【グルメ】リーズナブル&ローカルな飲み屋で極大カツレツを喰う/Bieriger(ウィーン)

ユーロ圏の旅行はいくら金があっても足りん!
でも腹いっぱいウィーン風カツレツが喰いたい!!


そんなワガママを叶えてくれる店をネットで探していたところ、宿から歩ける距離にお目当ての店があったのでウィーンに着いて早々に行ってきました。

グーグルの口コミで評価4.3の名店、Bierigerです。

Information

HP
www.bieriger.at

訪問日
2024年1月

住所
Schweglerstraße 37, 1150 Wien

営業時間
日-月 10時〜23時
金-土 10時〜24時

定休日
なし

メモ
Bierigerをグーグル翻訳で調べると「よりビールっぽい」という訳になる。

アクセス

Schweglerstraße UのMäzstraße出口から徒歩3分

Uはウィーンの地下鉄、Uバーンの駅のこと。
SchweglerstraßeはU3の路線。

メニュー

オーストリアらしい肉料理メインのラインナップ。

Wiener Schnitzelが、いわゆるウィーン風カツレツ。
シュニッツェル、で通じる。


他に地球の歩き方に載っていたメニューで言うと、スカーフ巻いて噴火ぶっぱしてきそうな名前のフライドチキン、Backhendle(バックフーン)などもある。


ビールは、流石にチェコよりは高いか。


結論から言うと、この日のお会計はカツレツ、ビールにチップ少々で20ユーロ≒3200円。


やっぱりユーロ圏は財布に優しくないけど、料理は質量ともに大満足・・・なんて当時は思っていたのだが、移民がやってるような庶民的なスタンドのカツレツでも普通に14ユーロくらいはすることを後々知ることになる。

「レストラン」クラスになると18ユーロは当たり前。


よって、カントリー調の重厚感のある店で食事して20ユーロは、それはもう奇跡的にリーズナブルだと言える。

実食

今回頼んだのは、Wiener Schnitzel(13.7ユーロ)と、
ハウスビール500ml(5.1ユーロ)。

安月給のメーカー若手には些か(いささか)手痛い出費だが、小生は「シェーンブルン宮殿を観光しない」という縛りを自らに課すことで注文に至った。


食レポが下手すぎて「デカさを表したつもりが、実は表現できていない」写真になってしまったものの、実際に対峙するとその横幅にひれ伏すこととなる。

食べる前から腹一杯になりそうな存在感。


その実、肉は非常に薄く、脂身もないので、同じ横幅の日本のトンカツと比べると意外にもヘルシー。

ウィーンにいた3日間、僕は毎日シュニッツェルを食べることになるが、「ウィーン風カツレツは約550カロリーしかない」というグーグル検索結果を眺めて己の行為を正当化した。


衣はサクサク。

噛みしめると空気がパフってなるのを感じる。

肉が薄いとは言え体積はものすごいが、これをビールで流し込むのはまさに至福の時間。


付け合せはマリネ風のポテトサラダか、フライドポテトから選ぶ。ポテサラが定番らしい。

シュニッツェルは旨いけど少しずつ飽きてくるので、ポテサラを挟むと口がリフレッシュされて最後まで美味しく食べることができた。


最初は浮浪者が入ってきちゃったのか?ってくらいデンジャーなオーラを放ってたけど、ビールを煽ると急にハードボイルドになった地元のおっちゃん。

観光客としてウィーン風カツレツを頬張る傍ら、地元民が一人、酒を楽しむ。

このローカル感も魅力。

コメント

円安につき多少の出費になるのは致し方ないとして、このカツレツでこの値段は、地元の物価に換算すると「安すぎる」。

僕が訪れたのは17時とかなり早い時間だったが、それでも大勢のお客さんで賑わっていた。

近くに著名な観光スポットがあるような場所じゃないので、ガイドブックに載ってる有名店じゃなくて地元の名店に行きたい!という人におすすめです。