台湾北西部の苗栗縣・南庄郷で泊まったゲストハウスの南荘老寮背空間を紹介します。
Information
宿泊日
2023年8月14日〜15日(一泊二日)
住所
No. 50, Nanjiang St, Nanzhuang Township, Miaoli County, 353
宿泊費
男女混合ドミ 580NTD
※ブッキングコムで予約。宿のFacebookページの予約フォームを見るとドミ500NTDとあるので、ブッキングコムを経由すると高くなるパターンの可能性あり。
レセプション
チェックイン 16時〜22時
チェックアウト 〜12時
宿泊の前日にセルフチェックインのお知らせメールがブッキング経由で来たものの、昼過ぎには普通にスタッフがいるし、うち一名は館内に住んでいる模様。
Wi-Fi
あり
荷物預かり
可能
メモ
ブッキングコムでの名称はMountain Lodge Hostel。この名前のままだとすぐにグーグルマップで出てこないので、老寮 南荘とかで調べるのを推奨。
アクセス
台湾好行・苗栗客運ともにバスを降りるとセブンが見える。
セブンの横の小さい坂を登ると警察署や消防署があり、裏手に回ると十三間老街という老街になっている。
十三間老街のすぐ向こうは川。写真の吊橋を渡ると今度は南江老街という寂れた老街になっているので、直進すると右手にホステルがあります。
ホステルの建物もかなり古びていてぶっちゃけ他の民家と同化しているので、その時はドアに貼ってあるブッキングコムのステッカーを目印にしてください。
主な観光地までの所要時間
南庄老街 徒歩10分
南庄老街は十三間老街や南江老街とは格が違う、なかなか本格的な老街です。
南庄老街、また南荘そのものについては「近日中」に観光地ハウツーを書くつもりなのでお待ちください。
部屋
平日ということもあってか、男女混合10ベッドドミを独占できました。(女子ドミに連泊してる台湾人と少し話しましたが、土日は結構泊まってる人いたらしい)
天井が高いせいか色合いのせいか、どこか青少年自然の家感が漂う部屋です。
ベッドはカーテンにコンセント、読書灯と、欲しいものは一通り揃っています。
特筆点としては冷房の効きが素晴らしく良く、真夏の台灣にも関わらず快眠できることでしょうか。
設備
シャワーとトイレは共用で、一階のキッチン横に2箇所ずつあります。
こう言っちゃ失礼ですが、意外にも虫もおらず、清潔に保たれていました。
ゴミ捨て場やキッチンか同じ部屋にある時点でもう駄目だ、おしまいだと思ってたので・・・
件のキッチンはこちら。
漂う富士フイルム感。
なんだか、中国の雲南省でトレッキングをした時に泊まったゲストハウスを思い出します。
宿のドアを開けるとすぐにコモンスペース。
土間っぽい感じ。コンセントあります。
時間によってはネコもいらっしゃいます。
会話した台湾人女性曰く、宿で飼ってるのは一匹だけ、あとは外から飯だけ喰いに来るとのことだが・・・?
トイレ行こうとしたら、キッチンの棚から上の写真とは違うネコが飛び出してきて叫んでしまったのは内緒。
3階のバルコニーにも椅子と机があり、コモンスペースとして使えます。
ここで台湾人女性と雑談しました。
ネコと遊ぶ台湾人女性。
今年から日本で働くみたいです。
バルコニーに洗濯機&乾燥機あり
バルコニーから夜の老街を眺めるのもオツ。
ちなみに、寝転がっているのは老街に住み着いている野犬です。夕方に遠くから写真撮ったら執着されてしまい、
「逃げ込んだショッピングモールの屋上からゾンビの大群を眺める生存者」
の気分を味わえました。
周辺環境
南江老街には観光地としての機能はなく、わずかな商店がある以外は住宅地となっています。
近くを流れる川。豊かな緑が目に優しい。
どことなく、長野の妻籠宿に似ていると思いました。
宿の近くにはセブンと
ファミマがあります。
どちらも24時間営業。
なお、川の向こう側の南庄老街のとこのセブンとは違う店舗なので、この田舎のごく狭いエリアに24時間営業のコンビニが3軒あることになります。
日本の田舎よりコンビニが充実しているレベルです。
飲み物や菓子などの簡単な買い物なら、南江老街の入口にある商店で済ませられます。
水はコンビニより10NTD安かったです。
セブンの並びには吊橋のこっち側で唯一の飲食店と思われる熱炒(台湾式居酒屋)がありましたが、残念ながらこの時は定休日でした。
南庄老街に食堂はたくさんありますが、どの店も19時〜20時に閉まるので夕飯は早めに食べるべし。
あるいは台湾のコンビニメシに挑戦するかですね。
宿のあたりは基本的に平和そのもの。
老街に野良犬はいますが、よほどのちょっかいを出さない限り襲ってはこないでしょう。
ただ南江老街の住宅地から出てしまうと本当にただの山道で、野犬っぽいのも遠くに見かけました。
老街の中なら何かあったら地元の方に助けてもらえるので、夜は住宅地から出ないことを推奨します。
まとめ
南庄老街と十三間老街を合わせても半日あれば余裕で見学できますが、とにかくこの圧倒的な田舎感、ぼくのなつやすみ感が素晴らしくストレスを消し去ってくれるので、一泊して台湾の田舎暮らしを満喫しても良いでしょう。
宿は造りの関係でどうしても古びた印象を受けますが、清潔ではあるので問題ありません。
南荘郷での宿選びの参考になると幸いです。