【旅行記】2023GW/Day5-4 ぎゅうぎゅうタクシーでブハラからサマルカンドに移動する

ブハラ サマルカンド 移動
とグーグル検索すると、上位でヒットするのは鉄道での移動情報ばかり。

ウズベキスタンの鉄道移動が便利なのはこちらも重々承知ですが、前の日にチケット買えばいいやと思っているうちにウズベキスタン国鉄のホームページがサーバーダウン。

鉄道での移動は断念することとなりました。


ではバスでと思いネットで情報収集するも、これまたヒットするのはサマルカンド→ブハラの情報ばかり。困った。


とはいえ、サマルカンドから来るバスがあるのであればサマルカンドに行くバスがあるのは必然。

片道バスなんてものは、伊坂幸太郎の名著:バイ・バイ・ブラックバードにしか出てこないのです。


そんな訳で昼食後、まずは最強便利ツールのYandexタクシーでカルヴァン・バザールという場所に向かいます。

ここからサマルカンド行きのバスが出ていると、ゲストハウスのスタッフから教えてもらいました。


サマルカンドに行く旅人を見つけられたら、宿でシェアタクシーを手配していたと思います。

連れの会社同期は2人でもタクシーを希望していましたが、僕は強硬にバスを主張しました。


その背景にはタクシーを根本的に信じていない、バスの方が安い、何よりローカルバスでの移動そのものが好きとか様々な理由があるのですが・・・


僕は日常生活では相応に協調性があると自負していますが、旅行中は素が出てしまいますね。


旧市街から20分ほどでカルヴァンバザールに到着。
道中には大きい病院やオフィスビルなどもあり、ウズベキスタン第三の都市としてのブハラの一面も垣間見れました。


さて、サマルカンド行きのバスを探したいところですが、いわゆる路線バスは見当たりません。

マルシュ、もしくは乗り合いタクシーの発着所になっているみたいです。


僕としてはバスの形に拘りはないので、サマルカンド行きのマルシュを探しつつ、バザールを探検することにしました。


屋台や食堂もあり、移動前の腹ごしらえにも困らなさそうです。そしてタクシーの客引きも多い。

旧市街のまったりしたムードから一転、ようやくアジアの旅っぽくなってきました。


奥の方は服飾品のエリアになっています。

タシュケントのチョルスーバザールよりもディープ度は強めかも。あんまり気軽に写真を撮れる雰囲気ではありません。


物乞いも少しいるし、旧市街を歩く時よりもワンランク危機意識を上げる必要がありそうです。

とはいえそこまで殺伐とした雰囲気ではないので、深入りしなければ全然普通に観光できると思います。


ここで便意を催したのでトイレに駆け込みましたが、スクワット式かつ臭いもキツめなので僕は断念・・・

設え的には中国のニーハオトイレ。一応個室です。


15分ほど観光しつつマルシュを探すも、サマルカンド行きは見つかりません。

いったん売店で水を購入。
お目当てのマルシュが見つかったらすぐに乗り込めるようにしておきます。


その後もバザールで聞き込みを続けたところ、ここから10分くらい歩いたところにあるガソリンスタンドからバスが出ているとの情報を得ました。


僕くらい旅行をしていると「あ、こいつら適当なこと言ってるな」というのが何となく分かってしまうものですが、バザールで突っ立っていても話は進まないので、ひとまずそのガソリンスタンドに行ってみます。

不毛なバス探しに、同期を巻き込んでしまったことへの罪悪感を抱えつつ。


失礼な表現を承知で言うと、このあたりは郊外感というか、一気に新興国っぽさが出てきましたね。


イランやネパールを旅した時の感覚が蘇ってきて、個人的にはこういう場所は好きです。


そして案の定と言うか、30メートル手前からでもガソリンスタンドからバスが出ていないことは分かりました


ダメ元で併設されているカフェのおっちゃんにバスの場所を聞いたところ、なんとバスターミナルまで連れて行ってくれることになりました!!

ありがてぇ、ホンマありがてぇ・・・


ちょうど身内の女性を近くの病院か何処かに連れて行くところだったみたいです。


あまり知らない人の車に乗るのはリスクヘッジ的には宜しくないですが、国道沿いのカフェで働いてるなら身元もしっかりしているだろうと判断しました。

何にせよ、本当に本当にありがたいです。これぞ旅の醍醐味。ウズベキスタンは優しい人が多いですね。


お陰様で無事にバスターミナルに到着。
この御恩は一生忘れません。

ラフマット(ありがとう)!


はい、こちらが正しいバスターミナル。

名前はBuxoro Avtoshox Bekatiです。

Buxoroがブハラ、Avtoshoxはオフトゥーバスのように発音しますが、バスのことですね。


調べみるとカルヴァンバザールから徒歩15分くらいなので、カルヴァンバザールまで行けばバスに乗れるというのはある意味正しいです。

これからブハラでバス移動する方は、Buxoro Avtoshox Bekatiの文字をタクシー関係者以外に見せ、方角を教えてもらうことをオススメします。


早速オフィスでバスのチケットを・・・って、今日のバスはもうおしまいみたいです。

そうなると残された道は・・・


はい、シェアタクシーです。

流しのタクシーを捕まえて交渉するよりは信用できますし、ここは折れることにします。


地元の兄貴2人、筆者、同期、ドライバーの5人でサマルカンドを目指します。

料金は1人、150000ソム
約1500円なので、距離を考えたら納得です。


せめてゆとりのある助手席を確保しようとしたところ、兄貴にが既に押さえていたので残念。

後部座席にも別の兄貴がいるので、3人並びでぎゅうぎゅう詰めになります。


会社同期にはこの過酷なタクシー移動に巻き込んでしまった負い目があるので、少しでもゆとりのある右の窓側を譲り、僕は真ん中で押し寿司になります。


足さえ確保してしまえば、あとはサマルカンドまで景色を楽しむだけです!


なお筆者のスマホの画質が著しく悪いので、車窓の写真は期待しないでください。

次にスマホを買い替える時は、画質が良いのにするのはもちろん、レンズのケアはしっかりやらないとです・・・


ドライバーの兄貴は、目茶苦茶な車線変更や煽り運転スレスレの暴走を繰り返します。


あまつさえ、身の危機を感じた僕が悲鳴を上げる度に、ジャップはビビりだなぁ!(意訳)と笑う兄貴。


遠くの方で竜巻が発生しているのが見えました。


観光地ではない普通の町の様子を垣間見れるのが、ローカルな移動手段の醍醐味だと思います。

ブハラの旧市街はとても気に入りましたが、現代ナイズされた普通の町並みもまた生活感があり見ていて楽しいです。


ウズベキスタンというと何となく広大な荒野が広がっているイメージを持っている人も多いと思います。


たしかにそういったエリアが大部分を占めるものの、農地も点在していて意外にも緑豊かです。

タシュケントの町中も木がたくさん植えられていましたしね。むしろ緑が濃いなーなんて思ってました。


特産物としては綿花や小麦の生産高が多いみたいです。あとサマルカンドはワインの生産で有名みたいなので、フルーツにも比較的強いのでしょう。

ドライフルーツはウズベキスタン土産の定番ですしね。
バザールでもよく見かけました。


ここら辺からケツが猛烈に痛くなってきました。

一方、路面状況はネパールとかに比べるとかなり良いと思います。運転が荒いから身体への負担は大きいけど、揺れはそこまで感じません。


〇〇スタンというだけでヤバい国扱いされることも多いウズベキスタンですが、なかなか潤っていることが分かります。


↑アート


両手に荒野が広がっています。

ラルクのDriver's Highを大音量で流すと没入感抜群です。

運転も荒いので、来世でまた逢おうにならなければ良いのですが・・・


ここは一転、緑麗しい。


ところどころに関所のようなものがあります。

僕らは素通りですが、中国なんかでは今でも厳重な検査が行われていると聞きます。


ここから広義の意味でのサマルカンドになるみたいです。

いわゆるウズベキスタン第二の都市としてのサマルカンドはまだかなり先。


ガソリンスタンドでトイレ休憩になりました。


田舎なのでもちろんスクワット式。でもカルヴァンバザールのトイレと違って汚くないので全然平気です。

入口でおばちゃんに水を汲むように指示されましたが、トイレットペーパーないのかな?


ものすごく品質は悪いものの、一応トイレットペーパーはありました。

こりゃインパクト強いな。


もたもた用を足していたら、おばちゃんが「お前の車もう出ちゃうぞ!」と外から声掛けしてくれました。

ラフマット!


最後の力を振り絞ってサマルカンド中心部を目指します。


↑トラック


観光都市としてのイメージが強いサマルカンドですが、商業の中心でもあります。

弊社でも部署によっては、ウズベキスタン出張に行くチャンスもあるのでしょう。


まぁ僕は、お菓子屋を外から眺めるチャーリー・バケット少年のようなもんですが・・・


↑荒野


ブハラのバスターミナルを出発してから3時間半、ウルグ・ベグ天文台近くのバス乗り場に到着しました。

ケツがぶっ壊れそうや!


ウズベキスタン旅行から半年、ようやく観光ハイライトのサマルカンド編が始まります。

お楽しみに。


つづく