気仙沼の奥座敷、唐桑半島で宿泊したリアス唐桑ユースホステルを紹介します。
Information
宿泊日
2024年6月28日〜6月29日 (1泊)
住所
宮城県気仙沼市唐桑町中井2-8
宿泊料金(ユース会員/非会員)
・素泊まり 4000円/4850円
・二食付き 5950円/6950円
レセプション
チェックイン 16時〜
チェックアウト 〜10時
アクセス
ミヤコーバス御崎線(御崎行き)でバス停「蝦夷狩」下車後、徒歩2分。
気仙沼中心部からの乗り場としては、まち・ひと・しごと交流プラザの近くにいる場合は魚町一丁目のバス停が分かりやすいでしょう。
同じく内湾エリアのシャークミュージアム付近ではこの路線のバスは走っていないので、その場合は南気仙沼駅のバス停まで行くことをおすすめします。
中心部から蝦夷狩まで40分ほどです。
24年6月末時点の時刻表。
本数は少ないので注意。
なお、ユースはトレッキングコース「唐桑オルレ」の2/3くらいの地点にあります。
唐桑オルレのスタート地点、唐桑ビジターセンターに行く場合は蝦夷狩で降りず、終点の一つ前がビジターセンター前のバス停です。
部屋
ドミはなく、個室のみの設定。
田舎の民宿の和室という感じです。
一人では勿体無いくらい、広々使えました。
コンセントの位置が微妙に不便なので、延長コードがあった方がいいかなと思います。
設備&サービス
共同のトイレ。ウォシュレット付き。
共同の風呂。
時間内は常時お湯が張ってある式で、グループごとに入浴します。
湯船につかれたのは嬉しかったですね。
宿主が酒好きであることが一目で分かる食堂。
ホームページを見るに談話室も別にあるっぽいですが、今回の宿泊では食堂が団欒の場になりました。
食事
旅人宿のお楽しみと言えば、みんなで頂く食事。
この日は常連のおじさま、地元の漁師の方、その漁船に弟子入り初日の若者、宿主、ヘルパーさんでの賑やかな食卓となりました。
なおビールは宿でも買えますが、在庫はそんなになかったので近くの酒屋で買っておいた方がいいかもしれません。
気仙沼の名物、カツオ。
この料金の夕飯でしっかりとした刺し身を頂けるのはありがたいですね。
肉の串焼きはご飯のお供に。
付け合せの卵サラダは常備菜のようで、翌朝の朝食にも登場しました。
魚の煮付けも美味。
そして粒のしっかりした見事なウニ!!!
・・・が、実は筆者はウニが食べられず。
なので前の卓に座っていた常連さんにお渡ししたら喜んでもらえましたとさ。
さて、この日は漁師さんの正月にあたる特別な日だったらしく。ご近所の漁師さんが宿に遊びに来ていたのです。
そんな訳でド○ノピザやお手製のカツオのタタキなどを頂いてしまいました。
そしてウニを贈呈した常連さんほ台湾に住んでいたことがあったり、漁師さんの一人は大学時代に私の母校の近所でバイトをしていたりと、旅人宿ならではの巡り合わせも面白かったですね。
まさか唐桑半島で白糸台の話になるとは・・・
翌朝の朝食はこちら。
朝から軽くハイキングした後だったので、ご飯もおかわりしてエネルギーをチャージしました。
食後は漁師さんからの差し入れケーキと珈琲で一服。
周辺環境
宿の近くにコンビニはありませんが、すぐ近所に酒屋があるので菓子や飲み物なら買えます。
閉店時間は早めなので注意。
食事は観光名所、半造のビジターセンターでラーメンとか軽食を食べられます。
ちなみに半造ビジターセンターは、唐桑ユースの宿主とヘルパーさんが兼業でやられていました笑
他の飲食店については、蝦夷狩のバス停近くに寿司屋がありました。
グーグルを見るに定食とかも食べられるみたいです。
また、ホームページによると宿で昼食用のおにぎりも作ってくれるみたいです。
筆者は頼んでないので、必要な方は予約する時に作ってもらえるか聞いてみてください。
こちらが宿からハイキングがてら歩いて行ける観光地の巨岩。リアス式海岸のダイナミズムを感じられます。
宿の周辺はこんな感じ。
先述の通り唐桑オルグのコース上に宿があるので、トレッキングの拠点として宿泊するのが良いかと思いました。
コメント
ユースとは言ってもミーティング等は無く、普通の民宿感覚で泊まれます。
建物の造りはやや古いものの、わざわざ唐桑半島に来るようなコアな旅人なら気にならないでしょう。
ご飯はとても美味しかったです。