MRT空港線で台北捷運站(地下鉄台北駅)→桃園空港の移動をしました。
筆者が留学していた2016年時点でMRTは未開通、その後帰省した時もバスや向こうの先輩の車に乗せてもらっての移動だったので、MRTを使うのは今回が初めての経験です。
MRT空港線とは
MRT空港線は2017年に開通、空港線と銘打っているものの終点は桃園空港ではなく、桃園市の中壢という町です。
建設には日本企業がガッツリ絡んでるみたいですね。
この中壢、留学中に台鉄で行ったことがあるので、MRTでも行けるようになったのは少し感慨深いです。
ただし、「MRT」の特性そのままなので、中壢に行くなら台鉄に軍配が上がると思います(理由は後述)
利用方法
元々MRTの台北捷運站に青の板南線と緑の松山新店選択線が乗り入れしていたところに、空港線が追加された形。
既存の2路線のプラットフォームとは改札内で繋がっておらず、一度改札を出て普通に10分くらいは歩きます。
運行中は15分に1本程度と頻発しているものの、余裕を持って移動するようにしましょう。
↑随所に案内板がある
新しい駅なだけあり駅構内は清潔で、全体的に既存の路線・駅よりも豪華な感じです。
空港線の電車は2種類で、主要な駅でのみ停まってほぼ空港までノンストップの直達車、各駅停車で中壢の方にまで続く普通車があります。
運賃はどちらも同じで、台北駅から空港ターミナルまで160元(MRTのアプリだと150元になってるが、恐らく現金だと160元で交通カードだと150元なのかなと)
所要時間は普通車で約50分、直達車は約35分です。
詳しい時刻表はホームページを見てもらえればと思いますが、まぁ終電だけ逃さないようにして適当な電車に乗れば良いでしょう。
車内の様子
結構な人が乗っていたので車内の写真は撮ってませんが、2017年に開通なだけあり清潔感はあります。
写真に写っているのは、オペレーターが台鉄からMRTに変更されたことで無用の長物になってしまったドリンク置きを、スマホのワイヤレス充電ソケットに転用したものです。
そう、MRTだから飲食は厳禁です。
これが中壢まで行くなら台鉄の方が良いと書いた理由。
中壢までは普通車で1時間半以上かかりますからね・・・
ワイヤレス充電ソケット以外にも、フットレストにUSBポートもあります。
ただし、充電速度はかなり遅かったです。
また、車内ではWi-Fiも使えました。
空港駅で改札を出たところにはコンビニなどもありました。
↑啓蒙用の壁画
Peachやタイガーが乗り入れしてるターミナル1だと、MRTの駅とフードコートがほぼ直結してる感じでした。
コメント
MRTって、座れなくても取りあえず絶対に乗れるし、乗り場もはっきりしてるので、なんとなくバスよりも心理的ハードルが低いんですよね。
渋滞に怯える必要がなく、人身事故も在来線よりなんとなく少ないし、MRT、地下鉄で空港まで行ける街は好きです。
もちろん、MRTより数十元安く、確実に座れてのんびりでき、24時間運行しているバスも依然有用です。
どちらか好みの方で。