【宿情報】歴代最強ゲストハウス/Toojou Kota Kinabalu

私はこれまで、30カ国以上のゲストハウスや民宿に泊まってきました。

軒数でいうと100軒はくだらないかもしれません。


そんな私の宿泊史上、設備の充実さ、快適さにおいて恐らく歴代最強となるゲストハウスに出逢いしました。

それが、本日ご紹介するToojou Kota Kinabaluです。

その名の通り、東マレーシアはサバ州の州都・コタキナバルの宿になります。

Information

HP
www.toojou.com

宿泊日
2024年4月30日〜5月3日 (3泊)

住所 
12, Jalan Masjid Lama, Bandaran Berjaya, 88000 Kota Kinabalu, Sabah

宿泊料金
・8ベッドドミトリー 43.2リンギット≒1430円

参考: 6ベッドドミ 45リンギット、6ベッド女子ドミ 50リンギット、ダブルルーム 115リンギット(全て税別価格を掲載)

予約
ブッキングコムドットコム、agodaなどで予約できますが、ブッキングコムの会員ランク3を適用した料金と比べても、公式ホームページからの予約の方が安かったです。

レセプション
チェックイン  15時〜
チェックアウト 〜12時

Wi-Fi
部屋でも共有リビングでも爆速

メモ
個室の場合は10リンギット/日の外国人観光税が別途必要。

アクセス

・KK Sentral (長距離バスターミナル)から徒歩20分

・コタキナバル空港からGrabで20分、20リンギット

ただしコタキナバルは渋滞が酷いので、これより時間かかる可能性大
※エアポートバスは廃止された模様、運行時は5リンギットで空港まで行けたみたいだが・・・

主な観光地までのアクセス

サバ州立モスク

徒歩40分

もしくはGrabで15分ほど、最安値7リンギット程度 (所要時間時間と料金は、道の混み具合や時間帯によって変動)

サバ州立博物館

サバ州立モスクに同じく

モスクと博物館は直線距離だと近いものの、博物館の敷地に入るには大通りからグルっと回らないといけず、分かりにくい上にそれで余計に時間がかかります。


また、博物館自体も急な坂道の上にあるので、Grabの場合は土地勘を養いながら先に博物館へ行き、そのあとモスクに行くことをおすすめします。

迷わなければ徒歩15分くらいで行けます。


博物館とモスクがあるエリアには、KK Sentralの近くのワリサンというショッピングセンターの裏の海沿いの道からミニバスが出ています。

ただ、コタキナバルのミニバスは地元民すら嫌厭するほど使い勝手が悪いので、特に複数人であればGrabを推奨します。

コタキナバル市立モスク

Grabで20分、最安値7リンギット程度 

こちらも渋滞具合や時間帯で料金は変動します。私が夕方にモスクから宿までGrabで移動した時は、18リンギットでした。


なお、コタキナバル市立モスクは少し郊外にあります。なのでGrabでドライバーを見つけるまで時間がかかる可能性があります。私は10分かかりました。


ミニバスで行く場合、ヒルトンの逆車線側に、コタキナバル北部行きの近郊バス乗り場があります。

ここからLikas (リカス) 方面のバスに乗れば近くまで行けるみたいですが、短期旅行の場合はGrabでサクッと移動するのが良いと思います。

セントラルマーケット、ナイトマーケット

徒歩15分〜20分


他、中心部の主要なショッピングモールには大体どこでも徒歩10分〜20分で行くことができます。

部屋

何より嬉しいのが、驚異的なまでに冷房が効いてること。たぶん常に19℃くらいに保たれてたんじゃないだろうか。


そして清潔!
ゲストハウスの裏が森という、本来であるなら虫待ったなしの環境にも関わらず、アリンコ一匹すらいませんでした。


ミックスドミですが、ちゃんと隙間なく閉まるカーテンがあるので安心。

そして東南アジアっぽいペイントがお洒落です。


枕元にコンセントUSBポート。
マレーシアのコンセントはBFタイプです。


ベッドごとに電子式のロッカーもあり、セキュリティ面も完璧です。

バックパックくらいなら余裕で入ります。

設備&サービス

水回りは男女ごと、トイレとシャワーは別で3〜4基ずつあるという充実ぶり。

そしてものすごーく清潔です。虫なんていません。


1階のレセプションの近くにもトイレがあります。

また、洗濯機と乾燥機は2階のコモンスペースにあるものを使えます。50セントを大量に使うので、予め小銭を用意しておきましょう。


キッチンはコモンスペースに。レンジ以外の調理器具はありませんが、物価の安いマレーシアで自炊は不要でしょう。


キンキンの水を補給できるのが嬉しい。


フリーコーヒーは、甘めのパウダー式でした。


さぁ、ここからは本題のコモンスペースを紹介!

最初にゲストハウスに入った時、あまりに洒落た、おおよそバックパッカーらしくない雰囲気に腰を抜かしそうになりました。


写真は1階の併設レストランとレセプションですが、この時点でコモンスペースのレベルが尋常じゃなく高いことが分かると思います。


 

そして2階のコモンスペース。

ビリヤードなどがあり、この時点で「格の違い」を思い知り始めました。


そして席の種類も異様に充実してるのです。

人を駄目にするクッションだったり・・・


食事もできるしっかりとした机


ふかふかソファーも!


素晴らしいことに、これらのほとんどにコンセントとUSBポートがついているのです。

コモンスペースは1階から吹き抜けになっていて、冷房は1階の冷気を取り込んでいる形。

なので冷房キンキンとはいかないものの、それでも十分に快適です。


さらに可愛い猫もいます!!!


私はこの魅力的なクッションをベースキャンプとしていました。

コタキナバルでは夕方以降どしゃ降りで、宿への籠城を迫られる時間も長かったです。

それでも、コモンスペースがあまりに快適だったので全く苦ではなかったですね。


残念ながら塩顔系ショートカット美女との出逢いはなかったものの、スタッフは優しく、他のゲスト達もマナーが良い方ばかりで、心地良く過ごすことができました。


ちなみに、コモンスペースから1階のレストランのところまで、滑り台で降りることができます。

私は詰まるのが怖くて挑戦できませんでしたがw

食事

1階のレストランは、宿泊客以外でも利用できます。

宿泊客には10%引きのクーポンが支給され、私は4枚もらえました。(枚数と宿泊日の関係性は不明、一品につき1枚使用可能)


ローカル食堂をこよなく愛する筆者としては宿のレストランでの食事はなるべく避けたいもの。

ただこのレストラン、町の安食堂で食べるのとお値段も大差ないんですよね笑

メニューもローカルフード、洋食、ドリンクと豊富。


アルコールはここにはありませんが、宿の最上階のバーで飲めるらしいです。


私はナシゴレンを頼みました。

量はたっぷり、味もスパイシーな本格派で美味しかった!冷房も効いてるので極楽。


なお、レストランメニューはテイクアウトしてコモンスペースで頂くこともできます。

少し贅沢してアイスコーヒーを頼みましたが、甘い飲み物続きだったこともあり数割増しで美味しかったです。

周辺環境

宿の近くには飲食店がたくさん。

庶民的な食堂からケンタッキーまで。


ミニマートやセブンもあります。


15分くらい歩けば、飲食店が集まるガヤ・ストリートがあります。

地球の歩き方に載ってる名店の多くがこの界隈にあるので、滞在中に何回か足を運ぶことになるでしょう。


宿の近くにもミニバス乗り場があります。

ラブアン島に行きの船が出ているムヌンボックには、恐らくここからミニバスが発着してると思われます。

コメント

コタキナバルには他にも居心地の良い宿があるとは聞きますが、設備面の充実性においてToojouに勝つのは至難の業ではないでしょうか。

恐るべきは、これだけの宿でありながら1500円程度で泊まれること。とにかくコモンスペースの居心地が最高なので、この記事を読んでもらった全ての人に泊まって欲しいですね。