旭川の老舗ラーメン店・蜂屋に行ってきました。
Information
訪問日
2023年9月
住所
北海道旭川市3条通15丁目
電話番号
0166-23-3729
営業時間
10時〜17時20分
定休日
不定休
メモ
同じ旭川市内の五条に支店展開!
アクセス
旭川駅から徒歩15分くらい。
道路を挟んで向こう側にある、阪神推しが激しい三番館という商業施設が目印です。
ちなみに最寄りは、旭川の一つお隣の旭川四条駅です。
が、宗谷本線と石北本線を合わせても本数が多い訳ではないので、わざわざ電車で行かなくても良いと思います。
蜂屋の近隣には昔ながらの商店が多く、旭山動物園などとは異なるローカルな旭川の一面が垣間見えます。
是非、食事の前後に街歩きをお楽しみください。
メニュー
蜂屋と言ったら焦がしラードが特徴のラーメン。
醤油と味噌はラードとの相性良さそうですが、塩はどんな感じになるか正直想像がつきません。
あとのメニューはライスとトッピング類。
餃子は持ち帰り用の冷凍餃子のみ、チャーハンも無しと、メニューの傾向は家系ラーメンの店に近いかもしれません。
ビジュアルが食欲を刺激する炭火焼きチャーシュー麺。
常連さんと店員さんの会話を盗み聞きしたところによると、ロースやバラなど何種類から日替わりで提供されるようです。
実食
土曜の11時少し前に入店して待ち0、注文から着丼まで5分ほどと非常にスピーディー。
老舗の人気店ではありますが、席数はそこそこ多く、回転も早いので、そこまで待つことはないのではと推測します。
店内は、花巻のマルカンビル大食堂が頭に浮かぶようなどこかレトロな感じでした。
今回は炭火焼きチャーシュー麺の醤油とライス、追加で味玉を注文。総額1500円でした。
全てのラーメンについて、ラードの濃さを普通or濃いめから選べます。今回はせっかくなので濃いめで。
2人以上で食事する場合、まず注文を済ませて最後にまとめてラードの濃さを聞かれるのでご留意ください。
富山ブラックを彷彿させる真っ黒な醤油スープ。
飲んでみると、意外にも富山ブラックのような強烈な塩気は感じません。むしろラードでマイルド寄り。
間髪入れず、焦がしラードの動物的な香りが鼻腔を突き抜けます。最初は戸惑うほどの濃さです。
この感じはどこかで体験したことあるなと思ったら、ウズベキスタンで食べた牛のシャシリクに付いていた脂身ですね。
つまり脂身を齧った時と同じくらいの香りがするということ。これは他のお店じゃなかなか味わえません。
正直、オイリーな物が好みな筆者ですら、やや癖があるなと思ったくらいです。
初めて蜂屋に行く方は、まずはラード普通がおすすめ。
もちろん嫌な癖ではなく、香ばしいラードによって箸が止まらない、旅先で食べた歴代ラーメンの上位に食い込む美味しさでした。
この日の炭火焼きチャーシューはロース。
肉々しさを存分に味わえましたが、個人的にはバラだともっと良かったかもしれません。
ライスに付いてきた漬け物らしき小鉢、よく見たらコロチャーシューで、非常に美味でした。
ライスは、普通の店の大ライスくらいの量でした。
コメント
焦がしラードは人によって好みが分かれます。
今回は体験としてラード濃いめを楽しみましたが、僕が純粋にラーメンを味わうなら普通がちょうど良かったかもです。
地元のお客さんも多く、観光情報サイトでよく紹介される店でありながらローカル感も味わえます。
周辺の散策も併せてお楽しみください。