River Wonders ◁つづきからはじめる
ショートカットの、女性が好きだ。
もう少しでも真っ当に生き、有意義な大学生活を送り、社会人になってからも自己研鑽に励んでいたら、もしかしたらこのRiver Wondersを、ショートカットで、白Tシャツとデニムが似合う、塩顔の女性と一緒に見学できていたかもしれないのである。
これが物語なら、それこそこのRiver Wondersで、彼氏と別れたばかりの傷心一人旅をしている、ショートカットで、白Tシャツとデニムが似合う、塩顔の女性と運命的な出会いを果たすのだろう。
だが、これは物語ではない。
もてないサラリーマンの、リアルな一人旅である。
Mandai Wildlife Reserve共通のエントランスでは多くの日本人を見つけたが、River Wondersではどちらかというと東南アジア系の人が目立った。
もしもし かめよ かめさんよ せかいのうちで ひろすえりょうこほど かわいい じょゆうはいない
見えにくいが、ワニ。
写真のように、子どもの知的好奇心を刺激するような解説パネルが随所にある。
環境・生態系保護の組織がバックについているので、単に動物を展示して終わり!の施設ではない。
前回の旅行記のようにこの動物園は世界の川ごとにエリアが分かれているが、各エリアの入口に「この川が抱えている問題」のような解説パネルがある。
みんなの人気者、パンダルーム。
実家がさいたま市なので、小さい頃はよく上野動物園に連れて行ってもらった。
当時は特に抽選やら整列入場やらはなく、普通の動物と同じように見学できたので、近年の超希少生物のような扱われ方には少々違和感がある。
(実際、絶滅危惧種の珍しい動物なのだけど)
そういう訳で入場。
特にパンダファンではないが、流石に可愛い!
社会人1年目の冬休み(2019〜2020の年越し)はハンガリーに行った。
中国東方航空利用で、上海で一晩トランジットしてから、さらに成都でも乗り継ぎがあった。
成都はパンダで有名な都市。
4連休でサクッとパンダや四川料理を堪能しても良いななんてその時は考えていた。
結局、社会人2年目から今に至るまでコロナ禍が続いているので、未だ成都には行けてないのだが・・・
パンダは中国語で大熊貓。
では相方のレッサーパンダはどうかというと、シンプル真っ直ぐ潔く小熊貓である。
このパンダルームでもレッサーパンダを飼育しているようだが、今回は姿を見せなかった。
園の最奥部にもレストランがあった。
園内を流れている川。恐らく人工のものではなく、元々ここにあった川なのだと思う。
通路を渡って川の向こう側へ移動。
外来種はダメ。
ここで、なぜか別料金だったAmazon River Questというアトラクションに乗る。
なんのこっちゃという人は、ネズミの国のジャングルクルーズの動物が機械ではなく本物バージョンをイメージして欲しい。
eチケットをかざしてボートへ。
この時は待ち時間0で利用できたけど、週末は行列になったりするのだろうか。
正直、既に入園料を払っているのに別料金というのはあまり納得できないが、アマゾン川と言ったら大河の代名詞的存在。そこをスルーはできない。
なお、地元民らしき家族連れが僕と同じボートに乗ることを拒否したので、今回は同乗者なしである。
ボートに乗り込み、ガコン!という音と共にレーンに置かれ、スプラッシュマウンテンの序盤の驚かしポイントのような落下から旅はスタート。
さて、このアマゾンリバークエスト
当然ながら自分のペースで見学できないので、普通のウォークスルーよりも満足度は大きく劣る。
決して別料金なのを引きずっている訳ではない。
写真を撮りにくいのも、ブログ書人(かきんちゅ)的にはマイナスポイントである。
そして、最大の問題は他にあり・・・
そもそも姿を見せない動物、草木の間からケツしか見えないような動物が多すぎるのである。
何度も言うが別料金である。
僕はアマゾン川の動物を見るための対価として5シンガポールドルを支払っているのであり、こんなアコギなボートに一人で乗り込むためではない。
どこまでもお一人様をバカにしやがって!
当アトラクションのハイライト、ジャガー
まぁ、ジャガーに5ドル払ったと思えば・・・
カピバラみたいな目の女が好きだ。
こんな感じでアマゾンリバークエスト終了。
スタート地点に戻り、スタッフに
「楽しかったかい?」
と聞かれたら
「オフコース!」
と答える。これがジャパニーズ気遣い。
「もう一回やりたい?」
と聞かれたら
「オフコース!」
と答える。これがジャパニーズ気遣い。
本音と建前は日本国が生んだ美しき文化。相手を傷付けない嘘は良い嘘。美味しいパスタ作ったお前。
\ガコン!/
まさかの二周目である。
ショートカットで、白Tシャツとデニムが似合う、塩顔の女性と一緒にボートに乗っているのなら嬉しいサプライズだが、残念ながら今は僕一人。
地味に一周するのに15分くらいかかるのも、タイムロス感が否めない・・・
そうか!
一周目は姿を隠していた動物が多くいた。
つまりこれはさっき見れなかった動物と会うためのロスタイム!まさかのマルチ・エンディング・アマゾン・リバー・クエストだったのだ!!
二周目も出てこねーじゃねぇかボンクラ!
フ○ック!!
F○CK!!
この白い可愛い猿は、二周目でようやく見れた。
ジャガーおかわり
最後の方でなんと野生の猿が乱入。
外から入って来れるということは、逆に年に何匹か園から脱走したりするのだろうか?
さすがに三回目はナンセンスなので、スタッフに声をかけられる前に敗走、いや退却。
これよりウォークスルーの見学に戻る。
シューシューシュー(ハリーポッター・・・)
後半は魚というよりは哺乳類や爬虫類の方が多く飼育されていたかもしれない。
リスザルと会えるらしいケージに入ってみた。
ポケモンのようなエンカウント式の場所。
よく分からない小動物がたくさんいた。
さっき一匹脱走していたけど大丈夫だろうか。
なお、結局リスザルは姿を見せなかった。
最後はシーパラにあるようなトンネルを通り
神秘的な大水槽を眺め
オオカワウソを見て見学終了。
色々言ったが、展示ボリュームはかなりあるので、動物好きや水族館好きは楽しめると思う。
僕も今度は、ショートカットで、白Tシャツとデニムが似合う、塩顔の女性と一緒にまた来たい。
River Wonders ◁セーブする
※そもそもシンガポール動物園やナイトサファリ、もちろんRiver Wondersも、自然に近い環境で飼育展示しているところはあるので、必ずしも希望の動物を見れるとは限りません。そのトレードオフとして生き生きとした姿を見れるということでもあるので、その辺をご理解の上、お出かけください。