ブログ読者の皆様
いつもお世話になっております。
表題の件、中札内村のとほ宿「エゾリス君の宿 カンタベリー」をご紹介します。
どうぞご覧ください。
Information
宿泊日
2023/10/8(日)〜10/9(月)
住所
北海道河西郡中札内村南常盤285-25
フェーリエンドルフB-2
宿泊料金
3人用相部屋(男女別)2食付き 5700円
参考:シングルルーム2食付き 6200円
※11月〜3月は暖房代で+300円
レセプション
チェックイン 15時〜
チェックアウト 〜10時
メモ
旅仲間のコタロウさん推薦の宿
アクセス
十勝バス バス停「中札内村美術村」から徒歩40分ほど。
中札内一の見所である美術村とは、国道236号を挟む関係。挟むと言っても40分歩く訳ですが・・・
バス停を降りたら一本道なので迷うことはないです。
40分歩いて写真の看板の所まで来たらフェーリエンドルフの中へ。
入場後、左手にドッグランが見える写真の交差点まで来たら右折。敷地内は普通に車が走ってるので特に夜は注意。
宿はB-2。B-3を目指すと分かりやすいです。
また、宿主の都合が合えば道の駅なかさつないまで送迎してもらえます。車だと道の駅まで10分ほど。
カンタベリーから道の駅まで歩いた時の様子はこちらの記事をご覧ください。
ちなみに公共交通で旅行しているとピンと来ませんが、実は中札内村の中心部は帯広空港からほど近い場所にあります。
カンタベリーや道の駅から空港まで車で15分ほど。
道の駅からバスで行く場合、60系統でバス停「川西」で降り、帯広駅から来る空港連絡バスに乗り換えるという裏技があります。本数少ないしオススメはしませんが。
客室
別棟2Fのエゾモモンガという部屋に宿泊。
布団3枚敷きのドミトリー仕様、ベッドドミよりルームメイトとの距離は近いものの、まぁお互いそれを承知の上で予約しているので気にせず素早く眠ります。
別棟と言っても建物が違うだけで、本館は数歩隣にあるので特に不便には思いませんでした。
本館を歩いている時にチラッと見えたシングルルームは狭いながらも、ドミ+500円で個室を確保できることを考えたらコスパに優れているかもしれませんね。
設備
水回りは全て本館にあります。
別棟に宿泊の場合は都度本館に行かなきゃですが、玄関は24時間解錠されているのでご心配なく。
湯船に浸かりたい場合、希望者の数によってはお隣の更別村にある福祉の里温泉まで夕食後に送迎してもらえます。
入浴料は450円と格安、露天風呂の湯加減は温めで長湯でき、休憩スペースもWi-Fiが使えて快適です。
「村の福祉施設に併設の温泉」というこの上なくローカルな場所なので、チャンスがあれば是非行ってみてください。
本館に入ってすぐが食堂。
食事時以外は談話室として開放されています。
宿主夫婦は海外旅行がお好きなようで、台湾のこととかお話しできたのが楽しかったです。
別棟の一階は雑貨屋になっていて、ここのテーブルも雑貨屋の営業時間外は談話スペースとして使えます。
とはいえカンタベリーはとほ宿では珍しくお茶会や飲み会がありません。客層もライダーやバックパッカーだけでなく普通の家族連れもあるので、往年の旅人宿のような交流が好きな人は、そこをあまり期待せずに泊まると良いと思います。
なので夜は温泉に行くか、小松さん(宿主)夫婦とお話しするか、懐中電灯を借りてフェーリエンドルフの森を探検するかになるでしょう。
筆者は30分ほど粘ったものの、残念ながらフクロウやモモンガには遭遇できませんでした。
フェーリエンドルフの森には街灯の類はほぼなく、懐中電灯なしで歩くとブレア・ウィッチ・プロジェクトみたいになってしまうのでご注意ください。
館内のあちこちに小物や本が置かれていて、家庭的な温かみがあります。
食事
十勝という場所柄、食事は海鮮ではなく野菜と肉が中心です。この日のメインはデミハンバーグ。
他に唐揚げ、野菜の副菜と品数は充分です。
米の炊き加減が絶妙(僕好みの硬さ)で、おかわりしてしまいました。
また、宿泊料金に+800円で中札内のチーズとドリンク(350mlのワインかビール)を追加できます。
北海道をのチーズは、流石に濃厚で旨い!
他に中札内村のおつまみコースやお菓子コースなども同料金なので、気になる人は予約時に注文しましょう。
朝食はパン食。
クリーミーな卵ペーストが特に美味しかったです。
中札内は卵も特産品ですからね。
そして朝メシの時間になると・・・
エゾリスくんが降臨します!!
そもそもフェーリエンドルフの森にはエゾリスが生息しており、朝メシ時に合わせて餌が設置されてリス達が集まってくるのです。
この時も子連れのご家族が宿泊されていましたが、特にお子さんは大喜びですよね。
エゾリスの他にもたくさんの鳥やシマリスも見ることができ、大満足の食事タイムでした。
フェーリエンドルフの森
先ほどから連呼しているフェーリエンドルフは何かと言うと、中札内の農村地帯にある広大なリゾート施設です。
コンセプトはドイツの休暇村。
グランピングや貸しコテージでの宿泊が楽しめます。
グランピングやコテージの受付場所となるセンターハウス。※カンタベリーはセンターハウスでの受付不要です。
バーベキューの食材やアルコールを購入できる売店も併設されています。
センターハウスの近くにある自動販売機。
フェーリエンドルフの周辺にコンビニ等はないので、貴重な補給スポットになります。
グランピングテント。
夜間はここの灯りが生命線です。
こんな感じ。
ちなみに夜は星がめちゃくちゃ綺麗に見えます。
気分はアメリカンホラー映画の主人公。
同じ敷地内に何人も寝泊まりしていることは分かっているけど、真っ暗というだけで根源的な恐怖を覚えます。
簡単なアスレチックに
ポニー小屋
ドッグラン
森の中の小路でリス探し
コメント
とほ宿の中ではパーソルな時間が長いので、そこを楽しめるかどうか。逆に宿での飲み会などいらない人や、家族連れ・グループの人にはいいかもしれません。
宿主夫婦はフレンドリーで、飯は美味しく、可愛いエゾリスにも会える。総じてレベルの高い宿でした。