City busで香港国際空港から尖沙咀に移動した時の様子を、色々脱線しながらご紹介します。
①入国審査
香港に出入国時のスタンプはありません。
僕が初めて香港に行った10年前からそうだったので、恐らくこれからもそうなのでしょう。
早朝便だったのでイミグレはサクサク。
今回は往路のみ預け荷物がありましたが、イミグレ通過後、5分もかからずレーンに流れてきました。
②両替
コントロールエリアを抜けてすぐの両替屋で手持ちの日本円を香港ドルに替えました。
到着ロビーに他の両替屋があるかは未確認。
10000円が約515HKD≒約9200円になりました。
参考に、重慶大厦の両替屋だと2万が約1090HKD≒約19600円になったので、明らかに空港のレートが悪いことが分かります。
③SIMを買う
SIMが買えるのは上の両替屋か、到着ロビーにあるセブン。
僕はまず両替屋でSIMを買ったもののなぜかネットが使えず、返金してもらってセブンで買い直しました。
だがしかし、セブンで買ったSIMもだめ!
ではどうするか?
現代のライフラインTwitterで知った答えは、アクセスポイント名(APN)にCMHKと入れること。ユーザー名は適当でOK。
CMHKはSIMの事業者、中国移动のことです。
中国移动のSIMを買ってネットに繋がらない場合は、この方法をお試しください。
僕が買ったのは旅行者用のSIMで、一週間有効で料金は78HKDでした。通話も可能です。
容量は忘れましたが、普通に使う分にはギガが切れることはまずないと思います。
中国本土とマカオでも1ギガまで使えるっぽいので、マカオや深圳セットで旅行する人でも安心。
④八通達カードを買う
SIMと現金を手に入れたら、交通ICの八通達カード(オクトパス)を買いましょう。
買うのはカウンターでも券売機でもOKで、料金は200HKD(うち50HKDはデポジット)でした。
注:ネットで情報収集したところ、2023年5月に書かれたブログでは150HKDとなっていました。この一ヶ月で値上がりしたのでしょうか。
⑤バス乗り場に移動
いつものように前置きが長くなりましたが、ここからようやく九龍への移動情報に入ります。
まずは案内板に従ってバス乗り場へ。
インフォメーションの両脇から伸びる通路がバス乗り場です。九龍方面は進行方向の右へ。
路線ごとにバスの行き先がギッシリ書いてあります。
旺角や尖沙咀など、九龍の主要なエリアへ行く路線はA21です。横にNが付いてるのは夜行バスの意味。
各停留所の横に著名なホテルや通りの名前が書いてあって、とても分かりやすいです。
また、横に赤丸の中に昆虫みたいな絵が書いてある停留所は、近くにMTR(地下鉄)の駅があるバス停となります。
ちなみに時刻表に書いてある運行間隔は結構いい加減です。(この一回で判断するのもあれですが・・・)
この時はまだネットに繋げなかったので、遠くの方に見える山々を見て過ごしました。
↑香港名物、二階建てバス
⑥九龍へ
30分くらい待ち、ようやくお目当てのバスが来ました。
前扉から乗車時にオクトパスをかざし、下車は中扉から。下車時はオクトパスを出す必要はありません。
香港国際空港から九龍まで、33HKD。
さて、列に並んだのが一番最初だったこともあり、今回は二階の一番前という特等席に座れました。
なのでここからは、道中撮り溜めた写真を徒然なるままに掲載していきます。
こちらはマカオ行きのフェリー乗り場。
空港から直接マカオに行けるんですねー。
空港があるのは、ランタオ島という島です。
有名どころだと香港ディズニーもランタオ島にあります。
大都会のイメージが強い香港ですが、実は登山やハイキングを楽しむ人が多いんだとか。
↑車窓
↑車窓
車内ではWi-Fiが使えました。
うおおおお香港っぽい景色だ〜〜〜
街に入ります!
8年ぶりの香港!!!
↑車窓
「市民の一人ひとりが自分の日常生活を営んでいる感」が最高です。気分が高揚します。
マンションのすぐ横を通ります。
↑車窓
↑車窓
↑耳なし芳一みたいなトラック
旺角や佐敦を通過し、Middle Roadのバス停で下車。
尖沙咀のゲストハウスに向かいました。
まとめ
空港からのバスで、香港のほぼ全てのエリアに移動できるのではないでしょうか。
エアポートエクスプレスより安いし、香港らしい車窓を楽しみながら移動できるおすすめの移動手段です。