気仙沼、内湾地区の鶴亀食堂を紹介します。
Information
訪問日
2024年6月
住所
宮城県気仙沼市魚市場前4-5
営業時間
7時〜13時
定休日
火曜日
アクセス
JR南気仙沼駅(BRT)から徒歩10分
メモ
銭湯「鶴亀の湯」を併設。営業時間は食堂と同じ、こちらは7月から11月のみの営業。
店の雰囲気
店内席はカウンターオンリー。
10人くらいでいっぱいになってしまうので、グループでは不向きかもしれません。
トレーラーハウスの外に何卓かテラス席があるので、秋や春の気候が穏やかな時はそちらでの飲食も視野に入ります。
↑漁師感のある店内
↑爽やかなテラス席、奥に見えるのが銭湯
同じトレーラーハウスの島には、他にも何軒か飲食店が並びます。
沖縄料理やラーメン屋など、「港だから魚屋一辺倒」という訳ではなくバラエティ豊かです。
そしてインドネシア料理屋も。
気仙沼でインドネシア料理?と思うかもしれませんが、気仙沼ではインドネシアの人をよく見かけます。
ユースホステルで話を聞いた感じだと、男は漁船で、女性は技能実習生として働いている人が多いみたいです。
メニュー
焼き魚+刺し身のおかえり定食、煮魚+刺し身のよくばり定食(ともに1100円)、
松竹梅と選べるまかない丼、刺身定食に漬け丼と、ここはやはり海鮮中心のラインナップ。
刺身単品、海苔や生卵といった副菜もあり、ご飯が非常に進む陣営となっています。
実食
旅行初日、気仙沼に着いて早々にランチで訪問。
今回は定番のおかえり定食に、生卵と海苔も注文しました。メインの焼き魚と刺し身に、アラ汁、野菜の小鉢と大変豪華な内容です。
刺し身は気仙沼と言えばのカツオ。
こんな鮮やかなピンクなカツオ、見たことない!
まるでマグロの中トロのような滑らかな食感。もちろん、変な生臭さなどは皆無です。
幸せの味でした。
焼き魚もカツオ。
なんと世にも珍しい?カツオのハラスです!
鮭のハラスとはまた違う、コクと甘みのある脂。
最高にご飯が進む逸品です。
ご飯のおかわりが無料なのも、大食漢には嬉しいですね。
2日後、今度は朝メシのため再訪。
初日と焼き魚、刺し身の内容が同じだったので、今回はやや変化球ではありますがソーセージエッグ定食を主力に据え、単品で刺し身(カツオ)をつけました。
ソーセージエッグは玉子、ソーセージともに2つずつあり、こちらも十分なボリューム。
もちろん刺し身も相変わらず旨いです。
スタッフの女性陣の掛け合いや、マスターの朴訥とした優しさも素敵。
もちろん観光客もそれなりにいますが、港の食堂というだけあり海の男たちが朝や昼をサッと食べに来るような、そんなローカルな光景を楽しめます。
コメント
飯から店の雰囲気まで、これほど本ブログのコンセントにぴったりな店も珍しいでしょう。
気仙沼で朝食が食べられる店でいうと、カフェやチェーン店はありますがこういうローカルな飯屋はそう多くありません。
内湾エリアに素泊まりするなら訪問必須です。