はジョージアとアルメニアは親中、故に台湾に対してはビザの発給を著しく制限しています。
この兄貴は僕がコーカサスを旅している間、タブリーズからトルコとの国境に向かい、トルコ東部を延々旅していたのですね。
まさかギョレメで再会できるとは思わなかったのでとても嬉しいです。これぞ旅の醍醐味。
さて、寝て起きたら次の町・セルチュク。
ここでは有名な遺跡を見学しますが、一体どんな出会いが待っているのか。
それはまたお次の回にて。
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