【旅行記】2019ウラジオストク3-1 ロシアじゃない・・・極東ロシアだ!

[Day3]

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モーニングコーヒーを飲もうとキッチンに行ったら中国人のおかあちゃんにお菓子を頂きました。
謝謝。

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おかあちゃん達の朝食。
朝からガッツリいきますね。

会社ではドメスティックな部署への配属が決まっているので、話せるうちに中国語を話しておきましょう。


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息子が兵役中だと涙ながらに話してくれたおかあちゃん。

台湾人の林兄貴も、日本人の僕にも、実の母のような温かさで接してくれる肝っ玉母ちゃんでした。

熱く語ったりするの苦手ですが、こういうところから東アジアの平和が始まるといいですよね、、、


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朝から良い時間を過ごせました。
工場で引き裂かれた魂が1ピース回収できた気すらしますね。


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この日はウラジオストクの街を散策します。


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最初の目的地はリノベスポットのグム裏

レンガ造りの建物が並ぶ観光地です。


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エクレア専門店のフスピシュカ
で朝メシにします!

エクレア味のティラミスとカフェラテで約700円と決して安くはないですが旨い!


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ロシアの風に吹かれながら、レンガ造りの町でスイーツを食べる。

工場では考えられない爽やかな時間です。


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可愛らしいキリル文字。
廻廻奇譚のMVなんかそうですが、文字って見方によってはアートになりますね。


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曇り空がまたロシア感を演出していて異国情緒があります。


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アルセーニエフ記念国立沿海地方博物館に来ました。

僕を含めウラジオストクに来た旅行者の多くが、「意外とヨーロッパだった」という感想を持つそうなのです。

成田から3時間かつ、地理的に中国や北朝鮮に近いことから、なんとなく東アジア系の町並みや顔をイメージするからこそのギャップですね。


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これまでブログに載せた写真からも分かるように実際は西洋の町並みが広がり、住民の顔立ちもいわゆるスラブ系、ボルシチやピロシキなどポピュラーなロシア料理を味わえる。
ひどくざっくりした言い方をするとウラジオストクは紛れもなく「ヨーロッパ」です。

しかしながら、これまでの歴史を辿ると例えば渤海国は中国や朝鮮の領域にも跨がりますし、ツングース系民族も昔で言う満州からシベリア・極東に分布します。


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この写真なんかどことなくアイヌを連想させますし、僕が旅しているのはロシアではなく極東ロシアなのだと実感できる意味でも、この博物館に来た意味は非常に大きかったと思います。


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先ほど書いたようにマジョリティはスラブ系ですので、普通に街歩きをしている分には極東っぽさを感じることはないかもしれませんね。


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国際的にブラックなネタなので具体的な数は言いませんが、ロシアは連邦国家なので、ロシアの中にさらにいくつもの共和国があります。

例を挙げるとブリヤート共和国やバシコルトスタン共和国。

注目すべきは、これらの共和国はわざわざ共和国を名乗っていること。
つまりモスクワやサンクトペテルブルクなどと比べ、スラブ系だけでなく他の民族が幅を効かせているということになります。
(この辺ひどく適当な説明かつ勉強不足なので、認識違いがあったら教えてください)

地理的にもスタン系の国やモンゴルに近く、文化や民族と国境の関係性など非常に興味があるところです。


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この辺は以前ブログで紹介して頂いた旅しての松本ご夫婦がくまなく旅されているので、是非ご覧ください。

tabisite.com



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個人的には旅先で訪れた博物館でトップ5に入る素晴らしい施設でした。
文化や自然など展示物が僕好みだったからかな。

当時、現地で理解しきれたことは多くないですが、興味のある分野だとこうして後から復習したり考察したりできて良いですね。

民俗学とか海外の文化に興味のある人は訪問必須だと思います。
激しくオススメです。


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