【旅行記】2022夏ニュージーランド3-2 タウポミュージアムを見学する

観光案内所の近くにあるTaupo Museam and Art Galleryを見学します。

入場料は5NZD。
地味にWi-Fiも使えてありがたいです。


写真NGなので中の写真はありませんが、マオリの儀式に使うような品々が並んでいました。


著作権の関係か、マオリ関係の展示はどの博物館でも基本的に撮影NGだったと思います。


メインの部屋では、タウポの歴史や自然についての展示が並んでいます。

ボリュームはそれなりです。


タウポ湖に生息している魚や猛禽類


開拓の様子です。

元々はポリネシアン由来のマオリの土地でしたから、現在の形としてのニュージーランドの歴史はそこまで長くありません。
(ヨーロピアン移民が本格的にニュージーに渡ったのは今から200年ほど前)


この辺はオーストラリアと似ていますね。

現在、ニュージーランドには文化も肌も異なる様々なバックグラウンドの人種が暮らしていますが、この開拓者としてのスピリッツが根底にあることは間違いありません。


木を切り出して運搬する様子を分かりやすく解説しているジオラマです。


マオリが治める、言うなれば未開の大地をこのように開拓していったとは、頭が下がる思い。


一方、ニュージーの歴史は移民の軌跡であると同時に、自然破壊の歴史でもありました。


こちらは怪鳥のモア

かつてはニュージーランドの王として君臨していた3m超えの鳥ですが、9世紀にやって来たマオリによって絶滅に追い込まれたとされます。


こんなん森で遭遇したら白目を剥いて「ぎょえーー!」と叫んでしまいそうです。

下手な恐竜よりデカいんじゃなかろうか。


時代は移ろい、今度はヨーロッパからの移民が病気や動物を持ち込みました。

大地から隔絶された環境で独自に進化を遂げた、キウイをはじめとする飛べない鳥たち。

突如現れた犬やミンクといった捕食者達になすすべもなく食い殺されたことは想像に難くありません。


これら負の歴史が今日のニュージーランドにおける徹底的な環境保護の動きに繋がる訳ですが、それについては次の町・ウェリントンで学ぶことになります。


他にも往年のタウポの暮らしを再現したコーナーがあり、小ぢんまりながらも展示の幅は広いです。

撮影は禁止ですが、他にマオリに関わるオブジェなどが並んでいる部屋もありました。


めちゃくちゃレトロ。
ワールドバザールに飾ってありそうです。


僕はいつになったら黒髪の乙女とディズニーランド見物に行けるのでしょうか。


往年のアーケードゲーム!

こういうレトロなの大好きです!


博物館見学後はi-site(ニュージーランドの観光案内所で、各町にある)で情報収集。


実はオークランドのハカロッジに地球の歩き方を忘れてきてしまったので、ここでハイキングのルートや見どころなどをヒアリングしました。


なお、このハイキングではニュージーランドで一番多くの観光客が集まるという滝を目指しますが、なんと休日は町と滝を結ぶバスはありません。

これからタウポに行く方はご注意くださいね。


平日なら、行きはバスで帰りはハイキングというムーブができるので、タウポ観光は平日がおすすめです。


ランチはグーグルマップの評価が鬼のように高いインド料理屋でバターチキンカレーを注文。

旨いことには旨いですが、とにかく甘い!!
バターチキンカレーってこんなに甘いのか!


辛いもの嫌いな学生時代の部活の後輩がマイルダー・ザン・マイルドという珍妙なオーダーをしていたのを思い出すほどの甘さ。


スーパーで水などを購入して、いよいよハイキングスタートです!


3-3につづく