【旅行記】2022夏ニュージーランド4-4 すげー街だぞウェリントン

ウェリントンの路上 ◁つづきからはじめる



いやはや皆さん、すごいですよこれは。


ニュージーランド最大の都市はオークランド。

ブログでもお届けしたように高層ビルや一流企業のオフィスが立ち並ぶ街であり、イギリスを感じる歴史ある建物もあるものの、どちらかというと近代的なビル群がメインという印象でした。


一方のウェリントンは!

That's 大英帝国と言うべきか、この重厚かつ豪奢な街並みはこれまで経験したことがありません。


それに加えてやはり首都の意地なんですかね、こんな具合にエリートサラリーマン達が創っているだろう近代的な夜景も楽しめますので、もう街歩きが楽しくて仕方ありません。


路線バスやトラムを見ると、これからこの町での冒険が始まるんだな、この町の日常にお邪魔できるんだな、と俄然盛り上がります。


初めてニューヨークに来たときのニュート・スキャマンダーのような、完全なおのぼりさん状態です。


さいたま育ち、藤沢の片田舎に居住中の筆者には些か刺激が強すぎますわ。


ウェリントンでは明日から丸々3日間、観光する時間を確保しました。


どちらかというと僕は田舎やこぢんまりした町が好きで、こういう大都会でたっぷり時間をとると後半は暇を持て余すことが結構ありましたが、ウェリントンに関しては最後まできっちり楽しめそうです。

むしろ3日じゃ絶対足りないでしょう。


ニュージーらしいアートも健在。


高層ビルと荘厳な教会という真逆なタイプの建物の共演。今日の宿はこの教会の裏にあります。


と、いう訳で本日はこちらのゲストハウス、Trek Global Backpackersのお世話になります。

ブッキングコムで評価が高かったこと、コロナに関する問い合わせをした時にレスが爆速だったことが決め手で予約しました。


いよいよ明後日が帰国前PCR執行の日。

もしも他に宿泊客がいないドミがあればそちらにアサインしてくれないかとスタッフにお願いしたところ、快くOKしてくれました。追加料金もなしです。


そうして言われた部屋に向かいますが・・・なかなか大箱のホステルですね・・・

そして肝心の僕の部屋ですが、他の部屋とはドアで区切られており、かつリフトの横というなかなかに隔絶された場所。なんか嫌な予感がするぞ・・・


うーん、これはw

今こうして写真で見るとなんてことない部屋ですが、他の部屋から隔離されてるかつ僕が入るまで施錠されていたこと、なによりこの半地下感ある部屋は恐怖を与えるのに十分です。


まぁコロナとパラノーマル・アクティビティのどちらが怖いかと言われたら・・・今はコロナかな。


部屋は怖いので、馬鹿広いコモンスペースでブログを書きながら休憩します。

やや空気は淀んでいるものの、ソーシャルディスタンスを保てるので快適です。


気分転換にレセプション前のコモンスペースに移動しました。


日本のゲストハウスでは絶対にやりませんが、生前の夏油のような格好でソファに寝そべるこの退廃的な感じが堪らないのです。


十分に休んで体力を回復させたところで、夕食を食べに外出します。


今日は絶対に汁麺を食べたいのです。
連日の暴食で荒廃した胃腸を復活させるには、醤油風味の温かなスープを飲む以外にありえません。


こちらはニュージーのコンビニチェーン。

名前の通り24時間営業、夜行バスでの移動中の休憩スポットになるなど便利ですが、水の値段がスーパーの4倍するなど普段使いするには難があります。


宿の近くにはCuba Streetをはじめとする目利き通りが集まっており大変賑やかです。


こんな感じのオブジェもあちこちにあり、お店も多く、ただ歩いてるだけでも楽しい。


いちいち建物がお洒落です。

こちらは公衆トイレかと思いましたが、近づいて見たらバーのような感じの店でした。


どこで食べましょうかね〜


熱気ムンムンの香港料理屋やマレーシア料理の店にも惹かれたものの、ここは初志貫徹でベトナム料理屋に入ります。


フォーうめぇぇぇぇぇ!!!

出汁の効いたスープにクリスピーなローストポーク、最高です!旨すぎる!


改めて、日本人は定期的に出汁を摂取しないと生きていけない生物だと思いました。


そしてやはりニュージーの移民飯はレベルが高い!

バーガーやフィッシュアンドチップスとそこまで値段が変わらず、量もあるので大変お得感があります。


高尚な美というよりは男の心をくすぐるような、そんな感じのアートが多くて楽しいです。


海外のポスターや看板って、見るだけで楽しくなってきます。特に空港から街に向かう途中、幹線道路で地元ブランドの広告を見ると、そのデザインやモデルの肌の色、文字や全体的なセンスでその国を感じることができてテンション上がります。


一日バスに乗って疲れたので、そろそろホステルに戻りたいと思います。


帰宅途中、宿の近くのコンビニに立ち寄って水を購入しました。店員さんは中東系の方でした。


ニュージーは水道水が飲めるので、今回の旅はちょっと節約意識が希薄になってしまいましたね。

水だけで一万くらい使ったのは旅人としてどうなんだろうか・・・


宿ではコモンスペースでネットをしながら猫を撫でたり、ベトナムの旅人と談笑したりして楽しく過ごしました。これぞバックパッカー宿です。


次回の旅行記から、ウェリントンでの観光の様子を紹介していきます。お楽しみに。


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