ブログ読者の皆様
いつもお世話になっております。
標記の件、南知多で泊まったゲストハウスのほどほどがあまりにも楽しく、つかの間クソ仕事のストレスを忘れられたので、爆速でブログで紹介します。
どうぞご覧ください。
Information
宿泊日
2023年3月18日〜20日(2泊3日)
宿泊費
ドミトリー 3500円/日
住所
愛知県知多郡南知多町豊浜鳥居7-3
電話番号
宿主の携帯なので宿のHP見てください
レセプション
チェックイン 17時〜21時
チェックアウト 〜10時
※シェア飯は19時半頃から開始なので、参加する場合は調理・準備のためにも18時半頃には宿に到着すると良いと思います。
Wi-Fi
あり
メモ
館内の電化製品の一部は、太陽光で賄われている。
アクセス
海っ子バス 豊浜線/西海岸線「高浜」バス停下車後、3分ほど来た道を引き返す。
名鉄の河和駅までどうにか電車で行って、そこからバスに乗るのが一番楽でしょう。
時間を選べば名鉄名古屋まで乗換なし・途中下車なしで行けます。
主な観光地までの所要時間
魚ひろば 徒歩10分(自転車5分)
師崎港 バス15分(自転車30分)
寝室
和室2部屋&洋室一部屋を、その日のゲストの入りによって男子ドミ・女子ドミ・個室として柔軟に運用するスタイルです。
2つの和室は入口は同じ、写真の衝立てカーテンとふすまで仕切るので、完全な個室ではありません(上の方に少し空間がある)
和室だと、布団と布団の間にも仕切りのようなものを置いてくれるみたいですね。
布団はふかふかなので安眠できます。
コンセントも枕元にあるので使いやすかったです。
今回は2日とも個室として使えましたが、横のスペースにもコンセントはあったので、ドミとして使われる時も充電は問題ないと思います。
共有スペース
風呂は玄関横に一箇所。
シェア飯が一段落したあたりで隙を見て入るか、朝風呂にすると待ち時間少ないでしょう。
宿から15分くらい歩いたところにある温泉、うめ乃湯で海を眺めながら入浴するのも手です。
トイレも一箇所。
ウォシュレット付きです。
談話室だけでなくシェア飯の会場にもなるリビング。冬はこたつでまったりすることも。
ゲストハウスや旅に関係する本、カードゲーム類も置いてあります。
ほどほどは宿主同居型の宿では珍しく日中も館内に滞在できるので、連泊の場合は昼間からリビングでだらだらするのもアリだと思います。
南知多自体、ガッツリ観光するというよりかは、散歩したり海を眺めたりしてのんびりするのに適した場所ですからねぇ。
リビング横のキッチンは、シェア飯目的でなくても自由に使うことができます。
スティックコーヒーやインスタントティー、冷えた麦茶も自由に飲めます。
とはいえシェア飯が宿のウリですし、シェア飯の前(18時くらいから19時半)については準備のために場所を明け渡すが賢明でしょう。
まぁ、基本的ほどほどに宿泊するような人は、そこらへんの連帯感を重んじると思いますが・・・
自転車が何台かあり、3時間まで無料、1日 300円で借りることができます。
夕陽を見に行く時や買い出しの時に活躍してくれることでしょう。
師崎港までの道はほぼ平坦なので、離島行きの船に乗る時にも使えます(高速船に自転車は載せられないので、師崎港で預ける)
シェア飯
ここまで何度か出てきたように、ほどほどの魅力はなんといってもシェア飯です!
(任意参加、二次会から参加でもOK)
各自、宿のキッチンで自炊したり他所から調達してきたり。ポットラックパーティー形式でゲスト、宿主のこっすーさん(撮影者)、菜々さん(手前の女性)みんなでお喋りしながら食卓を囲みます。
調達先ですが、宿から10分くらい歩いた場所にある魚ひろばがおすすめ。
土日祝は朝からやっていて、気軽に海産物を購入できます。16時頃から店仕舞に入るので注意。
(その分、夕方は少し安くなる)
もちろん、他の魚屋さんで購入してもいいでしょう。少し遠いですが師崎港にもお店は多いです。
河和駅からバスで来る場合は、待ち時間を活用して駅隣のスーパーで買い物するのもおすすめです。
※宿に近いスーパーは廃業したらしい。
買ってくる場合はだいたい500円〜1000円のものを・・・というアナウンスがありますが、ぶっちゃけ皆さん各々食べたい刺し身などを買ってきて予算オーバーするので、お金はあまり意識しなくてOK。
メタ的に言うと刺し身は誰かしらが必ず買ってくるので、例えばファミチキを5個・・・とかでも全然喜ばれると思いますよ。
ことあるごとに「ほどほどなので、のんびり適当にやりましょう」とゲストに呼びかけていた、宿主のこっすーさん。
わずかなミスでも詰められる、緻密かつ厳格な部署で日々精神を擦り減らす僕にとって、このゆるさは何にも勝るお薬になりました。
僕の一日目チョイス、魚ひろばで購入したヒラメの刺し身と、スーパーで買った岐阜名物の明宝ハムです。
宿で適当に切っただけの簡単調理。
別のゲストさん(リピーター)が買ってきてくださった大量の刺し身と一緒に食卓を彩ります。
明宝ハムは、女将の菜々さんが炙ってくれました。
余談ながら、僕が初めて明宝ハムを食べたのが岐阜駅近くの居酒屋。
そしてその居酒屋について書いたのが、弊ブログで初めて書いたグルメカテゴリの記事でした。
旅好きゲストハウス好きの女性ゲストが静岡で買ってきてくれた、いなり餃子。
上にも書いたように別に刺し身でなくても全然良いので、地元や道中で買った名物を持ってくるとまた話が広がって面白いと思います。
菜々さんや他のゲストさん(なんと台湾の同じ語学センターに留学していた!)が作ってくれた肉じゃがや肉野菜炒めも美味しかったです。
さらにさらに、フレッシャーズのゲストさんが買ってきてくれたスーパーのお惣菜まで揃い、大変豪華な夕食になりました。
刺し身を丸ごと買ってしまうと、お値段はともかくボリューム的に他のものが食べられなくなるので、気軽に自分が食べたいものを購入できるという意味でもシェア飯のシステムはありがたいですよね。
当初、2泊目は居酒屋に行こうと思っていましたが、初日のシェア飯があまりに楽しかったので続投決定。
戦利品はバンカレイ、マグロたたき、スーパーで買ったスギモト(愛知の食肉店)のソーセージです。
同じく続投のゲストさんは、メヒカリとフグの唐揚げを買ってきてくれました!
南知多から船ですぐの日間賀島は、フグの産地として有名ですからねぇ。
さらにこの日の一品は、地場のワカメのしゃぶしゃぶ!こんな肉厚のワカメ食べたことない!
ポン酢で食べるとめちゃくちゃ旨いです。
色々な美味しい物を食べられるのも嬉しいですが、なによりみんなで談笑しながら食事できるのが最高に楽しかったです。
この宿の性質上、単に安宿を求めて来る人というよりは、ゲストハウス好きが集まる傾向にあります。
こっすーさんと菜々さんの会話捌きが上手いのもありますが、そもそもゲストハウスや旅が好きという土台を共有していることも大きく、初対面でも話が弾むこと間違いなしです。
これまで泊まって良かったゲストハウスの話、旅の話、自分の悩みや人生の話など・・・
酒も入り、また宿が小規模でアットホームなので、素直に自分のことを話せるんですよね。
あったかさというか。
シェア飯は強制的ではなく、南知多の町にも美味しいお店はたくさんあります。
が、ゲストハウスでの交流が好きという人は是非一日はシェア飯に参加して欲しいです。
きっと、観光よりも記憶に残り続けます。
周辺環境
最寄りのスーパーがなくなったので、手軽は買い物はこちらのファミマで。
河和駅方面に5〜10分ほど歩きます。
ファミマからさらに20分ほど歩いた場所にある、こっすーさんイチオシの夕焼け鑑賞スポット。
お手軽に宿のチャリで来るか、徒歩で頑張って缶ビール片手に夕陽を眺めるかはあなた次第。
穏やかな海が魅力の南知多ですが、町歩きもとても楽しいです。
言うなれば尾道の町から坂を取って、水路を加えたような感じ。
迷路みたいにクネクネと入り組んだ路地を無心で歩くのがおすすめ。民家なので、最低限のマナーだけお気をつけください。
宿から師崎港の方に15分くらい歩くと、レトロな大食堂、まるはがあります。
ジャンボエビフライと新鮮な地魚が魅力。
前述のうめ乃湯は同経営で、もちろん食事はしないで温泉だけの利用もできます。
まとめ
海外のゲストハウスを巡って来た方の中には、日本のゲストハウスに泊まった際に
「ゲストハウスという名のカプセルホテルで、交流もクソもなくつまらない」
「宿主が出てくることもなく、他のゲストと会話することもなくチェックアウトを迎えた・・・」
なんて経験をしたことがあるかもしれません。
そんな人にこそ、ほどほどに泊まって欲しい。
南知多の風土も相まって、ここで過ごすと疲れたら心が立ちどころに回復するのが分かります。
加えて、ほどほどに泊まる人は同じように交流重視のアットホームなホステルに詳しい傾向にあるので、情報交換し合うと今後のゲストハウスライフもより楽しくなると思います。
バス停から近いし、飲食店も不便を感じない程度に多く、海も近いし島にもすぐ行ける。
何より、宿主夫婦の人柄が素晴らしいです。
日々の生活で疲れたら人、ちょっと人恋しい人、海を眺めてぼーっとしたい人は是非ほどほどに、南知多に遊びに行ってみてください。
南知多町での宿探し・宿泊の参考になれば幸いです。
以上、高評価、記事のシェアのほど宜しくお願い致します。過去記事もご覧頂けると励みになります。