【搭乗記】CA720 便:ブダペスト→北京首都/CA133便:北京首都→羽田(中国国際航空)

ブログ読者の皆様

いつも大変お世話になっております。
「世界の町で朝メシを喰う」です。


掲題の件、中国国際航空(エアチャイナ)でブダペスト→北京→羽田と移動した際の搭乗記を作成いたしました。


どうぞご覧ください。
※往路の搭乗記は1つ前の記事にございます。

搭乗手続き@リスト・フェレンツ空港

間違って海南航空の列に並ぶというポカをかますも、出発の2時間ちょい前に空港入りしたことが幸いし、ほぼ並ばずにボーディングパスをゲットできました。


北京首都国際での荷物検査は乗り継ぎの手続きはあるものの、エアチャイナとしての手続きは北京→羽田分もここで済ませられます。


EU圏の国際空港特有の構造として、ブダペストから他のシェンゲン加盟国に飛ぶ場合はパスポートコントロール不要なので、行き先によって搭乗口が完全に分かれているということが挙げられます。


イギリスを含む非シェンゲン加盟国はBのゾーンから搭乗となり、Bに進む場合のみイミグレでの出国審査があります。


イミグレ後も店はあるにはあるのですが、荷物検査を抜けたところから写真のロビーまでの間の方が店の数は多いので、最後に土産物を買いたいならイミグレに進む前に買い物を済ませた方が良いです。


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ブダペスト市街地から空港までのアクセスはこちらの記事をご参考ください。

フライトまでのあれこれ

リスト・フェレンツ空港はそこまで大きい空港ではないものの、土産物屋に関しては非常に充実しているように感じました。

ハンガリーらしいサラミやパプリカパウダーといった食材からアルコール、周辺諸国のお菓子までラインナップも豊富です。ミラベルのモーツァルトチョコは残念ながらありませんでしたが。


ただしそもそも、「ハンガリーの菓子」となるとチョコか、スーパーで買えるピロータというブランドのクッキーくらいしか目ぼしいものは見つけられませんでした。

ピロータは旨いのですが、個包装ではないのがネック。


筆者おすすめのお土産は、お隣オーストリアのメーカー、Manner社のウェアハウス的な菓子。

味も良いですし、一人で食べきるのにちょうど良いサイズから個包装のミニ版まであり、職場でのバラマキ土産適性が極めて高いです。


飲食店も、イミグレの前に個別店舗やフードコートがありました。2020年の年始は、このバーキンで昼飯を食べた記憶があります。


さて、海外出張弱者の筆者は当然エアのステータスなど持っていないので、ラウンジ利用はプライオリティパスに頼ることになります。


幸いにも非シェンゲンのエリアにPlatinum loungeがあったので、今回は偽りの上級国民気分を味わいましょうか。


席数はそこまで多くはなく、コンセントは窓際のソファ席にありました。

トイレはラウンジの外にあり、プライオリティパスで入る場合、シャワーは課金制とのことでした。


昼前だったので、品数こそ多くないものの最低限の料理は揃っていました。

ハンガリーの美味しいサラミも食べ納めです。

ビールはドラフトビールは無く、ハイネケンの瓶でした。


おかわり。

また明日から始まる脳を焼かれる日々を思うと吐き気が込み上げてきますが、スパークリングでなんとかそれを洗い流すのです。


飲みや剣道、旅行に付き合ってくれる大学と会社の仲間がいるからなんとか社会復帰できます。

いつもありがとうございます。

CA720便(ブダペスト→北京首都国際)搭乗記

中国系のエアを使う時に頭にチラつくのは「遅延」ですが、今回は12時20分発の予定が35分に離陸した程度の遅延なので、これは最早モーマンタイです。


エアチャイナはCAの皆さんが勤勉かつフレンドリーですし、もう気に入ったエアと言っても良いです。


足元も窮屈感ありません。


私(わたくし)、映画好きのわりに機内エンタメで映画をあまり観ない人なんですが、ラインナップは充実しているし映画好きなら楽しめることでしょう。


離陸して40分後にドリンク提供、続けて機内食タイム。

今回はビーフライスかチキンパスタで、筆者はビーフライスにしました。

付け合せはパスタサラダとパンにタルト。ラウンジで食べてなかったら少し物足りなかったかも。


ビーフは恐らくこれが中華料理の枠になると思いますが、どこかグヤーシュのような風味もあり、ともかく味濃いめでご飯に良く合いました。


食後はNetflixでダウンロードしたデッド・ドント・ダイを鑑賞したり、なんとか4時間ほど眠ったり、時間を潰して最後に辿り着いたのが機内エンタメで用意されている麻雀ゲームです。


ただしこの麻雀ゲーム、役という概念は無く、約無しでも良いからとにかくアガると一律で200点か400点が他の全プレーヤーから貰えるという仕様で、日本式の麻雀に比べて競技性は皆無でしたね・・・


朝食はポリッジかエッグの選択でしたが、もうポリッジしか残っていないとのことで、周りの日本人達は従順にポリッジを受け入れていました。


ただポリッジの前にチャイニーズが付いていないのが気になり、中華のあのお粥なら良いものの、仮に西洋の麦のポリッジだと最悪なので、私は中国語を駆使してポリッジがどうしてもNGなのだと懇願し、何とか残り少ないエッグを手に入れることができました。


習って良かった中国語。
入って良かった東京外国語大学。


なおエッグは行きの北京→ブダペストとは付け合わせが変わっていて、「エッグ食べられて良かったな」と思える美味しさでした。


さて、朝メシを食べたあとも虚無麻雀で時間を潰して無事に北京に着いた訳ですが、4時10分到着予定のところ定刻より1時間半早い2時45分着という、神にしかできないような偉業を成し遂げてしまいました。


ブダペスト→北京が多少遅れても良いように乗り継ぎ時間を長く確保していたのに、これで北京国際で7時間過ごすことになったのです。

地獄のトランスファータイム@北京国際

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北京国際T3での乗り継ぎについては上記の記事でまとめました。

この記事は往路の乗り継ぎの記録になりますが、復路についても問題無く荷物検査をパスできました。


モバイルバッテリーはカバンから出すとか、そういったところを気をつけていれば大丈夫でしょう。


さて、この北京首都国際空港にもプライオリティパスで入れるラウンジがあります。

ただしラウンジがあるのはT2で、行きのトランスファーの時はT3からT2に行くシャトルバスを見つけられずラウンジは諦めたのですが、イミグレ職員に聞いたところT2に行くには一度入国が必要なようです。


これを知ったのはトランスファーの手続きを終えたあとなのでもう遅く、この7時間をどう潰せば良いか、筆者は大いに悩みました。

空港職員にお願いして入国させてもらえられないか考えましたが、そもそも深夜3時で腹なんて減っておらず、わざわざラウンジに行く必要があるかも微妙です。

下手に入国して、出国で時間を取られて羽田行きの飛行機に乗り遅れたら最悪ですし・・・


なので今回は「いつものように」ラウンジには頼らず、ベンチやカフェを駆使して時間を潰すことにしました。

幸い、北京首都国際には死ぬほどベンチがあるので仮眠場所には困りません。


なおスターアライアンスのラウンジはちゃんとあるので、上級会員様はご心配なく。
(エアチャイナはスターアライアンス)


またエアチャイナ利用者なら、ステータスを持っていなくてもフライト前の事前要約制でトランスファー用のラウンジに入れたみたいです。

ただ人のブログを読むにショボい菓子と飲み物くらいしか置いていないみたいなので、無理して行かなくてもとは思いましたね。


まずは24時間やっているコスタコーヒーでカフェラテを買い、JKローリング式で夜明けまで粘ります。

ブダペストでの搭乗前にペットボトルを捨ててしまったので、飲み終えたあとは水筒代わりにする作戦です。
(北京首都国際空港は給水器が充実している)


余談ながら、筆者は表紙中央の女性、明石さんが着ているような服がとても好きです。


その後、朝からやっているレストランでこの旅最後のビールと、大好きな揚げワンタンを楽しみました。


ちなみにネットは空港のWi-Fiが使えますが、どうせVPNが無いと何もできないので私は楽天モバイルの海外ローミングで凌ぎました。


最後は搭乗ゲート近くに移動してウトウト。ただ乗り遅れたらヤバいのは眠ることは許されません。

ここまで地味に寝ておらず、ライフはもう0でした。

CA133便(北京首都国際→羽田)搭乗記

暇と眠気と戦い続けること6時間。

ついに。ついに、搭乗の時が来ました。

この旅もおしまい。これを引退試合として婚活に専念すると言ってしまったので、また海外に来るには素敵な奥さんを捕まえるしかありません。


短距離路なので、機体のスペックはブダペスト便に劣ります。羽田→北京に続き、今回もモニターが反応しませんでした。

隣の人はタッチで操作できていたのに・・・


デッド・ドント・ダイのハチャメチャぶりに呆然としていると、機内食の時間になりました。

今回はチキンかフィッシュの選択でした。


チキンの味付け、大量のキュウリと、中華系の航空会社のメシ、という感じで味わい深かったですw


最後まで遅れとは無縁のフライトでした。

コメント

1時間半早く到着はさすがに外れ値だとしても、全体的にエアチャイナはとても良かったです。

飯が旨いのが嬉しいですね。