海の京都の地魚を味わえる拘り強めの小料理屋/美優食・心(宮津)

標記の件、宮津で夕食を頂いた宮津駅前の小料理「美優食・心」をご紹介します。どうぞご覧ください。

○Information

[訪問日]
2022年9月

[住所]
京都府宮津市鶴賀2065-2

[電話番号]
0772-25-5389

[営業時間]
18時〜23時
※日曜のみ21時半迄

[定休日]
月曜日

[メモ]
季節の魚を求め、常連さんが数ヶ月前から予約するような店。一方、ご飯(白米)を提供していないことから普通の夕飯使いには難しいのか、僕が食事した時は他にお客さんはいませんでした。

○アクセス

京都丹後鉄道 宮津駅から徒歩1分

○メニュー

居酒屋というよりかは小料理屋で、上述のように拘り抜かれた地魚を楽しめる一方で韓国料理や洋食のバリエーションも非常に豊富。

一皿のポーションが多めなので、どちらかというと2〜3人での食事に向いていると思います。


飲み物を注文後、まずはホワイトボードに書かれた7種類ほどのお通しの中から一つを選びます。

肉じゃがやローストポークなど、これがまた単体でメインの料理を張れるような逸品ばかり。


僕は肉じゃがにしましたが、じゃがいもはホクホクで全ての具材に味が染み染みでビールが進みました。

余談ながら、宮津のお隣の舞鶴市は肉じゃが総本家の座を広島の呉と争っているんだとか。



どうしても刺し身が食べたかったので、メインのつまみはもちろん刺し身です。

大将曰く「白身魚と青魚が混ざったような味」とのことで、食べてみると確かに今まで食べたことないような独得の味です。とはいえトータルで見るとあっさりしていて、実に僕好み。とても旨いです。


ところでこの魚の名前についてたしか「イダイ」と教わったはずなのですが、ブログを書くためにググったところピンとくるものがヒットしませんでした。

なのでこの魚の真の名前は分かりません。

ブロガーとして致命的だぁ・・・


この日は宿泊したゲストハウスのハチハウスで飲む予定だったので、酒はビール1本で止めてちゃんと食事することにしました。


米はないもののピザやパスタは何種類かあるので、家では作れないカルボナーラを注文。

パンチェッタたっぷり、麺たっぷりでとてもボリューミーでした。あまりに量があるので、美味しいけど少し残してしまった・・・


さて、このようにレベルの高い料理を作っている方なので、大将は拘り強め。ぶっちゃけるとクセが強いとも言えます。

僕の場合、例えばお通しで本当はローストポークを食べたかったのですが、酒やこれから出てくる料理との相性を踏まえて半ば強制的に(ロジカルに説得とも言う)肉じゃがを注文することになりました。

また、刺し身を喰う際のワサビの付け方にもオーダーが入るなど、その拘りは並ではありません。


もっとも、これについては酒と料理に精通した大将からの完全な善意に基づいたアドバイスであり、決して老害の類ではないので誤解なきよう。

料理に絡まないところでは身の上話など面白いエピソードを聞かせてもらい楽しく飲めましたし、僕が腹の調子が悪いことを察して胃薬をくれるなど、トータルで見ると親切で気さくな方でしたよ。


まぁ自分の金で飲み食いする訳ですし、旅先では好きなものを好きなだけ!となるのも当然ですので、自分の選択に干渉されたくない人や、お客様は神様!って人には致命的に合わないと思うのでその点についてはご留意ください。

○まとめ

まず、料理の味や丁寧な作り込みについては自信を持っておすすめします。本当に美味しいです。

ただ上に書いたような拘りの強さというのは完全な相性勝負なので、この記事を読んだ上でこのお店に興味を持ってくださった方には、ぜひその辺を天秤にかけた上で料理を堪能して欲しいと思います。


宮津での食事の参考になれば幸いです。

以上、高評価、記事のシェア、過去記事ご確認のほど宜しくお願いいたします。