2023年8月、台湾第二の都市の高雄で朝の散歩を楽しみました。コースとしては、派手派手な内装で有名な美麗島駅から中央公園までを往復した形です。
前日の夕方に着いたばかりですが、昼の臺鐵で台南へ移動してしまうので高雄での滞在時間はほぼありません。
せめて何か爪痕を残したいと思い、朝の街に繰り出すことにしました。6時20分に宿泊してる宿を出発。
これまで配属された全ての部署で寝坊を経験した筆者ですが、旅先では早く起きる術を会得しました。
海外の朝、町が動き出す雰囲気を味わいながら散歩するのは何にも勝る喜びです。
水を補給できるロボット的なマシーン。
↑街並み
↑街並み
↑教会
どことなく、哭悲(台湾の傑作ホラー映画)を思い出すレイアウトです。
南華観光商圏というアーケード街。
夜は南華観光夜市として営業するそうです。
アーケードだからか、台湾の著名な夜市とはかなり雰囲気が違いますね。
市場ともまた異なる趣き。
むしろ那古野や奉還町といった日本の商店街と似た雰囲気かもしれません。
↑アート
今回は4年半ぶりの台湾。
この赤字と青字で書かれたメニューを見た時のエモさは何とも表現できません。
似た感情を抱く物として、外帶用のピンク柄の紙容器、コンビニで売れ残る肉鬆のおにぎりなどが挙げられます。
さすがに時間が早すぎるからか、一部の屋台を除いて店はほとんど開店前でした。
ここから青空朝市ゾーンとなり、少し活気が出てきました。
↑街並み
アジアで過ごす朝、冷房が効いたホステルから街に出て最初は暑さに顔をしかめるも、少しずつ暑さが肌に馴染んできて、街歩きのエンジンがかる瞬間が堪らなく好きです。
新鮮な魚が並べられています。
台湾は普通の近代的なスーパーも全然ありますが、それでも昔ながらの市場も現役で稼働してて素晴らしいです。
「漁港の朝市」のような特色ある市場ならまだしも、街中のフツーの市場ですからね。
観光的要素やプレミア感でお化粧する必要がない、飾ることなくその土地に根ざした市場なのでしょう。
旨そうな肉系の惣菜。
セクシーな生足。
海外でこういう一階がレストランな食材屋の集合住宅を見る度に、ここの住民は毎日ゴキブリに怯えながら暮らしているのか・・・なんて考えてしまいます。
こちらは魚介系の練り物とかのお店ですね。
↑朝市
豪快に並ぶ塩漬け卵。
初めての一人旅、香港でロースト飯に添えられているのを食べた時は、旨さのあまり空に向かって火炎放射を打ちそうになりました。
カフェの前で営業してるの、カナ❓
無造作に置かれた小さい魚がいい味出してます。
↑街並み
良さげな朝飯屋を見つけたので吸い込まれるように入店。
肉包と奶茶という、留学中に数え切れないほど食べた組み合わせで優勝。
街歩きの記事としては後半に続きます。