ブログ読者の皆様
いつも大変お世話になっております。
「世界の町で朝メシを喰う」です。
掲題の件、ニセコ町のゲストハウス「ニセコ旅物語」をご紹介します。どうぞご覧ください。(25年9月宿泊)
※ニセコ旅物語は、筆者が愛してやまない安宿ネットワーク・とほ宿の会員宿です。
Information
宿泊日
2025年9月13日(土)〜9月15日 (月)
住所
北海道虻田郡虻田郡ニセコ町ニセコ 435-8
宿泊料金
素泊まり 3700円/人
夕食 +1600円
朝食 +400円
※1人旅は基本的に男女別相部屋、1人用個室+900円
※2人以上は追加料金無しで個室対応
※冬季は割増(ホームページ参照)
※各種割引あり(現金払い時のみ、詳細はホームページ参照)
予約
30日以上前に予約する場合は事前振込マスト
レセプション
チェックイン 15時半〜(夕飯は19時から)
チェックアウト 〜9時半
駐車場
あり
メモ
温泉送迎あり(後述)
アクセス
ニセコ駅から
ニセコバスが8時から19時までニセコ町内のデマンドバスを運行していて、200円/回で乗ることができます。筆者は今回利用していないので、予約の詳細は上記リンクをご覧ください。(ただし五色温泉はルート外)
札幌、小樽など他の街から
北海道中央バスが高速ニセコ号を1日に3本運行しています。札幌からは約3時間、小樽からは約2時間。料金は2000円〜2700円くらいです。
小樽〜ニセコ町を走る高速バスの路線は他にもあるものの、旅物語の前を通るのは高速ニセコ号のみです。
車内はWi-Fi完備、路線によってはコンセントもあります。
ニセコ〜小樽間は道央の田舎景色を眺められるので楽しいです。次はドライブでこのエリアを巡ってみたいですね。
最寄りのバス停は「アンヌプリ入口」。
バスを降りたら進行方向に3分くらい歩きます。
観光
羊蹄山やアンヌプリの登山口まで2500円くらいで往復送迎してもらえるので、公共交通で旅行する人でも気軽に登山を楽しめます。(迎えは連泊者のみ)
特にアンヌプリは町内バスのニセコ線が人員不足で運休中なので、宿で送迎してもらえるのはとても助かりました。
また今回は宿でダラダラし過ぎてニセコの町歩きを全くできなかったのですが、町内にもダチョウ牧場や美術館など見どころが結構あるみたいです。
レンタサイクルや、面白いところだと電動トゥクトゥクも町内で借りられるみたいなので、次は町歩きをする時間を確保したいと思います。
また、ニセコアンヌプリにある宿ということで、言うまでもなくスキーをする人には最高のロケーションでしょう。
宿の様子
男子ドミトリーに宿泊。2日目はドミは私だけだったので個室として使えました。
ベッドはふかふかで、冬季は大変心強いでしょう。
テーブルやロッカーもドミの中にあります。
食堂とは別に設けられた談話室。
夜の飲み会はここで行われます。
インスタントコーヒーやお茶も完備。
ちなみに洗面所の水は飲めます。
冷たくて美味しい。
トイレは清潔ですが、それ以上にインパクトがあるのが壁一面に貼られた往年のアイドルの写真や昭和プロダクトのラベル、旅行者から寄せられたお手紙の数々。
こういう遊び心に溢れていて「ビジーな」空間は大好きなので、トイレに行く度に楽しかったです。
とほ宿など小規模な宿では珍しく、館内にビールの自販機があります。瓶ビールのクラシックも購入できます。
他の酒やジュースは多分無いので予め買っておきましょう。なお、夕飯は酒の持ち込み禁止です。
カップ麺も150円で買えます。
これまた旅人宿では珍しく、(宿主夫婦の都合が良い時間帯であれば)日中も館内に滞在できるので、登山やスキーで連泊する時のお供にいかがでしょうか。
ブログを書きながら改めて思いましたが、せっかくニセコに行ったのに、アンヌプリに登った以外はひたすら旅物語に籠もっていました。だって実家よりまったりできたんだもん(笑)
食に情熱をかける筆者が、旅先での貴重な1食をカップ麺で使うなんてありえませんからね。
昼下がりにカップ麺を食べ、明るいうちからビールを飲む。いやはや破壊された脳を労る最高の休日でしたわ。
夕食後の21時から23時まで飲み会があります。
他のお客さんとの旅話はもちろん楽しかったですが、宿主夫婦がどちらも神奈川のご出身ということで、地元トークができたのも個人的に嬉しかったです。
実家っぽさが加速する。
宿から300歩のところに温泉がある他、17時くらいに近場の温泉まで送迎してもらえます。
(無料、温泉代のみ実費負担)
今回行ったのはニセコ町内の温泉ではなく、蘭越町の黄金温泉という温泉。
大雨でゆっくり露天につかれなかったのは残念でしたが、設えからして超ディープで湯加減も良く最高でした!
また、宿主の五十嵐さんは筋金入りのライダーで、バイク乗りは「朝練」として近くのパノラマラインまで一緒に走りに行くこともあるみたいです。
私はアンヌプリ送迎の時にパノラマラインを通りましたが、たしかに素晴らしい景色でした。
ここで有村架純や生田斗真のドラマ(Netflixオリジナル)の撮影をしたみたいです。
食事
さて、とほ宿は料理自慢の宿が多く、特に私が定宿としている「ばっかす」の食事は毎度すごいことになっているので、この手の宿のボリューム飯にはある程度耐性があるつもりでした。
旅物語は初めて泊まるのでお手並み拝見、と。
そんな私の目の前に現れたのがこの料理たち。
カツにサンマに刺身にパスタ!?
この豪華な夕飯が1600円ってどういうこと!?
ちなみにこのカツ、エゾジカのカツです。
全く臭みは無くて柔らかくて本当に美味しかった・・・
さらに何が嬉しいって、揚げたてのカツをおかわりで持って来てくれたんですよ!!!
宿の飯でおかずのおかわりなんて初めて!
ここは実家か!!
この日、同じ卓になったのは「とほ宿にハマりかけてるお父さん」で、ビールのお酌をし合いながら楽しい時間を過ごせました。
初日の夕食でガッツリ心を掴まれてしまった筆者ですが、2日目の飯はもう驚愕するレベルで「やばすぎた」。
ザンギにカレー、グラタンに刺身に揚げ豆腐ですよ!
繰り返しですがこの夕食が2000円もしないって意味がわからないですから!!
家庭料理の鶏からは衣がもったりしがちだけど、旅物語のザンギは衣カリカリ。味も染み染みです。
そして五十嵐さんが「おかわり要る?」って揚げたてを持って来てくれて、テンション上がりすぎて無言で首を縦に振り続ける筆者。実家では何をしても許される。
カレーはエゾシカと牛すじで、ドミグラスな感じで大変美味でした。米が進みすぎる。北海道の米は旨い。
そして英樹さんが「昨日の残りだけど・・・」とエゾシカカツを持って来てくれて、魔導カツカレーが爆誕したのであった・・・
1日は羊蹄山登山のつもり(前夜の大雨で中止)で朝メシを付けていなかったので、朝食は1日だけでした。
目玉焼きと魚と野菜と旨い米。役満。
今思いましたが、この朝飯が400円というのも頭がバグっているというか・・・
綾瀬はるかに脳を破壊されるのはしんどいけど、この方向性の脳破壊は大歓迎だ。
コメント
とほ宿はどこも宿主がフレンドリーでアットホームなものですが、旅物語の実家感は尋常では無かったです。
理屈ではなく本能で細胞に染み込んでくるというか・・・
このブログを書きながら早くも旅物語の飯が恋しくなっています。旅物語に帰りたい。
あいにく筆者はスキーをしないので冬はニセコに行くことはないでしょう。その分、次のグリーンシーズンは毎回、旅物語に行ってしまいそうです。
やはり、とほ宿は、旅人宿は最高ですね。
また婚期が遠のいちまったよ。