【旅行記】2022秋シンガポール2-5 ネオン・マーライオンに謁見

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Mandai Wildlife Reserveから中心部への帰り方は

①シャトルバスでMRTの駅に移動
②バス乗り継ぎ

があり、①のシャトルバスがTourist Pass(3日間、公共交通が乗り放題の交通IC)の対象外のため、バスを乗り継いで宿まで戻ることにした。


市街地から園に移動して来た時に乗り換えた同じバス停のような、そうじゃないバス停で乗り換え。

道幅が広いので、反対車線というだけで結構景色も変わって見える。


地元の人を観察しながら、次のバスを待つ。

ちょうど通勤ラッシュの時間帯だからか、グーグルマップの時間から30分くらい遅れた。


エスニックタウンのようにガッツリ異国情緒がある訳ではないけど、マリーナエリアのような近未来感ともまるで違う、等身大の東南アジア。


ドバイからシャルジャに移動した時にこんな感じの景色を見たなと、ほのかに記憶が蘇る。


郊外はまだ良かったが、街の中心部に近づくにつれて本格的に大渋滞となり、結局ゲストハウスに戻ったのは19時くらいだった。


一時間ほど宿のリビングでスマホの充電休憩。

陽キャの欧米人バックパッカーがソファを占領してビバリーヒルズ青春白書していた。


20時前に夕食のために外出する。


治安の良い国は夜でも気軽に出歩けるので旅行全体の満足度が高い。


体感的に、ニュージーランドや台湾よりもさらに安全だと思う。

ドバイなみにコントロールされてる印象。


宿の近所にある松發肉骨茶という有名なレストランに来た。名前の通り、肉骨茶の名店で地球の歩き方にも掲載されている。


やはり人気店なのか、30分ほど並ぶことになった。

前後に並んでいるのはカップル客で、ファッキューここに極まれり。


並んでいる間にQRコードから料理を注文する。


またまたカップルと相席になり怒り狂っているところに料理が到着した。

肉骨茶と米、玉子という無骨な組み合わせ。


肝心の味だが・・・旨い!

さっぱりかつスパイシーなスープと、ボリューム感のあるスペアリブが実にご飯に合う。


ちなみに席は屋外席だが、東南アジアの熱気を浴びながら喰う飯は最高である。


とにかく胡椒の効いたスープが旨い。脂っこさは皆無なので、二日酔いの朝に食べたい味。

あまりに旨すぎて、「怎麼這麼好吃!」と叫んで隣のカップルの肩に噛み付きたくなる衝動に駆られた。


そして信じがたいことに、このバカ旨スープが無料で何回でもおかわりできるのである。


最高に旨い夕飯を食べて気が大きくなったところで、夜の散歩に繰り出した。


一枚目が現役の国会で、名前を見るに二枚目の建物は旧国会の建物を利用した美術館と思われる。


夜でも大勢の人が出歩いているので、治安的な不安は一切感じない。


東京や野毛で遅くまで飲む時とほぼほぼ同じような感覚で過ごすことができる。


塩顔の女とシンガポールを歩きたいんじゃ。


海外の広告ってどうして見てるだけでテンションが上がるんだろうか。


松發肉骨茶から20分ほど歩き、マーライオンを見に来た。まさにシンガポールの象徴。


世界三大がっかりと言われるが、シンガポールに来てマーライオンを見ないのはあり得ないだろう。


そしてこちらがマリーナベイ・サンズ

日系メーカーの若手の給料は本当にしょっぱいので、この手の高級ホテルは雲の上の存在である。


いつか塩顔の女とマリーナベイ・サンズに泊まって、シンガポールスリングを作りたい。
※なお、筆者はジンというよりウォッカである。


今回の旅行でシンガポール3回目だが、夜のマーライオンは初めて見る気がする。


夜の○○って卑猥な言葉に使われるけど、夜のマーライオンってただの酔っぱらいだよね。


海に向かって通路がせり出していて、多くの観光客が記念撮影を楽しんでいた。

僕も海や夜景を眺めながら高校の修学旅行を思い返し、しばしセンチな気分に浸る。


夜はスマホで写真を撮るには限界があるけど、これはこれで光がカップルを突き刺しているようで痛快である。


マーライオンの近くには、何軒かのファストフード店やレストランが並んでいた。


最後にもう一度、マーライオンを目に焼き付けて帰路につく。


こんな時間でも芝生に座って夕涼みしている地元の人が多く、とても平和的。


浮遊感のある夜景。DAOKOの水星みたいだ。(筆者は恋愛経験に乏しいがゆえに夜景を見る機会に恵まれず、夜景をDAOKOの水星でしか例えられない)


「フェンス越しにゾンビの大群に囲まれる生存者」に見えるが、実際はボート・キーのレストランバーでディナーを楽しむ観光客である。


宿の近所の店で買い物し、


夜食を我慢して帰宅。宿のリビングで少しネットサーフィンしてから就寝した。


空港からなかなか脱出できず動き出しは遅くなったが、チャイナタウンにRiver Wonders、マーライオンにローカルフードと大変充実した一日だった。

Day3でもリトルインディアやガーデンズ・バイ・ザ・ベイなどあちこち歩き回るので、次の旅行記も楽しみにされたし。


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