[Day3続き]
心底忌々しいことに今回は長期休暇ではないので、翌日から仕事が始まってしまいます。
最後のフェリーを逃したら本当に洒落にならないので余裕を持って両津港に戻ることにしましょう。
佐渡3dayパスのお陰で格安で移動できました。
最後までお世話になりました。
2日ぶりに両津港フェリーターミナルに戻ってきました!
取り敢えず真っ先に2等客船のチケットを購入。
2等客船はそもそも指定席という概念がないので当日買うでも大丈夫だと思いますが、繁忙期は予約した方が無難でしょう。
チケット購入後は家族や職場用のお土産探し。良さげなものを見繕ってバックパックと一緒にコインロッカーにぶち込みます。
500円は高いよ・・・
身軽になったところで最後の散策をば。
加茂湖を眺めながら佐渡乳業のコーヒー牛乳をしばきます。
しばらくは拝めないであろう、日本海の雄姿を目に焼き付けておきます。
フェリーターミナル内の洒落たカフェでアイスコーヒーをしばきつつブログ執筆。
西洋人カップルがすごい勢いでハンバーガーセットを食べていました。
久方ぶりに「夜の空港で感じるドキドキ」と同種のエモさを味わっています。
夜行バスの旅もいいですが、空港での待機時間ほど心躍る瞬間はありません。
空港野宿上等のゴリゴリ海外旅行やりたいよ〜
ターミナル内の食堂で早めの夕食。
岩のりラーメンを食べましたがなかなか旨かったです。
こういうところでも美味しくご飯食べられる女の子と結婚したいですね・・・
時間が来たので乗船します。
ティナみたいな女性に「楽しみにしてるわ。世界の町で朝メシを喰う」と言われる。
なんてことは、まるでない。
旅行とは全く関係ありませんが、ハマり役過ぎたジョニー・デップが降板し、グリンデルバルドはダンブルドアに負けてニュートとティナが結婚するところまで分かっているファンタビがどう盛り上がっていくか、ハリポタファンとしては非常に心配です。
せめて魔法動物達は最後まで出て欲しいですが、ダンブルドア中心の話になっていくのは避けられなさそうですね。
出航前のエモさやセンチメンタル加減でいったら船旅はトップです。
さようなら佐渡。素晴らしい思い出をありがとう。失いかけていた旅人としての感覚やスキルを取り戻させてくれてありがとう。
次は素敵な女性と一緒に、必ずまた来ます。
今回も絨毯式の2等客席での船旅となります。
メランコリックな気持ちに浸るためやっぱりデッキで過ごすことにしました。
あの光はイカ漁かな?
食べたりないのでおやつタイムにします。
船内の売店で購入したタレカツおにぎり200円。
カツがかなりの大きさで大満足です。
定刻より5分ほど早く新潟港に到着しました。
新潟駅までの最終バスに乗るため迅速に移動します。
フェリーとの接続は考えられていますが乗り遅れたら大変なのでね。
無事に間に合いました。
当たり前ですが3dayバスは使えません・・・
22時半の新潟駅。
居酒屋やカラオケが元気に営業し、ストリートミュージシャンがギターをかき鳴らし、酔った大学生がロータリーでたむろする様はもはやSF映画の世界です。
早く仕事終わりに飲みに行きたいですねー
初日に朝メシを食べたマックでブログを書いて時間を潰し、日付が変わった頃に夜行バスに乗車。
行き同様の満席4列シートでバッキバキの身体に鞭打ち、午後から出勤しました。
○まとめ
はっきり行ってディスティネーションとしてはこれまでの国内旅行では鹿児島に次ぐ面白さです。
純粋な楽しさだと友人や彼女との旅行の方が楽しいです
が、国内で初めて「旅」できたのが佐渡でした。
GWで行った石川も去年行った徳島も観光的には面白く良い出会いもありましたが、正直ヌル過ぎて気持ちの振れ幅が小さかったんですよね。
その点、佐渡はそれなりに不便な交通のお陰でルーティングやスケジューリングの面でかなり頭を使いましたし、少ない情報を吟味して自分を信じて旅を進めるのが不安でもあり楽しかった。
海外旅行ができずに錆びついた旅人としての自分を取り戻せたのが一番の収穫ですかね。
日本海の冬を見たいので佐渡には必ず再訪すると思います。
また、日本で旅らしさを味わうなら島しかないと悟ったので、感染対策に気を付けつつ年内は島旅を続けたいですね。
鹿児島には行けないので与那国か対馬か、伊豆諸島を狙いたいですね〜
今回も長い旅行記となりタイムラインを汚してしまいましたが、ご愛読ありがとうございました。
佐渡という意味では能の鑑賞記やバス旅のまとめ記事、Perchの宿泊記などまだ書く予定です。
旅行記としてはウラジオストク編を完結させちゃいます。
〜2021夏 佐渡編 完〜