【グルメ】日本人の口に合う定番の台湾料理が味わえる手堅い店/京鼎樓(中山)

台湾留学中、日本から客人が来る度に連れて行った台湾料理の店・京鼎樓

この夏休みに7年ぶりに訪問し、変わらぬ味に舌鼓を打ってきました。

Information

HP
https://jin-din-rou.net/taiwan/

訪問日
2023年8月

住所
台北市長春路47號

営業時間
11時〜14時半、17時〜21時半

定休日
月曜、旧正月など

メモ
無理やりカタカナで読むと「ジンディンロウ」。
台湾には一店舗しかないのにも関わらず、日本国内に結構な数の支店があることで有名です。

アクセス

MRT 中山站から徒歩10分ほど

メニュー

メニュー構成を一言で言うと、The 定番の台湾料理。補足すると、日本人が真っ先に思い浮かべる台湾料理、です。


また、店員さんは日本語が上手く、メニューも日本語なので中国語が話せなくても全く問題ありません。


小籠包や餃子の種類が豊富。


小籠包の有名店で言うと真っ先に鼎泰豊が挙がりますが、肌感覚として京鼎樓は鼎泰豊より8〜9割の予算で満腹になれるかな、という印象。

店の設えも鼎泰豊に比べてやや庶民的です。

実食

今回は現地在住の旅仲間と二人で行ったので、留学中によく頼んだ料理を心ゆくまで堪能できました。


まずは十八天で乾杯!

これは文字通り消費期限が18日間しかない生ビールで、留学中は台湾居酒屋に行く度に浴びるように飲んでいた筆者思い出の味なのです。


先鋒は定番の小籠包!!

パンパンに詰まった肉汁にモチモチの皮。
小籠包無くして台湾料理は語れません。
元は上海料理というのは内緒


個人的な感覚ですが、鼎泰豊の小籠包より餡の味が濃い気がします。僕は京鼎樓の小籠包の方が好きですね。


お次は菜脯蛋

こちらは切り干し大根を具に使ったオムレツで、熱炒(台湾居酒屋)の定番メニュー。


正直なところ切り干し大根とオムレツの組み合わせがまるで想像できず、初めての熱炒で先輩がこれを頼んだ時は「何やこいつジジ臭いもの頼むな」と思ったものです。


それがどうでしょう、それから菜脯蛋はマイ・フェイバリット・台湾料理の一つとなり、今や日本で台湾料理屋に行った時も菜脯蛋は必ず注文します。

コリコリの切り干し大根がアクセントになっていて、無骨なオムレツとの相性が実にクセになるのです。


続きまして、海老チーズ春巻き。

こちらはややテイストの違う料理になりますが、台湾料理が続く中の気分転換要員として、京鼎樓に来る度にほぼ毎回頼んでいました。

仄かなバジルの香りとチーズでビールが無限に進む!


そして最後は定番の排骨チャーハン。

ボリューム満点、そして旨い!!


留学中にこうした料理を食べる機会はそうそうなく、基本的に町の食堂で◯◯飯や炒◯◯(◯◯には肉などの食材が入る)を食べていました。

定食スタイルのメニューを置いてある店ならともかく、一品料理主体のちゃんとしたレストランで一人でメシを食べるのは結構難しいんです。

だからこそ日本からお客さんが来た時に京鼎樓に行くと、こうしたお手本のような台湾料理を味わえて良い気分転換になったものです。


思えば台湾にいた10ヶ月、鼎泰豊には一回も行きませんでした。鼎泰豊本店の近くの大学に通ってたのに!

京鼎樓には、多分10回くらいは行きましたかね。

普段使いしていた近所の食堂、部活がない日によく行った熱炒とは趣きが違いますが、ここもまた忘れ難い青春の味です。

コメント

店内は清潔で、定番の台湾料理を比較的リーズナブルに味わえる、万人受けするレストラン。

料理の味は本当に鼎泰豊とも遜色ありません。

各香辛料は抑えめで日本人の口に合うので、そういった意味でもライト層の旅行者にとにかくオススメできます。

八角にやられた人も、パクチーが苦手な人も、臭豆腐で鼻がひん曲がった人も、京鼎樓なら大丈夫です!