【宿情報】落石唯一の民宿/カジカの宿(根室)

ブログ読者の皆様

いつも大変お世話になっております。
「世界の町で朝メシを喰う」です。


掲題の件、根室市の落石(おちいし)で宿泊した民宿、カジカの宿をご紹介します。

よろしくどうぞご査収ください。

Information

宿泊日
2025年3月21日(金)〜3月22日 (日)

住所 
根室市落石東384

宿泊料金
素泊り 4000円/人
2食付 6000円

※個室のみ、1人で泊まる場合は+1000円

予約
電話のみ(グーグルで調べてください)

レセプション
チェックイン 15時〜
チェックアウト 〜10時

駐車場
あり

メモ
カード使用不可、d払いは可能

アクセス

落石駅から

道道142号(釧路浜中根室線)を、落石岬方向に徒歩30分。

15時以降なら、事前に宿主にお願いしておけば駅まで迎えに来てもらえます。

また、朝は8時48分の釧路行きの電車に乗るなら駅まで送ってもらえるようです。


左に海を、岬を見ながら進みます。

迷いようがありません。


カジカの宿、落石岬方面に向かって右側は根室本線(花咲線)の線路で、宿の直前まで線路の真横を歩く形になります。


↑秘境感のある落石駅

花咲港から

根室市街地から落石までの直通バスはありませんが、根室十景の1つの車石がある花咲港というエリアから、落石行きのバスが1日に1便だけ、16時台に出ています。
(水曜のみ13時台のバスがあるが除外)


運賃はバス停「花咲港」からの乗車で980円。
私以外の乗客はほぼみんな、地元の学生達でした。


乗車時間は30分ほど。
バス停「落石神社前」で下車後、3分ほど来た方向に引き返すと宿があります。

道中では冗談抜きで100頭くらいエゾシカを見ました。

観光指南

宿から落石岬灯台までは歩いて1時間。

落石岬観光の詳細は別記事を書こうと思いますが、坂道はあるものの決してトレッキングのような大変さはないので気軽に歩けます。


漁村を通り、丘を登り


こんな感じの一本道を歩き


ジュラシックパークのような木道を歩くと


灯台です。

宿の様子

客室は全て2階。いわゆる民宿の部屋という感じで、年季は入ってるけど全体的に清潔にされています。

根室自体が内陸の町に比べたら寒くないというのもありますが、寒さに苦しむことなく、よく眠れました。


↑テレビとお茶セット


部屋からの眺めが素晴らしい。


トイレは男女別。
たしか簡易水洗トイレ。


風呂は部屋ごとに入浴するスタイルで、普通の家庭用の風呂ながらシャワーだけでなくお湯につかれるのが嬉しい。


2Fの廊下には漫画があります。


1Fの食堂は、食事の時間以外も談話室として23時くらいまで解放されています。

インスタントコーヒーも飲めます。


↑小上がり漫画コーナー

食事

私が確認した限り、落石の集落にある飲食店は1軒。

それも昼に閉まってしまうので、カジカの宿には必ず食事付きで泊まるべきです。

まぁ、食事こそ民宿の醍醐味なので元々2食付き以外は考えていませんでしたが・・・


刺し身に煮付け


魚のプルプルした「何か」が入った汁物


こういう海沿いの民宿の料理って魚一辺倒になりがちですが、肉料理枠でホイコーローもあるのが嬉しいかったです。


副菜も品数豊富で旨い。

酒はサッポロクラシックを定価+100円くらいで買えますし、持ち込みも自由です。


こちらは朝食。

朝食の魚料理で甘露煮は珍しいですね。
目玉焼きと甘露煮で、ご飯がとても進みました。

周辺環境

落石には神社や郵便局があるものの、基本的には漁港の集落といった風情が漂い、店はほとんどありません。

その分、純度100%の自然を堪能できるのでアクティブ派の旅行者にはとてもおすすめですが笑


落石はエゾジカ天国。

宿の近所で、落石岬に向かう道中で、多くのエゾジカと出会えることでしょう。


宿を出て30秒で鹿にエンカウントできるのはカジカの宿だけ!

コメント

いわゆる旅人宿ではないので交流要素は薄めですが、部屋は清潔で食事も美味しいので、民宿に泊まり慣れている人は快適に滞在できます。

車な根室から日帰りでも落石岬観光はできますが、個人的には一泊して落石の大自然を満喫して欲しいですね。